2021/10/19(火) - 18:00
今回のツールプロバイク特集は地元フランスのプロチームであるトタルエネルジーをピックアップ。美しいメタリックブルーに彩られた、ウィリエールのFILANTEやZero SLR、そしてTTバイクのTURBINEを紹介します。
地元チームとしてツールを盛り上げたトタルエネルジー。ピエール・ラトゥール(フランス)をエースナンバーに据えてツールを戦ったフレンチチームは、昨年から使い続ける軽量モデルZero SLRを使いつつ、多くのメンバーが新作エアロロードのFILANTE SLRを駆った。
昨年はZero SLRを大半のメンバーが使用していたトタルエネルジーだが、今年は昨年発表されたばかりのエアロロードであるFILANTEの使用率が急上昇。昨年、Cento10PROを愛用していたアントニー・テュルジス(フランス)ももちろんFILANTE SLRへスイッチしている。
コンポーネントはシマノのR9170系DURA-ACE DI2で、パワーメーターも同FC-R9100-P。ロードレース、TT共にディスクブレーキ化を果たしているチームでもある。ブレーキローターは全員がXTR、そして新DURA-ACEにも採用されているRT-MT900を採用している。
ホイールは、昨年に引き続きイタリアンブランドのウルサスを採用。チームが使用するMIURAシリーズは、昨年はイタリアントリコローレに塗られていたが、今年はシンプルなグラフィックに。平坦ステージではTS47を、山岳ステージではTS37と使い分けていた。TTステージでは前輪にTC67を使用してるバイクもあれば、コリマ製と思わしき3バトンホイールを採用するバイクも見受けられた。
タイヤサプライヤーはヴィットリアに。昨年はハッチンソンを使用していたが、こちはバイクやホイールと同じイタリアンブランドへとスイッチしている。ロードバイク、TTバイクともにスキンサイドのCORSAを使用しているのもユニークなポイントだ。
サドルやバーテープはプロロゴで、ボトルとボトルケージはタックス。TTバイクのハンドル類はプロファイルデザインを使用していた。また、プーリーにはセラミックスピードのOSPWを採用している。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
地元チームとしてツールを盛り上げたトタルエネルジー。ピエール・ラトゥール(フランス)をエースナンバーに据えてツールを戦ったフレンチチームは、昨年から使い続ける軽量モデルZero SLRを使いつつ、多くのメンバーが新作エアロロードのFILANTE SLRを駆った。
昨年はZero SLRを大半のメンバーが使用していたトタルエネルジーだが、今年は昨年発表されたばかりのエアロロードであるFILANTEの使用率が急上昇。昨年、Cento10PROを愛用していたアントニー・テュルジス(フランス)ももちろんFILANTE SLRへスイッチしている。
コンポーネントはシマノのR9170系DURA-ACE DI2で、パワーメーターも同FC-R9100-P。ロードレース、TT共にディスクブレーキ化を果たしているチームでもある。ブレーキローターは全員がXTR、そして新DURA-ACEにも採用されているRT-MT900を採用している。
ホイールは、昨年に引き続きイタリアンブランドのウルサスを採用。チームが使用するMIURAシリーズは、昨年はイタリアントリコローレに塗られていたが、今年はシンプルなグラフィックに。平坦ステージではTS47を、山岳ステージではTS37と使い分けていた。TTステージでは前輪にTC67を使用してるバイクもあれば、コリマ製と思わしき3バトンホイールを採用するバイクも見受けられた。
タイヤサプライヤーはヴィットリアに。昨年はハッチンソンを使用していたが、こちはバイクやホイールと同じイタリアンブランドへとスイッチしている。ロードバイク、TTバイクともにスキンサイドのCORSAを使用しているのもユニークなポイントだ。
サドルやバーテープはプロロゴで、ボトルとボトルケージはタックス。TTバイクのハンドル類はプロファイルデザインを使用していた。また、プーリーにはセラミックスピードのOSPWを採用している。
text:Naoki Yasuoka
photo:Makoto AYANO
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