2010/06/19(土) - 12:19
2010年6月18日、第34回ルート・ドゥ・スッド(UCI2.1)がフランス南部で開催され、上りスプリントで新城幸也(Bboxブイグテレコム)が8位に。スプリンターのアシストに徹した土井雪広(スキル・シマノ)は74位で初日を終えた。
今年で開催34回目を迎えるルート・ドゥ・スッドはフランス南部を舞台にした3日間のステージレース。今年は2日目に短いロードレースと個人タイムトライアルが設定され、全4ステージで行なわれる。
昨年の大会では、別府史之(当時スキル・シマノ)が逃げに乗り、ステージ2位に入るとともに山岳賞ジャージ獲得。ここでの活躍がツール・ド・フランスのメンバー入りを決定づけたと言っていいだろう。
今年は日本から新城幸也(Bboxブイグテレコム)と土井雪広(スキル・シマノ)が出場。2人とも6月27日に広島で開催される全日本選手権に出場予定であり、特に新城はツールのメンバー入りに向けてアピールしたいところ。土井も全日本選手権に向けてこのルート・ドゥ・スッドで調子を上げるのが狙いだ。
初日の第1ステージは最後の上りスプリント勝負に持ち込まれ、地元フランスのコンチネンタルチームに所属するフロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)が勝利。新城も勝負に絡み、ステージ8位で初日を闘い終えた。
土井はスプリンターのアシストに徹し、23秒遅れのステージ74位でゴール。しばらく気管支炎の影響でリズムを崩していた土井は、自身のブログの中で「体調は悪くないことが判明しました。今日は前半からそこそこ動いて、アタックにフォローする形だったけど、パワーも落ちてないし、気管支炎のおかげで良い休養が出来たみたい。調子は悪くない。最後の山岳ポイントももがいてアタックにフォローしてそこそこ踏めているし、とっても安心しました!」とコメントしている。全日本選手権ではこの新城と土井の帰国組を中心にレースが繰り広げられるだろう。
レース展開はレース公式サイトより。
ルート・ドゥ・スッド2010第1ステージ結果
1位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)5h03'48"
2位 ジャンニ・メールスマン(ベルギー、フランセーズデジュー)
3位 アンヘル・ビシオソ(スペイン、アンダルシア・カハスール)
4位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)
5位 ステファヌ・プーリース(フランス、ソール・ソジャサン)
6位 レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コフィディス)
7位 ロマン・ハーディー(フランス、ブルターニュ・シュレー)
8位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)
9位 マチュー・ドリュジョン(フランス、ケースデパーニュ)
10位 アルテュール・ヴィショ(フランス、フランセーズデジュー)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)+23"
個人総合成績
1位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)5h03'38"
2位 ジャンニ・メールスマン(ベルギー、フランセーズデジュー)+04"
3位 アンヘル・ビシオソ(スペイン、アンダルシア・カハスール)+06"
4位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール)+07"
5位 パスクアーレ・ムート(イタリア、ミケ)+08"
6位 ロマン・ハーディー(フランス、ブルターニュ・シュレー)+09"
7位 リリアン・ジェグー(フランス、ブルターニュ・シュレー)
8位 ロベルト・チェザーロ(イタリア、ミケ)
9位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)+10"
10位 ステファヌ・プーリース(フランス、ソール・ソジャサン)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)+33"
ポイント賞
フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)
山岳賞
レミ・キュザン(フランス、コフィディス)
チーム総合成績
フランセーズデジュー
text:Kei Tsuji
photo:www.routedusud.fr
今年で開催34回目を迎えるルート・ドゥ・スッドはフランス南部を舞台にした3日間のステージレース。今年は2日目に短いロードレースと個人タイムトライアルが設定され、全4ステージで行なわれる。
昨年の大会では、別府史之(当時スキル・シマノ)が逃げに乗り、ステージ2位に入るとともに山岳賞ジャージ獲得。ここでの活躍がツール・ド・フランスのメンバー入りを決定づけたと言っていいだろう。
今年は日本から新城幸也(Bboxブイグテレコム)と土井雪広(スキル・シマノ)が出場。2人とも6月27日に広島で開催される全日本選手権に出場予定であり、特に新城はツールのメンバー入りに向けてアピールしたいところ。土井も全日本選手権に向けてこのルート・ドゥ・スッドで調子を上げるのが狙いだ。
初日の第1ステージは最後の上りスプリント勝負に持ち込まれ、地元フランスのコンチネンタルチームに所属するフロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)が勝利。新城も勝負に絡み、ステージ8位で初日を闘い終えた。
土井はスプリンターのアシストに徹し、23秒遅れのステージ74位でゴール。しばらく気管支炎の影響でリズムを崩していた土井は、自身のブログの中で「体調は悪くないことが判明しました。今日は前半からそこそこ動いて、アタックにフォローする形だったけど、パワーも落ちてないし、気管支炎のおかげで良い休養が出来たみたい。調子は悪くない。最後の山岳ポイントももがいてアタックにフォローしてそこそこ踏めているし、とっても安心しました!」とコメントしている。全日本選手権ではこの新城と土井の帰国組を中心にレースが繰り広げられるだろう。
レース展開はレース公式サイトより。
ルート・ドゥ・スッド2010第1ステージ結果
1位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)5h03'48"
2位 ジャンニ・メールスマン(ベルギー、フランセーズデジュー)
3位 アンヘル・ビシオソ(スペイン、アンダルシア・カハスール)
4位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)
5位 ステファヌ・プーリース(フランス、ソール・ソジャサン)
6位 レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コフィディス)
7位 ロマン・ハーディー(フランス、ブルターニュ・シュレー)
8位 新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)
9位 マチュー・ドリュジョン(フランス、ケースデパーニュ)
10位 アルテュール・ヴィショ(フランス、フランセーズデジュー)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)+23"
個人総合成績
1位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)5h03'38"
2位 ジャンニ・メールスマン(ベルギー、フランセーズデジュー)+04"
3位 アンヘル・ビシオソ(スペイン、アンダルシア・カハスール)+06"
4位 セドリック・ピノー(フランス、ルーベ・リール)+07"
5位 パスクアーレ・ムート(イタリア、ミケ)+08"
6位 ロマン・ハーディー(フランス、ブルターニュ・シュレー)+09"
7位 リリアン・ジェグー(フランス、ブルターニュ・シュレー)
8位 ロベルト・チェザーロ(イタリア、ミケ)
9位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)+10"
10位 ステファヌ・プーリース(フランス、ソール・ソジャサン)
74位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)+33"
ポイント賞
フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)
山岳賞
レミ・キュザン(フランス、コフィディス)
チーム総合成績
フランセーズデジュー
text:Kei Tsuji
photo:www.routedusud.fr