2022/05/01(日) - 16:22
眼鏡のメーカーが集まる地域として知られる福井の鯖江に拠点を構えるジゴスペック。鼻パッドを省略するという特許取得技術を活かしたスポーツ用アイウェアがAir Flyだ。スポーツサイクリングユースにも適しているAF-305CYMTを紹介しよう。
日本製の眼鏡フレームの約95%を生産する福井県。その中でも鯖江は高品質な眼鏡を日本全国だけではなく世界中へと発信するエリアとして広く知られる存在だ。今回紹介するジゴスペックも鯖江を拠点とするアイウェアメーカーだ。
ジゴスペックが展開するAirFlyは、ノーズパッドを装備しないという斬新なアイデアを採用したスポーツ用アイウェア。10年かけて開発されたノーズパッド無しの眼鏡”NEOJIN”から派生したプロダクトであり、体を動かすスポーツでも確かなホールド力を発揮するように設計が行われているという。
一般的なアイウェアがテンプルとノーズパッドを用いるのに対し、ジゴスペックはノーズパッドの代わりに頬骨にあたるサイドパッドによってアイウェアを支える。チタン製の眼鏡フレームを数多く作る鯖江の技術力を活かし、サイドパッドの内部にはチタンの芯材が加えられている。
パッドの位置は上下左右に調節することができ、ユーザー自らフィットするポジションを見つけることが可能だ。適切なポジションで着用すればライド中にずれてしまう心配も少ないという。また、チタンは耐久性にも優れているため、頻繁に調整を行っても壊れにくそうだ。
ノーズパッドを廃し、パッドを顔の側方に移設するメリットはいくつかある。一つは鼻へのストレスを解消できること。長時間のライドでアイウェアを着用し続けると、鼻の痛みが発生したことのあるサイクリストもいるだろう。その圧迫感がなくなるため、鼻に跡が残らず、快適に過ごせることがメリットだ。日焼け止めクリームやメイクが鼻パッドによって落ちる心配もない。
鼻汗や雨水でアイウェアが滑り落ちる心配も少ないこともポイント。視界への不安を取り除くことはライド中の安心にもつながり、アイウェアがスリップしないことは安全にも寄与してくれるはずだ。鼻パッドが視界に入ることもないため、広い視野を得られることもまたメリットの一つ。
また、鼻パッドによって風の流れが遮られず、アイウェアの内側にも風が流れやすいという。レンズ内側の湿った空気が滞留しないため、レンズが曇りにくなっていることもメリットだ。
フィッティング面でも鼻に依存しないことによる自由度の高さが魅力。サングラスの前後位置を変えられるため、レンズにまつ毛が当たらないポジションで着用することも可能となっている。また、鼻が低い方でもフィットさせられることもメリット。
2022年に登場したAF-305 CYMTは、近年トレンドとなっている大型レンズを採用したモデルだ。AF-305自体は既存のモデルだが、今年の新作ではシリンダーレンズ(平面レンズ)を採用することで、クリアな視界を確保していることが特徴だ。
フレームはブラックマット(レッドゴールドミラーレンズ)、レーシングホワイトマット(ディープブルーミラー)、ガンメタリック(ライトスモーク)の3種類。加えて偏光レンズ組み込みセットと調光レンズ組み込みセットも用意されている。価格は下記スペックをチェックしてもらいたい。
今回シクロワイアード編集部でもAF-305 CYMTを着用してみた。ノーズパッドの無いアイウェアは初めての体験であり、その着用感は非常に独特に感じた。まず感じるのが、鼻にアイウェアの重さがかからないことによる、想像以上の快適さ。
頬骨の横にあたるパッドは自由に調整することができるため、きつめにフィットさせることも、緩めにフィットさせることも可能。普段何かがあたることが少ない部位に圧力をかけるため、キツすぎるフィットにしてしまうと、その存在が気になる感覚があるのでちょうど良い塩梅を見つけるのがポイントだ。テンプルも自由に調整できるため、AirFlyを使用する方はじっくりと好みのフィッティングポジションを見つけた方が良いだろう。
編集部員の藤原は鼻が低いため、ヨーロッパブランドでは近年流行の大型レンズアイウェアをフィットさせることが難しかった。フィットするポジションを見つけてもまつ毛と頬骨の上部がレンズに触れてしまうことがしばしば。
AirFlyはレンズの前後位置も移動させられるため、まつ毛も頬骨も触れない位置でホールドできるのは非常にありがたいと感じる。一般的なアイウェアとは一線を画すAF-305 CYMTへの期待感は非常に高い。
AF-305 CYMTはなるしまフレンド神宮店(東京)、ワイズロード大阪ウェア館(大阪)、ワイズロード名古屋ウェア館(愛知)の3店舗で試着サンプルが用意されている。気になる方は3店舗に足を運び、ぜひ一度チェックしてもらいたい。
ジゴスペック AF-305 C-3CYMT
フレームカラー:ブラックマット
レンズ:レッドゴールドミラー
価格:22,000円(税込)
ジゴスペック AF-305 C-5CYMT
フレームカラー:レーシングホワイトマット
レンズ:ディープブルーミラー
価格:22,000円(税込)
ジゴスペック AF-305 C-6CYMT
フレームカラー:ガンメタリック
レンズ:ライトスモーク
価格:20,900円(税込)
ジゴスペック AF-305 CYMT 偏光レンズ組み込みセット
フレームカラー:自由選択
レンズ:オレンジゴールドミラー
価格:26,400円(税込)
ジゴスペック AF-305 CYMT 調光レンズ組み込みセット
フレームカラー:自由選択
レンズ:調光グレー
価格:28,600円(税込)
AF-305 CYMT 試着サンプル設置店
なるしまフレンド神宮店(東京都) シクロワイアードレコメンドショップ
住所:東京都渋谷区神宮前3-35-2
営業時間:12:00~19:30
定休日:水曜日
店舗ホームページ:https://www.nalsimafrend.jp/
ワイズロード大阪ウェア館(大阪府)
住所:大阪府大阪市中央区博労町2丁目4番11号
営業時間:12:00~20:00
定休日:毎月第2月曜日 (祝日除く)
店舗ホームページ:http://ysroad.co.jp/osaka-wearkan/
ワイズロード名古屋ウェア館(愛知県)
住所:愛知県名古屋市中区錦2-2-13名古屋センタービル1F
営業時間:12:00~20:00
定休日:毎週火曜日
店舗ホームページ:http://ysroad.co.jp/nagoya-wearkan/
日本製の眼鏡フレームの約95%を生産する福井県。その中でも鯖江は高品質な眼鏡を日本全国だけではなく世界中へと発信するエリアとして広く知られる存在だ。今回紹介するジゴスペックも鯖江を拠点とするアイウェアメーカーだ。
ジゴスペックが展開するAirFlyは、ノーズパッドを装備しないという斬新なアイデアを採用したスポーツ用アイウェア。10年かけて開発されたノーズパッド無しの眼鏡”NEOJIN”から派生したプロダクトであり、体を動かすスポーツでも確かなホールド力を発揮するように設計が行われているという。
一般的なアイウェアがテンプルとノーズパッドを用いるのに対し、ジゴスペックはノーズパッドの代わりに頬骨にあたるサイドパッドによってアイウェアを支える。チタン製の眼鏡フレームを数多く作る鯖江の技術力を活かし、サイドパッドの内部にはチタンの芯材が加えられている。
パッドの位置は上下左右に調節することができ、ユーザー自らフィットするポジションを見つけることが可能だ。適切なポジションで着用すればライド中にずれてしまう心配も少ないという。また、チタンは耐久性にも優れているため、頻繁に調整を行っても壊れにくそうだ。
ノーズパッドを廃し、パッドを顔の側方に移設するメリットはいくつかある。一つは鼻へのストレスを解消できること。長時間のライドでアイウェアを着用し続けると、鼻の痛みが発生したことのあるサイクリストもいるだろう。その圧迫感がなくなるため、鼻に跡が残らず、快適に過ごせることがメリットだ。日焼け止めクリームやメイクが鼻パッドによって落ちる心配もない。
鼻汗や雨水でアイウェアが滑り落ちる心配も少ないこともポイント。視界への不安を取り除くことはライド中の安心にもつながり、アイウェアがスリップしないことは安全にも寄与してくれるはずだ。鼻パッドが視界に入ることもないため、広い視野を得られることもまたメリットの一つ。
また、鼻パッドによって風の流れが遮られず、アイウェアの内側にも風が流れやすいという。レンズ内側の湿った空気が滞留しないため、レンズが曇りにくなっていることもメリットだ。
フィッティング面でも鼻に依存しないことによる自由度の高さが魅力。サングラスの前後位置を変えられるため、レンズにまつ毛が当たらないポジションで着用することも可能となっている。また、鼻が低い方でもフィットさせられることもメリット。
2022年に登場したAF-305 CYMTは、近年トレンドとなっている大型レンズを採用したモデルだ。AF-305自体は既存のモデルだが、今年の新作ではシリンダーレンズ(平面レンズ)を採用することで、クリアな視界を確保していることが特徴だ。
フレームはブラックマット(レッドゴールドミラーレンズ)、レーシングホワイトマット(ディープブルーミラー)、ガンメタリック(ライトスモーク)の3種類。加えて偏光レンズ組み込みセットと調光レンズ組み込みセットも用意されている。価格は下記スペックをチェックしてもらいたい。
今回シクロワイアード編集部でもAF-305 CYMTを着用してみた。ノーズパッドの無いアイウェアは初めての体験であり、その着用感は非常に独特に感じた。まず感じるのが、鼻にアイウェアの重さがかからないことによる、想像以上の快適さ。
頬骨の横にあたるパッドは自由に調整することができるため、きつめにフィットさせることも、緩めにフィットさせることも可能。普段何かがあたることが少ない部位に圧力をかけるため、キツすぎるフィットにしてしまうと、その存在が気になる感覚があるのでちょうど良い塩梅を見つけるのがポイントだ。テンプルも自由に調整できるため、AirFlyを使用する方はじっくりと好みのフィッティングポジションを見つけた方が良いだろう。
編集部員の藤原は鼻が低いため、ヨーロッパブランドでは近年流行の大型レンズアイウェアをフィットさせることが難しかった。フィットするポジションを見つけてもまつ毛と頬骨の上部がレンズに触れてしまうことがしばしば。
AirFlyはレンズの前後位置も移動させられるため、まつ毛も頬骨も触れない位置でホールドできるのは非常にありがたいと感じる。一般的なアイウェアとは一線を画すAF-305 CYMTへの期待感は非常に高い。
AF-305 CYMTはなるしまフレンド神宮店(東京)、ワイズロード大阪ウェア館(大阪)、ワイズロード名古屋ウェア館(愛知)の3店舗で試着サンプルが用意されている。気になる方は3店舗に足を運び、ぜひ一度チェックしてもらいたい。
ジゴスペック AF-305 C-3CYMT
フレームカラー:ブラックマット
レンズ:レッドゴールドミラー
価格:22,000円(税込)
ジゴスペック AF-305 C-5CYMT
フレームカラー:レーシングホワイトマット
レンズ:ディープブルーミラー
価格:22,000円(税込)
ジゴスペック AF-305 C-6CYMT
フレームカラー:ガンメタリック
レンズ:ライトスモーク
価格:20,900円(税込)
ジゴスペック AF-305 CYMT 偏光レンズ組み込みセット
フレームカラー:自由選択
レンズ:オレンジゴールドミラー
価格:26,400円(税込)
ジゴスペック AF-305 CYMT 調光レンズ組み込みセット
フレームカラー:自由選択
レンズ:調光グレー
価格:28,600円(税込)
AF-305 CYMT 試着サンプル設置店
なるしまフレンド神宮店(東京都) シクロワイアードレコメンドショップ
住所:東京都渋谷区神宮前3-35-2
営業時間:12:00~19:30
定休日:水曜日
店舗ホームページ:https://www.nalsimafrend.jp/
ワイズロード大阪ウェア館(大阪府)
住所:大阪府大阪市中央区博労町2丁目4番11号
営業時間:12:00~20:00
定休日:毎月第2月曜日 (祝日除く)
店舗ホームページ:http://ysroad.co.jp/osaka-wearkan/
ワイズロード名古屋ウェア館(愛知県)
住所:愛知県名古屋市中区錦2-2-13名古屋センタービル1F
営業時間:12:00~20:00
定休日:毎週火曜日
店舗ホームページ:http://ysroad.co.jp/nagoya-wearkan/
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