2021/06/14(月) - 09:00
スペシャライズドがクロスカントリー向けマウンテンバイクタイヤをアップデート。Renegade、Fast Trak、Ground Controlという3種類のトレッドパターンが新しくなり、グリップ力と信頼性を向上させているという。
2020年の世界選手権でチャンピオンに輝いたヨルダン・サルーを迎えたスペシャライズドのMTB XCのファクトリーチーム。絶対王者を打ち破り、アルカンシェルを手にしたサルーとともに、スペシャライズドは群雄割拠の時代となったMTB XCOレースを戦っている。
チームはレーシングバイクであるEpicやホイールのRovalだけではなく、タイヤまでスペシャライズドで統一。全てのプロダクトが過酷なレースの現場からフィードバックを受けながら開発が進められ、最新のレースに求められる性能を実現している。
今回選手たちの声を集め、テストを繰り返して新たに登場したのが、Renegade、Fast Trak、Ground Controlという3つのタイヤ。ケーシングやコンパウンドは既に定評のある物を維持しつつ、ブロックパターンを刷新することでグリップ力と信頼性を向上させている。
全てのモデルにおいて、モトクロスから着想を得たブロック・イン・ブロックというノブの設計が行われている。これは高さのある内側のブロックが地面を捉えトラクションを獲得しつつ、外側のノブが内側のノブを支えることで、安定したハンドリングを実現するという。
クロスカントリーのレースで勝つために転がり抵抗を低減させたRenegadeは、固く締まった路面で軽さと反応性の良さが光るモデル。ハイスピードでのレースでのアドバンテージとあわせ、ブロック・イン・ブロックによってコーナーリングでのグリップ力も発揮してくれるため、レースで攻めた走りができるだろう。
テクニカルなコースや荒れた路面でコントロール性と速さを発揮するFast Trakは、様々なシチュエーションに対応できるモデル。登りと下りがどちらも激しいようなレースコースやトレイルライドなどで活躍してくれそうだ。
Ground Controlは今回紹介するタイヤの中で最もコントロール性に優れているモデル。マッドコンディションのレースやトレイルライドなどで安定した走りを行いたい時に最適だ。前輪にGround Control、後輪にFast TrakやRenegadeのように組み合わせることで、グリップ力と走りの軽さを両立させることができる。
RenegadeとFast TrakはS-WorksモデルとControlという2種類モデルが用意されている。S-Worksは軽量性としなやかさを求めたケーシングを採用しており、1gでも軽さを求めるレーサーにピッタリのタイヤに仕上がっている。また、コンパウンドもハイスピード走行に耐えられるT5と、岩の上でもグリップするT7という2種類を採用し、転がりの軽さとグリップ力をハイレベルで実現している。
Controlケーシングは耐パンク性能を高めつつ、軽量性を失わないように調整されていることが特徴。コンパウンドはT5が採用されており、高い耐摩耗性によって長期間に渡って使えるタイヤに仕上げられた。
対してGround Controlは、ControlケーシングとT5コンパウンドを組み合わせた1種類のみの展開だ。いずれのタイヤもチューブレスレディの"2Bliss Ready"仕様。サイズや価格等は以下のスペック欄をチェックしてもらいたい。
2020年の世界選手権でチャンピオンに輝いたヨルダン・サルーを迎えたスペシャライズドのMTB XCのファクトリーチーム。絶対王者を打ち破り、アルカンシェルを手にしたサルーとともに、スペシャライズドは群雄割拠の時代となったMTB XCOレースを戦っている。
チームはレーシングバイクであるEpicやホイールのRovalだけではなく、タイヤまでスペシャライズドで統一。全てのプロダクトが過酷なレースの現場からフィードバックを受けながら開発が進められ、最新のレースに求められる性能を実現している。
今回選手たちの声を集め、テストを繰り返して新たに登場したのが、Renegade、Fast Trak、Ground Controlという3つのタイヤ。ケーシングやコンパウンドは既に定評のある物を維持しつつ、ブロックパターンを刷新することでグリップ力と信頼性を向上させている。
全てのモデルにおいて、モトクロスから着想を得たブロック・イン・ブロックというノブの設計が行われている。これは高さのある内側のブロックが地面を捉えトラクションを獲得しつつ、外側のノブが内側のノブを支えることで、安定したハンドリングを実現するという。
クロスカントリーのレースで勝つために転がり抵抗を低減させたRenegadeは、固く締まった路面で軽さと反応性の良さが光るモデル。ハイスピードでのレースでのアドバンテージとあわせ、ブロック・イン・ブロックによってコーナーリングでのグリップ力も発揮してくれるため、レースで攻めた走りができるだろう。
テクニカルなコースや荒れた路面でコントロール性と速さを発揮するFast Trakは、様々なシチュエーションに対応できるモデル。登りと下りがどちらも激しいようなレースコースやトレイルライドなどで活躍してくれそうだ。
Ground Controlは今回紹介するタイヤの中で最もコントロール性に優れているモデル。マッドコンディションのレースやトレイルライドなどで安定した走りを行いたい時に最適だ。前輪にGround Control、後輪にFast TrakやRenegadeのように組み合わせることで、グリップ力と走りの軽さを両立させることができる。
RenegadeとFast TrakはS-WorksモデルとControlという2種類モデルが用意されている。S-Worksは軽量性としなやかさを求めたケーシングを採用しており、1gでも軽さを求めるレーサーにピッタリのタイヤに仕上がっている。また、コンパウンドもハイスピード走行に耐えられるT5と、岩の上でもグリップするT7という2種類を採用し、転がりの軽さとグリップ力をハイレベルで実現している。
Controlケーシングは耐パンク性能を高めつつ、軽量性を失わないように調整されていることが特徴。コンパウンドはT5が採用されており、高い耐摩耗性によって長期間に渡って使えるタイヤに仕上げられた。
対してGround Controlは、ControlケーシングとT5コンパウンドを組み合わせた1種類のみの展開だ。いずれのタイヤもチューブレスレディの"2Bliss Ready"仕様。サイズや価格等は以下のスペック欄をチェックしてもらいたい。
スペシャライズド XCタイヤ
モデル名 | サイズ(重量) | 税込価格 |
---|---|---|
S-WORKS RENEGADE 2BR T5_T7 TIRE | 2.2”(570g)、2.35”(590g) | 7,150円 |
RENEGADE CONTROL 2BR T5 TIRE | 2.2”(615g)、2.35”(645g) | 6,050円 |
S-WORKS FAST TRAK 2BR T5_T7 TIRE | 2.2”(575g)、2.35”(615g) | 7,150円 |
FAST TRAK CONTROL 2BR T5 TIRE | 2.2”(625g)、2.35”(670g) | 6,050円 |
GROUND CONTROL CONTROL 2BR T5 TIRE | 2.2”(800g)、2.35”(845g) | 6,050円 |
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