2022/06/23(木) - 09:29
日本選手権より一足早く世界各国でナショナル選手権が開幕。イタリアではフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)が、オランダではバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)が、それぞれ個人TTナショナル王者に輝いている。
ツール・ド・フランス開幕を10日後に控えた6月22日、イタリアやオランダなどヨーロッパを中心とした各国でタイムトライアルナショナル選手権が行われた。
35.6kmのほぼ平坦コースで争われたイタリア男子エリートでは、40分29秒(平均時速52.762km)で駆け抜けたフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)がマティア・カッタネオ(クイックステップ・アルファヴィニル)らを抑え優勝。今年ツール初出場が決まっているガンナにとって、昨年4位のリベンジを果たす3度目(2019、20、22年)の戴冠となった。
オランダではバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)がロードを含めてもナショナル選手権で初優勝。今シーズン限りでの引退を発表し、9月の世界選手権で有終の美を狙うトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)はモレマに31秒及ばず2位に甘んじた。
この日は各国でトレック・セガフレードに所属する選手たちの活躍が男女を通して目立った。ラトビアでトムス・スクインシュが昨年に続く自身3度目の男子エリートのチャンピオンに輝くと、イタリア女子エリートではエリーザ・ロンゴボルギーニが3年連続6回目の優勝。また現世界選手権TT王者かつロード欧州王者のエレン・ファンダイクは自身5度目のオランダ女子エリートTT王者の座を射止めている。
その他にもエストニアでレイン・タラマエ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が、カザフスタンはユリー・ナタロフ(アスタナカザフスタン)が、ポーランドはマチェイ・ボドナル(トタルエネルジー)がそれぞれTTナショナルチャンピオンジャージの着用権を得ている。
ツール・ド・フランス開幕を10日後に控えた6月22日、イタリアやオランダなどヨーロッパを中心とした各国でタイムトライアルナショナル選手権が行われた。
35.6kmのほぼ平坦コースで争われたイタリア男子エリートでは、40分29秒(平均時速52.762km)で駆け抜けたフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ)がマティア・カッタネオ(クイックステップ・アルファヴィニル)らを抑え優勝。今年ツール初出場が決まっているガンナにとって、昨年4位のリベンジを果たす3度目(2019、20、22年)の戴冠となった。
オランダではバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)がロードを含めてもナショナル選手権で初優勝。今シーズン限りでの引退を発表し、9月の世界選手権で有終の美を狙うトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)はモレマに31秒及ばず2位に甘んじた。
この日は各国でトレック・セガフレードに所属する選手たちの活躍が男女を通して目立った。ラトビアでトムス・スクインシュが昨年に続く自身3度目の男子エリートのチャンピオンに輝くと、イタリア女子エリートではエリーザ・ロンゴボルギーニが3年連続6回目の優勝。また現世界選手権TT王者かつロード欧州王者のエレン・ファンダイクは自身5度目のオランダ女子エリートTT王者の座を射止めている。
その他にもエストニアでレイン・タラマエ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が、カザフスタンはユリー・ナタロフ(アスタナカザフスタン)が、ポーランドはマチェイ・ボドナル(トタルエネルジー)がそれぞれTTナショナルチャンピオンジャージの着用権を得ている。
イタリア選手権男子エリート結果(35.6km)
1位 | フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアーズ) | 40:29 |
2位 | マティア・カッタネオ(クイックステップ・アルファヴィニル) | 0:37 |
3位 | エドアルド・アッフィニ(イタリア、ユンボ・ヴィスマ) | 0:50 |
オランダ選手権男子エリート結果(29.6km)
1位 | バウケ・モレマ(トレック・セガフレード) | 33:03 |
2位 | トム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ) | 0:31 |
3位 | ダーン・ホーレ(トレック・セガフレード) | 0:33 |
ラトビア選手権男子エリート結果(34km)
1位 | トムス・スクインシュ(トレック・セガフレード) | 0:41:25 |
2位 | クリスツ・ニーランズ(イスラエル・プレミアテック) | 0:58 |
3位 | エミルス・リエピンス(トレック・セガフレード) | 1:48 |
エストニア選手権男子エリート結果(34.8km)
1位 | レイン・タラマエ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ) | 0:41:41 |
2位 | タネル・カンゲルト(バイクエクスチェンジ・ジェイコ) | |
3位 | ノーマン・ヴァフトラ(ゴースポーツ、ルーベリールメトロポール) | 1:14 |
カザフスタン選手権男子エリート結果(30km)
1位 | ユリー・ナタロフ(アスタナカザフスタン) | 0:37:46 |
2位 | イゴール・チャザン(アルマティ・サイクリングチーム) | 0:51 |
3位 | アントン・クズミン(アルマティ・サイクリングチーム) | 1:20 |
ポーランド選手権男子エリート結果(51km)
1位 | マチェイ・ボドナル(トタルエネルジー) | 1:00:18 |
2位 | カミル・グラデク(バーレーン・ヴィクトリアス) | 0:13 |
3位 | シモン・レキタ(ヴォスターATSチーム) | 1:06 |
イタリア選手権女子エリート結果(33.3km)
1位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(トレック・セガフレード) | 46:31 |
2位 | ヴィットリア・グアジーニ(FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | 0:32 |
3位 | マルタ・カヴァッリ(FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) | 1:02 |
オランダ選手権女子エリート結果(29.6km)
1位 | エレン・ファンダイク(トレック・セガフレード) | 35:55 |
2位 | リアンヌ・マークス(ユンボ・ヴィスマ) | 1:38 |
3位 | アヌースカ・コスター(ユンボ・ヴィスマ) | 1:43 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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