エリート男女とも新チャンピオンが誕生　沢田時と橋口陽子が初の全日本タイトル獲得

愛媛県八幡浜市・八幡浜スポーツパークで開催されたMTB全日本選手権XCO（クロスカントリー・オリンピック）。2021年のクロスカントリー全日本王者が決定した。男子は沢田時（TEAM BRIDGESTONE Cycling）、女子は橋口陽子（AX MTB team）がそれぞれ新チャンピオンに輝いた。

---

独走に持ち込み男子エリートで初優勝を飾った沢田時（TEAM BRIDGESTONE Cycling） photo:Syunsuke FUKUMITU
男子エリートでは、スタート直後から沢田、竹内遼（FUKAYA RACING）が先行し、中間地点を過ぎた4周目に入って宮津旭（PAXPROJECT）が合流。3人のパックで進むかと思われたが、その直後の急坂区間で沢田が猛プッシュ。竹内と宮津を引き離すと、そのまま独走態勢に持ち込んで逃げ切った。

男子U23で圧勝の北林力（DREAM SEEKER MTB RACING TEAM） photo:Syunsuke FUKUMITU
また、男子U23の北林力（DREAM SEEKER MTB RACING TEAM）は、エリートとの混走で後方からのスタートとなりながらも次々と選手をパスし、最終的に全体の3番手でフィニッシュ。このカテゴリーでの2連覇を達成した。

U23の川口うらら（日本体育大学）が女子全体のトップでフィニッシュ photo:Syunsuke FUKUMITU
女子エリートで初優勝の橋口陽子（AX MTB team） photo:Syunsuke FUKUMITU
複数カテゴリーの混走となった女子では、U23の川口うらら（日本体育大学）が全体のトップをとり、先日行われたXCEとXCCに次ぐ勝利。こちらもこのカテゴリーでは2連覇。4番手でフィニッシュした橋口がエリートでは1位となって、初優勝を決めた。

男女各カテゴリーの詳細は追ってお届けします。