與那嶺恵理も出場したブラバンツペイル女子レース。昨年、写真判定で敗れたデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)が小集団から抜け出し、雪辱を晴らす勝利を掴み取った。
声援に応える世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード) photo:CorVos
昨年よりボート競技から自転車競技に転向したアンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos
男子レースと時を同じくブラバンツペイル女子レース(1.Pro)が開催された。141.2kmという距離に24ヶ所の登坂区間が詰め込まれたタフなレイアウト。コース後半から「ヘルトストラート(平均勾配4%)」や「モスケストラート(平均勾配8.9%)」といった短い登坂が詰め込まれた約20kmの周回コースが登場し、ここを3周する。
3日前にアムステルゴールドレースを制したマルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)や第1回大会覇者マリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が今週末のパリ〜ルーベのため出場を控える中、世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)やデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)が出場。與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)も強豪勢とともにスタートを切った。
アンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)やマルタ・ジャスクルスカ(ポーランド、リブレーシング・エクストラ)による単独アタックをSDワークスが潰すなか、レースが本格的に動き出したのは昨年の世界選手権にも登場したヘルトストラート(平均勾配4%)の山頂だった。
追走集団を牽引したリア・トーマス(アメリカ、トレック・セガフレード) photo:CorVos
先頭集団に入ったリアヌ・リッパート(ドイツ、チームDSM) photo:CorVos
スイス王者ジャージを着るマーレン・ローセル(SDワークス)の加速をきっかけに、SDワークスのフォレリングやニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド)を含む11名の先頭集団を作る。それをエリーザ・バルサモ(イタリア)でスプリントに持ち込みたいトレック・セガフレードなどが集団先頭で追いかけ、この日3度目のヘルトストラートで吸収に成功した。
アタックと吸収を繰り返しによって選手たちに疲労の色が見え始める中、残り28km地点からパウリーナ・ローイヤッカース(オランダ、キャニオン・スラム)が飛び出す。これに唯一フォレリングが反応し、オランダ人の2人はローテーションを組みながら最終周回に突入していった。
カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム)やマーレン・ローセル(スイス、SDワークス)がそれぞれ控えるため、協調が取れない追走集団。膠着状態にしびれを切らしたリアヌ・リッパート(ドイツ、チームDSM)が飛び出すものの、モスケストラート(残り10km地点)でローイヤッカースを引き離したフォレリングには届かなかった。
先鋭集団から飛び出したカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム)とデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス) photo:CorVos
独走でフィニッシュするデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス) photo:CorVos
3日前のアムステルゴールドレースを2位、昨年大会は写真判定の末に敗れたフォレリングが独走でフィニッシュラインに到達。満面の笑みと共にフォレリングが初勝利を飾った。
「チーム全体が(2位だったアムステルから)学び、とてもクールなレースをすることができた。いままで勇気がなく実行してこなかったソロアタックを初めて仕掛け、上手くいった。調子が良く、チームカーにいるアンナ(ファンデルブレッヘン)の存在が力になったのだろう。次戦に向けて自信がついたよ」と、フォレリングは語っている。
ブラバンツペイル2022女子レース 表彰台 photo:CorVos


男子レースと時を同じくブラバンツペイル女子レース(1.Pro)が開催された。141.2kmという距離に24ヶ所の登坂区間が詰め込まれたタフなレイアウト。コース後半から「ヘルトストラート(平均勾配4%)」や「モスケストラート(平均勾配8.9%)」といった短い登坂が詰め込まれた約20kmの周回コースが登場し、ここを3周する。
3日前にアムステルゴールドレースを制したマルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)や第1回大会覇者マリアンヌ・フォス(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が今週末のパリ〜ルーベのため出場を控える中、世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)やデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)が出場。與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)も強豪勢とともにスタートを切った。
アンバー・クラーク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)やマルタ・ジャスクルスカ(ポーランド、リブレーシング・エクストラ)による単独アタックをSDワークスが潰すなか、レースが本格的に動き出したのは昨年の世界選手権にも登場したヘルトストラート(平均勾配4%)の山頂だった。


スイス王者ジャージを着るマーレン・ローセル(SDワークス)の加速をきっかけに、SDワークスのフォレリングやニアム・フィッシャーブラック(ニュージーランド)を含む11名の先頭集団を作る。それをエリーザ・バルサモ(イタリア)でスプリントに持ち込みたいトレック・セガフレードなどが集団先頭で追いかけ、この日3度目のヘルトストラートで吸収に成功した。
アタックと吸収を繰り返しによって選手たちに疲労の色が見え始める中、残り28km地点からパウリーナ・ローイヤッカース(オランダ、キャニオン・スラム)が飛び出す。これに唯一フォレリングが反応し、オランダ人の2人はローテーションを組みながら最終周回に突入していった。
カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム)やマーレン・ローセル(スイス、SDワークス)がそれぞれ控えるため、協調が取れない追走集団。膠着状態にしびれを切らしたリアヌ・リッパート(ドイツ、チームDSM)が飛び出すものの、モスケストラート(残り10km地点)でローイヤッカースを引き離したフォレリングには届かなかった。


3日前のアムステルゴールドレースを2位、昨年大会は写真判定の末に敗れたフォレリングが独走でフィニッシュラインに到達。満面の笑みと共にフォレリングが初勝利を飾った。
「チーム全体が(2位だったアムステルから)学び、とてもクールなレースをすることができた。いままで勇気がなく実行してこなかったソロアタックを初めて仕掛け、上手くいった。調子が良く、チームカーにいるアンナ(ファンデルブレッヘン)の存在が力になったのだろう。次戦に向けて自信がついたよ」と、フォレリングは語っている。

ブラバンツペイル2022女子レース結果
1位 | デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス) | 3:38:00 |
2位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム) | 0:22 |
3位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、チームDSM) | |
4位 | マーレン・ローセル(スイス、SDワークス) | 0:27 |
5位 | ジュリエット・ラブー(フランス、チームDSM) | 0:44 |
6位 | パウリーナ・ローイヤッカース(オランダ、キャニオン・スラム) | 0:58 |
7位 | シルヴィア・ペルシコ(イタリア、ヴァルカー・トラベル&サービス) | 1:02 |
8位 | アシュリー・モールマン(南アフリカ、SDワークス) | |
9位 | ソフィア・ベルティツォーロ(イタリア、UAEチームADQ) | |
10位 | アレクサンドラ・マンリー(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) | |
DNF | 與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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