2021/12/12(日) - 16:55
霞ヶ浦に面した「りんりんポート土浦」を舞台にしたシクロクロス全日本選手権で、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)を下した小坂光(宇都宮ブリッツェン)が2勝目を達成。女子レースでは渡部春雅(明治大学)が初のエリートタイトルを掴み取った。
男子エリート:織田聖を下し、小坂光が全日本2勝目
序盤に現チャンピオンの沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)がシケインでチェーンを落とし脱落するという、よもやの展開で勝負が動き出した男子エリートレース。
織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と竹之内悠(ToyoFrame)、小坂光(宇都宮ブリッツェン)の三つ巴の戦いから織田と小坂が抜け出し、得意のシケインをきっかけに織田がアタックを仕掛けるも、長い追走の末に小坂が再合流。脚の痙攣に苦しむ織田を置き去りにした小坂が、一人でフィニッシュラインを駆け抜けた。小坂にとってシクロクロス全日本選手権制覇は野辺山開催だった2017年に続く2度目だ。
女子エリート:福田咲絵との一騎打ちを渡部春雅が制す
女子エリートでは福田咲絵(AX cyclocross team)と渡部春雅(明治大学)、そして矢吹優夏(B.B.Q)が先頭パックを組んで争う形に。やがて福田と渡部の一騎打ちとなり、泥区間を味方につけた渡部が独走勝利。これまで年代別で何度も全日本チャンピオンに輝いてきた渡部だが、エリートでの優勝は自身初だ。
男子U23:起死回生のアタックで村上功太郎が勝利
U23でも鈴木来人(Team S1NEO LOUDEAC)と村上功太郎(松山大学)、そして村上裕二郎(明治大学)の三つ巴の戦いに。それまで苦しい表情を見せていた村上功太郎が、「きつかったけどここでアタックしなければ後悔する」と最終周回の勝負所を前に攻撃。混乱する2位グループを尻目に逃げ切った。
各レースの詳報は追って掲載します。
男子エリート:織田聖を下し、小坂光が全日本2勝目
序盤に現チャンピオンの沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)がシケインでチェーンを落とし脱落するという、よもやの展開で勝負が動き出した男子エリートレース。
織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と竹之内悠(ToyoFrame)、小坂光(宇都宮ブリッツェン)の三つ巴の戦いから織田と小坂が抜け出し、得意のシケインをきっかけに織田がアタックを仕掛けるも、長い追走の末に小坂が再合流。脚の痙攣に苦しむ織田を置き去りにした小坂が、一人でフィニッシュラインを駆け抜けた。小坂にとってシクロクロス全日本選手権制覇は野辺山開催だった2017年に続く2度目だ。
女子エリート:福田咲絵との一騎打ちを渡部春雅が制す
女子エリートでは福田咲絵(AX cyclocross team)と渡部春雅(明治大学)、そして矢吹優夏(B.B.Q)が先頭パックを組んで争う形に。やがて福田と渡部の一騎打ちとなり、泥区間を味方につけた渡部が独走勝利。これまで年代別で何度も全日本チャンピオンに輝いてきた渡部だが、エリートでの優勝は自身初だ。
男子U23:起死回生のアタックで村上功太郎が勝利
U23でも鈴木来人(Team S1NEO LOUDEAC)と村上功太郎(松山大学)、そして村上裕二郎(明治大学)の三つ巴の戦いに。それまで苦しい表情を見せていた村上功太郎が、「きつかったけどここでアタックしなければ後悔する」と最終周回の勝負所を前に攻撃。混乱する2位グループを尻目に逃げ切った。
各レースの詳報は追って掲載します。
男子エリート結果
1位 | 小坂光(宇都宮ブリッツェン) | 1:00:57 |
2位 | 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) | 1:01:15 |
3位 | 竹之内悠(ToyoFrame) | 1:1:17 |
女子エリート結果
1位 | 渡部春雅(明治大学) | 47:30 |
2位 | 福田咲絵(AX cyclocross team) | +0:01 |
3位 | 矢吹優夏(B.B.Q) | +0:39 |
男子U23結果
1位 | 村上功太郎(松山大学) | 50:30 |
2位 | 村上裕二郎(明治大学) | +0:01 |
3位 | 鈴木来人(Team S1NEO LOUDEAC) | +0:01 |
text:So Isobe
photo:Makoto AYANO
photo:Makoto AYANO
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