2022/03/09(水) - 17:00
スウェーデンのサスペンションブランド、オーリンズが新モデル「RXF34 m.2」をリリース。34mmインナーチューブの120mm/130mmトラベルでトレンドのダウンカントリー界に進出を果たす。
モトクロスのサスペンションチューニングに端を発し(1976年)、40年以上に渡りモータースポーツ界のトップサスペンションブランドとして君臨するのがスウェーデンのオーリンズだ。ここ数年でMTBに進出し、ダウンヒルやエンデューロカテゴリーに代表される下り系MTB用製品をラインナップしてきたが、今回新モデル「RXF34 m.2」で現在のトレンドである「ダウンカントリー」にいよいよ打って出る。
そもそもダウンカウントリーとは、機敏な動きを突き詰めたショートトラベルのクロスカントリー(XC)バイクのフォーマットを応用しつつ、よりタフなトレイルの下りにも対応させたバイクジャンルのこと。オーリンズの「RXF34 m.2」は高性能エアスプリングとダンパーのプラットフォームを開発・投入することで、このショートトラベル・トレイルセグメントに最適な乗り味を叶えているという。
従来オーリンズは「RXF34」をラインナップしてきたが、RXF34 m.2は大幅な軽量化(1,698g)とオフセット量の調整(44mm)など、同社が誇る最新テクノロジーをフル投入して生み出された次世代モデル。The RXF36 m.2やRXF38 m.2.に代表されるロングサスペンションの特徴はそのままに、新開発のエアスプリングとダンパーを採用し、新しいライディングスタイルに対応しているという。
最も特徴的なスペックは、トレイルに最適化された新設計ダンパー「OTX18」の採用だ。ダウンヒルフォークやトレイルフォークに搭載されるTTX18と主要コンポーネントを共有しながらもリファイン。重量は27%軽く、より速く、より滑らかなトレイルライドのために最適化され、トラクション、コントロール、重量、剛性の最適なバランスが保たれているとオーリンズはプレスリリースで胸を張る。調整面は低速コンプレッションとリバウンドを15クリック、高速コンプレッションを3クリック設定可能。幅広く細やかな調整機能で、コースとライダーのスキルやスタイルに合わせて最適なセッティングを実現する。
そのダンパーと組み合わせられるのは、ポジティブ・エアーチャンバーとセルフアジャストのネガティブ・エアーチャンバーを備えた頑丈かつ軽量なエアスプリングだ。こちらもオーリンズ独自のボリュームスペーサーシステムによって、ライダーのニーズに合わせてエアースプリングカーブを調整することが可能。ネガティブ・エアーチャンバーは、しなやかな初期フィーリングと優れた小刻みなバンプ感度を実現し、トレイルでの高速走行に適した設計。34mmのインナーチューブ表面加工とシールにより、摩擦や離脱力を最小限に抑え、滑らかな走行フィールをも叶えているという。
シャーシは「Race-proven」の名の通り、ロングサスペンションモデルの剛性を活かしつつ、軽量トレイルライディングのために設計されたもの。クローズドエンドのアウターチューブデザインによって剛性、耐衝撃性、ロワーレッグの容積を向上させつつ、フォーク下部の空気容積を増やすことで、エアスプリングの性能を100%活かすよう配慮されている。
RXF34 m.2は120mmもしくは130mmの2バリエーションが用意され、価格は税込164,780円。国内取扱いはダイアテック。
オーリンズ RXF34 m.2
RXF34 m.2 AIR OTX18 29/44/120mm
RXF34 m.2 AIR OTX18 29/44/130mm
価格:164,780円(税込)
OTX18 trail optimized damper(トレイルに最適化されたダンパー)
15 clicks of low-speed compression adjustment
15 clicks of rebound adjustment
3 clicks of high-speed compression adjustment, climb mode in 4th position
34 mm インナーチューブ径
Wheel size: 29”
Offset: 44 mm
トラベル: 120 mm and 130 mm
フリクションを最小限に抑える フローティング・アクスル・デザイン
eMTB コンパチブル
重量: 1,698g without volume spacers
Post mount 160mm rotor size, max 203mm
適合最大タイヤ・サイズ:: 29x2.6”
Axle to crown: 541mm @ 130mm stroke
モトクロスのサスペンションチューニングに端を発し(1976年)、40年以上に渡りモータースポーツ界のトップサスペンションブランドとして君臨するのがスウェーデンのオーリンズだ。ここ数年でMTBに進出し、ダウンヒルやエンデューロカテゴリーに代表される下り系MTB用製品をラインナップしてきたが、今回新モデル「RXF34 m.2」で現在のトレンドである「ダウンカントリー」にいよいよ打って出る。
そもそもダウンカウントリーとは、機敏な動きを突き詰めたショートトラベルのクロスカントリー(XC)バイクのフォーマットを応用しつつ、よりタフなトレイルの下りにも対応させたバイクジャンルのこと。オーリンズの「RXF34 m.2」は高性能エアスプリングとダンパーのプラットフォームを開発・投入することで、このショートトラベル・トレイルセグメントに最適な乗り味を叶えているという。
従来オーリンズは「RXF34」をラインナップしてきたが、RXF34 m.2は大幅な軽量化(1,698g)とオフセット量の調整(44mm)など、同社が誇る最新テクノロジーをフル投入して生み出された次世代モデル。The RXF36 m.2やRXF38 m.2.に代表されるロングサスペンションの特徴はそのままに、新開発のエアスプリングとダンパーを採用し、新しいライディングスタイルに対応しているという。
最も特徴的なスペックは、トレイルに最適化された新設計ダンパー「OTX18」の採用だ。ダウンヒルフォークやトレイルフォークに搭載されるTTX18と主要コンポーネントを共有しながらもリファイン。重量は27%軽く、より速く、より滑らかなトレイルライドのために最適化され、トラクション、コントロール、重量、剛性の最適なバランスが保たれているとオーリンズはプレスリリースで胸を張る。調整面は低速コンプレッションとリバウンドを15クリック、高速コンプレッションを3クリック設定可能。幅広く細やかな調整機能で、コースとライダーのスキルやスタイルに合わせて最適なセッティングを実現する。
そのダンパーと組み合わせられるのは、ポジティブ・エアーチャンバーとセルフアジャストのネガティブ・エアーチャンバーを備えた頑丈かつ軽量なエアスプリングだ。こちらもオーリンズ独自のボリュームスペーサーシステムによって、ライダーのニーズに合わせてエアースプリングカーブを調整することが可能。ネガティブ・エアーチャンバーは、しなやかな初期フィーリングと優れた小刻みなバンプ感度を実現し、トレイルでの高速走行に適した設計。34mmのインナーチューブ表面加工とシールにより、摩擦や離脱力を最小限に抑え、滑らかな走行フィールをも叶えているという。
シャーシは「Race-proven」の名の通り、ロングサスペンションモデルの剛性を活かしつつ、軽量トレイルライディングのために設計されたもの。クローズドエンドのアウターチューブデザインによって剛性、耐衝撃性、ロワーレッグの容積を向上させつつ、フォーク下部の空気容積を増やすことで、エアスプリングの性能を100%活かすよう配慮されている。
RXF34 m.2は120mmもしくは130mmの2バリエーションが用意され、価格は税込164,780円。国内取扱いはダイアテック。
オーリンズ RXF34 m.2
RXF34 m.2 AIR OTX18 29/44/120mm
RXF34 m.2 AIR OTX18 29/44/130mm
価格:164,780円(税込)
OTX18 trail optimized damper(トレイルに最適化されたダンパー)
15 clicks of low-speed compression adjustment
15 clicks of rebound adjustment
3 clicks of high-speed compression adjustment, climb mode in 4th position
34 mm インナーチューブ径
Wheel size: 29”
Offset: 44 mm
トラベル: 120 mm and 130 mm
フリクションを最小限に抑える フローティング・アクスル・デザイン
eMTB コンパチブル
重量: 1,698g without volume spacers
Post mount 160mm rotor size, max 203mm
適合最大タイヤ・サイズ:: 29x2.6”
Axle to crown: 541mm @ 130mm stroke
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