フィニッシュ手前のラウンドアバウトが明暗を分けたパリ〜ニース第2ステージ。集団スプリントで絶好のリードアウトを得たマックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ)が、ワールドツアー初勝利を手に入れた。

初日勝者のルーク・ランパーティ(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) photo:A.S.O.
2023年のツアー・オブ・ジャパンで活躍したルーク・ランパーティ(アメリカ)が、EFエデュケーション・イージーポストに移籍後初勝利を飾ったパリ〜ニース初日。その翌日に行われた第2ステージは、よりピュアスプリンター向きのレイアウト。序盤から中盤にかけて3つの3級山岳を越えるものの、いずれも登坂距離は1km程度と難易度は低く、ラスト70kmはフィニッシュまで平坦路が続く。
序盤に形成された逃げグループは4名。そのなかには、トタルエネルジー所属の前日も逃げたマティス・ルベール(フランス)ら2名も入った。3つのカテゴリー山岳は全てカスパー・ピーダスン(デンマーク、スーダル・クイックステップ)が先頭通過。2日連続で逃げたピーダスンは、着用する山岳賞ジャージのリード拡大に成功した。

2日連続で逃げたカスパー・ピーダスン(デンマーク、スーダル・クイックステップ) photo:A.S.O.

レース後半に単独先頭に立ったダーン・ホーレ(オランダ、デカトロンCMA CGM) photo:A.S.O.
早い段階で逃げ集団はピーダスンとルベールの2名に絞られ、スプリンターを抱えるチームが先導したメイン集団は2分以上のリードを許さない。そのため残り59km地点で先頭2名を捉え、レースは振り出しに戻る。残り33km地点では、ひと塊のプロトン内で大規模落車が発生したものの、深刻な怪我を負う選手はいなかった。
しかしこの落車によってケース・ボル(オランダ、デカトロンCMA CGM)がスプリント参加を諦めたため、チームメイトであるダーン・ホーレ(オランダ)が飛び出す。昨年のジロ・デ・イタリアでは個人タイムトライアルで区間優勝し、リドル・トレックから加入したホーレだったが、リードを30秒以上にすることはできない。後続では再び落車が発生するものの、大勢に影響はなく、残り1km地点でホーレを引き戻すと、勝負は2日連続のスプリントへ持ち込まれた。
コース幅が一時的に狭まる最後のラウンドアバウトで集団が縦長に伸び、プロトンは分断された。スーダル・クイックステップからチューダープロサイクリングへと先頭が入れ替わり、マイク・トゥーニッセン(オランダ、XDSアスタナ)のリードアウトからマックス・カンター(ドイツ)がスプリントを開始。これ以上ない絶好の位置とタイミングで踏み始めたカンターには、ローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)ら後続は敵わなかった。

スプリント勝利したマックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ) photo:CorVos

プロ3勝目を飾ったマックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ) photo:A.S.O.
プロ8年目の28歳が掴んだワールドツアー初勝利。「権威あるパリ〜ニースでステージ優勝できるなんて、夢が叶った瞬間だ。ここ数週間は体調が優れず、このレースでも自信なく入った。初日の感覚は悪かったが、今日は全てが噛み合った。マイクによる完璧なリードアウトは僕を残り200mまで運んでくれ、あとは自分の脚にあるものを出し切るだけだった」と振り返ったカンター。2024年のプロ初勝利から、これが3勝目となった。
2位はローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)、3位にはヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー、スーダル・クイックステップ)が入り、ランパーティは5位で総合リーダージャージの保持に成功している。

2023年のツアー・オブ・ジャパンで活躍したルーク・ランパーティ(アメリカ)が、EFエデュケーション・イージーポストに移籍後初勝利を飾ったパリ〜ニース初日。その翌日に行われた第2ステージは、よりピュアスプリンター向きのレイアウト。序盤から中盤にかけて3つの3級山岳を越えるものの、いずれも登坂距離は1km程度と難易度は低く、ラスト70kmはフィニッシュまで平坦路が続く。
序盤に形成された逃げグループは4名。そのなかには、トタルエネルジー所属の前日も逃げたマティス・ルベール(フランス)ら2名も入った。3つのカテゴリー山岳は全てカスパー・ピーダスン(デンマーク、スーダル・クイックステップ)が先頭通過。2日連続で逃げたピーダスンは、着用する山岳賞ジャージのリード拡大に成功した。


早い段階で逃げ集団はピーダスンとルベールの2名に絞られ、スプリンターを抱えるチームが先導したメイン集団は2分以上のリードを許さない。そのため残り59km地点で先頭2名を捉え、レースは振り出しに戻る。残り33km地点では、ひと塊のプロトン内で大規模落車が発生したものの、深刻な怪我を負う選手はいなかった。
しかしこの落車によってケース・ボル(オランダ、デカトロンCMA CGM)がスプリント参加を諦めたため、チームメイトであるダーン・ホーレ(オランダ)が飛び出す。昨年のジロ・デ・イタリアでは個人タイムトライアルで区間優勝し、リドル・トレックから加入したホーレだったが、リードを30秒以上にすることはできない。後続では再び落車が発生するものの、大勢に影響はなく、残り1km地点でホーレを引き戻すと、勝負は2日連続のスプリントへ持ち込まれた。
コース幅が一時的に狭まる最後のラウンドアバウトで集団が縦長に伸び、プロトンは分断された。スーダル・クイックステップからチューダープロサイクリングへと先頭が入れ替わり、マイク・トゥーニッセン(オランダ、XDSアスタナ)のリードアウトからマックス・カンター(ドイツ)がスプリントを開始。これ以上ない絶好の位置とタイミングで踏み始めたカンターには、ローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)ら後続は敵わなかった。


プロ8年目の28歳が掴んだワールドツアー初勝利。「権威あるパリ〜ニースでステージ優勝できるなんて、夢が叶った瞬間だ。ここ数週間は体調が優れず、このレースでも自信なく入った。初日の感覚は悪かったが、今日は全てが噛み合った。マイクによる完璧なリードアウトは僕を残り200mまで運んでくれ、あとは自分の脚にあるものを出し切るだけだった」と振り返ったカンター。2024年のプロ初勝利から、これが3勝目となった。
2位はローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)、3位にはヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー、スーダル・クイックステップ)が入り、ランパーティは5位で総合リーダージャージの保持に成功している。
パリ〜ニース2026第2ステージ結果
| 1位 | マックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ) | 4:25:07 |
| 2位 | ローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 3位 | ヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | |
| 4位 | ドリアン・ゴドン(フランス、イネオス・グレナディアーズ) | |
| 5位 | ルーク・ランパーティ(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) | |
| 6位 | リック・プルイマース(オランダ、チューダープロサイクリング) | |
| 7位 | ルイス・アスキー(イギリス、NSNサイクリングチーム) | |
| 8位 | トム・ファンアスブルック(ベルギー、NSNサイクリングチーム) | |
| 9位 | クレマン・リュソ(フランス、グルパマFDJユナイテッド) | |
| 10位 | アントニー・テュルジス(フランス、トタルエネルジー) |
個人総合成績
| 1位 | ルーク・ランパーティ(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) | 8:10:12 |
| 2位 | フィト・ブラーツ(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) | |
| 3位 | ローレンス・ピシー(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:06 |
| 4位 | ヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +0:08 |
| 5位 | オールイス・アウラール(ベネズエラ、モビスター) | |
| 6位 | フアン・アユソ(スペイン、リドル・トレック) | |
| 7位 | カスパー・ピーダスン(デンマーク、スーダル・クイックステップ) | |
| 8位 | ドリアン・ゴドン(フランス、イネオス・グレナディアーズ) | +0:12 |
| 9位 | アントニー・テュルジス(フランス、トタルエネルジー) | |
| 10位 | マイク・トゥーニッセン(オランダ、XDSアスタナ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ルーク・ランパーティ(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) |
| 山岳賞 | カスパー・ピーダスン(デンマーク、スーダル・クイックステップ) |
| ヤングライダー賞 | ルーク・ランパーティ(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト) |
| チーム総合成績 | NSNサイクリングチーム |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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