ツール・ド・フランスまで1週間。世界各国でロード選手権が行われ、各国のナショナルチャンピオンが決まった。ベルギーではワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)が初の、スロバキアではペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が7度目の王者に輝いた。
ベルギー:スプリントでエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)をワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)が下す (c)CorVos
ベルギー:初のロードタイトルを射止めたワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ) (c)CorVos
221.3kmで開催されたベルギー選手権を制したのは、アムステルゴールドレース以降2ヶ月に渡る調整を行ってきたワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)。終盤共に逃げたレムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)とエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)をスプリント勝負で下し、ロードでは自身初となるチャンピオンジャージを獲得した。
「ベルギーチャンピオンジャージはプロトンの中で最も美しいジャージの一つ。昨年TTで手に入れたけれど、もちろんロードでも欲していた。今月亡くした友人に捧げたいと思っていたんだ。これまで何度も選手権に出場していたけれど。今日は良い逃げに乗ることができた。スタート時点では不安を抱えていたけれど、ツールに向けて良い弾みを付けることができて嬉しい。コースは厳しいけれど大きな自身がついた」とファンアールトは語っている。
オランダ:ティモ・ローセン(ユンボ・ヴィズマ)が勝利 (c)CorVos
イタリア:ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)が初優勝 (c)Team Bahrain Victorious
石畳登坂「コル・ドゥ・ヴァム」上にフィニッシュラインが引かれたオランダ選手権は序盤からアタックの応酬となり、終盤に逃げグループから独走に持ち込んだティモ・ローセン(ユンボ・ヴィズマ)が勝利した。ユンボ・ヴィズマにとっては2016年のディラン・フルーネウェーヘン以来となるオランダ選手権制覇となった。
2020年世界選手権の場となったイモラサーキットで開催されたイタリア選手権ではソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)が初勝利。スペインではオマール・フライレ(アスタナ・プレミアテック)が、フランスではレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が、さらにドイツではマキシミリアン・シャフマン(ボーラ・ハンスグローエ)が1年間のチャンピオンジャージ着用権を射止めている。
スペイン:オマール・フライレ(アスタナ・プレミアテック)が制す (c)Astana – Premier Tech
スロバキア:ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が7度目の優勝 (c)www.cyklistikaszc.sk
ドイツ:獲得標高3,000mの登坂レースでマキシミリアン・シャフマン(ボーラ・ハンスグローエ)勝利 (c)CorVos
カザフスタン:アスタナ・プレミアテックが表彰台を独占 (c)Astana – Premier Tech
スロベニア:マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)が独走勝利 (c)Team Bahrain Victorious
フランス:レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が独走勝利 (c)FFCyclisme
また、ロードレース大国として躍進著しいスロベニアではマテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利した。スロバキアでは圧巻のアタックで独走に持ち込んだペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が7度目のナショナルチャンピオンに。
ユンボ・ヴィズマ(ローセン、ファンアールト、フォス、年初のニュージーランド選手権でのベネット)は4名、ボーラ・ハンスグローエ(コンラッド、サガン、シャフマン)から3名の、バーレーン・ヴィクトリアス(コルブレッリ、モホリッチ)とアスタナ・プレミアテック(フライレ、フェドロフ)は2名のロードナショナルチャンピオンが生まれている。


221.3kmで開催されたベルギー選手権を制したのは、アムステルゴールドレース以降2ヶ月に渡る調整を行ってきたワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)。終盤共に逃げたレムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)とエドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)をスプリント勝負で下し、ロードでは自身初となるチャンピオンジャージを獲得した。
「ベルギーチャンピオンジャージはプロトンの中で最も美しいジャージの一つ。昨年TTで手に入れたけれど、もちろんロードでも欲していた。今月亡くした友人に捧げたいと思っていたんだ。これまで何度も選手権に出場していたけれど。今日は良い逃げに乗ることができた。スタート時点では不安を抱えていたけれど、ツールに向けて良い弾みを付けることができて嬉しい。コースは厳しいけれど大きな自身がついた」とファンアールトは語っている。


石畳登坂「コル・ドゥ・ヴァム」上にフィニッシュラインが引かれたオランダ選手権は序盤からアタックの応酬となり、終盤に逃げグループから独走に持ち込んだティモ・ローセン(ユンボ・ヴィズマ)が勝利した。ユンボ・ヴィズマにとっては2016年のディラン・フルーネウェーヘン以来となるオランダ選手権制覇となった。
2020年世界選手権の場となったイモラサーキットで開催されたイタリア選手権ではソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)が初勝利。スペインではオマール・フライレ(アスタナ・プレミアテック)が、フランスではレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が、さらにドイツではマキシミリアン・シャフマン(ボーラ・ハンスグローエ)が1年間のチャンピオンジャージ着用権を射止めている。






また、ロードレース大国として躍進著しいスロベニアではマテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利した。スロバキアでは圧巻のアタックで独走に持ち込んだペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が7度目のナショナルチャンピオンに。
ユンボ・ヴィズマ(ローセン、ファンアールト、フォス、年初のニュージーランド選手権でのベネット)は4名、ボーラ・ハンスグローエ(コンラッド、サガン、シャフマン)から3名の、バーレーン・ヴィクトリアス(コルブレッリ、モホリッチ)とアスタナ・プレミアテック(フライレ、フェドロフ)は2名のロードナショナルチャンピオンが生まれている。
イタリア
1位 | ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス) |
2位 | ファウスト・マスナダ(ドゥクーニンク・クイックステップ) |
3位 | サムエーレ・ゾッカラート(バルディアーニCSFファイザネ) |
オランダ
1位 | ティモ・ローセン(ユンボ・ヴィズマ) |
2位 | バックス・シュールド(メテック・ソーラーワットp/bマンテル) |
3位 | オスカル・リースベーク(アルペシン・フェニックス) |
ベルギー
1位 | ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ) |
2位 | エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード) |
3位 | レムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ) |
スペイン
1位 | オマール・フライレ(アスタナ・プレミアテック) |
2位 | ヘスス・エラダ(コフィディス) |
3位 | アレックス・アランブル(アスタナ・プレミアテック) |
フランス
1位 | レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ) |
2位 | ルディ・モラール(グルパマFDJ) |
3位 | ダミアン・トゥゼ(AG2Rシトロエン) |
ドイツ
1位 | マキシミリアン・シャフマン(ボーラ・ハンスグローエ) |
2位 | ヨナス・コッホ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ) |
3位 | ゲオルク・ツィマーマン(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ) |
スロベニア
1位 | マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス) |
2位 | ヤン・ポランツェ(UAEチームエミレーツ) |
3位 | ルカ・メスゲッツ(バイクエクスチェンジ) |
スロバキア
1位 | ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ) |
2位 | マテュス・ストーク(トップフォレックス・ATTインベストメンツ) |
3位 | ルカス・クヴィス(ドゥクラ・バンスカ・ビストリカ) |
アメリカ
1位 | ジョセフ・ロスコフ(ラリーサイクリング) |
2位 | ブレント・ブックウォルター(バイクエクスチェンジ) |
3位 | カイル・マーフィー(ラリーサイクリング) |
オーストリア
1位 | パトリック・コンラッド(ボーラ・ハンスグローエ) |
2位 | マルコ・ハラー(バーレーン・ヴィクトリアス) |
3位 | パトリック・ガンパー(ボーラ・ハンスグローエ) |
スイス
1位 | シルヴァン・ディリエ(アルペシン・フェニックス) |
2位 | シモン・ペロー(アンドローニジョカトリ・シデルメク) |
3位 | ヨハン・ヤコブス(モビスター) |
カザフスタン
1位 | エフゲニー・フェドロフ(アスタナ・プレミアテック) |
2位 | エフゲニー・ギディッチ(アスタナ・プレミアテック) |
3位 | アルチョム・ザハロフ(アスタナ・プレミアテック) |
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