2021/01/23(土) - 09:50
サイクリングやトレイルランニングなどの屋外で活動する際に着用するネックゲイターやキャップなどを手掛けているスペインのアパレルブランド、バフ。保温性や吸汗速乾性など優れる生地を使用した"Original"と"ThermoNet"の2つのネックゲイターをインプレッション。
バフ ThermoNet
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自転車に乗る時にヘルメットが必要である様に、マスクやネックゲイターなど、鼻と口を覆うアイテムもライドの必需品になっている。今回はバフが手掛けるネックゲイター"Original"と"ThermoNet"をインプレッションしていく。担当するのは1年を通してレースやトレーニング、自転車通勤をしている編集部員の高木。
バフ Originalの製品説明はこちら
バフ ThermoNetの製品説明はこちら
バフ Original
まずはスタンダードモデルのOriginalからテストしていこう。早速、手にとってみると薄くて軽い印象で、感触はとても肌触りが良い。冬は乾燥肌で悩まれるサイクリストが多いと思うが、カサカサ肌が引っかかるなどの心配もなさそうだ。
全方位へ伸縮しやすく、生地の端が切りっぱなしになっていて良く伸びるため引っかかることなく、首に収まるまでとてもスムーズに着用することができた。また、シームレス構造で縫い目がなく、縫い目が当たるなどのストレスも感じないため、付け心地は非常に良い。また、顔にはカーブに合わせてピタッと隙間なく付いてくれるためフィット感が高く、ライド中にずれ落ちることは無い。
Originalはカットオフ仕様とされていることが特徴だ
実際に気温2℃の中、鼻と口、耳を覆った状態のバラクラバ仕様にして時速20km/hのサイクリングペースと30~40km/hの息が上がるようなハイペースで実走テスト。サイクリングペースでは通気性が良く呼吸しやすく、顔や首が暑くなりすぎることがなく快適であった。
また、ハイペースで走ると息が上がるが、苦しいと感じることはなく自然に呼吸できる。通気性が良くないものはネックゲイタ―内が結露したかのように湿気や汗がこもるようになるが、Originalは吸汗速乾性に優れる生地を使用していて、適度な通気性を備えている。そのおかげで、ネックゲイター内はとてもドライな状態で快適であった。
Originalは生地が非常に薄い
生地自体の密度が高く、保温性を期待させる
裏を返せば、多少の風の出入りがあるため、寒さを感じる可能性もある。そんなシチュエーションに対応できるのが、次にインプレッションをお届けするThermoNetだ。インサレーションに使われることが多いプリマロフトを素材としたThermoNetは、Originalよりも生地が厚く、糸同士の密度も高い。ひと目見ただけでも保温性の高さに期待できる作りだ。触り心地はOriginalよりもソフトで滑らかで肌に当たるとより心地よく感じる。
生地はOriginalよりは硬めだが、十分に高い伸縮性を備えているため、着脱にストレスを感じることは無い。ThermoNetは端が折り返されているため、切りっぱなしOriginalのように端がクルクルと丸まらないもの美点だ。もちろんシームレス構造のため、着用感は至って良好。
バフ ThermoNet
実走ではOriginalと同様の条件下で、バラクラバの形にして、鼻と口、耳を覆った状態で走ってみた。素材自体が暖かい上に、冷たい風が生地内側に侵入してくることがなかったため、サイクリングペースでもOriginalよりも暖かさを感じるほどだ。若干風を感じるOriginalより保護されている感が強いため、完璧に冷風から体を守りたい時はThermoNetがおすすめ。
ThermoNetの美点はハイペース走行で体温が上がった状態でも、熱がこもることによる不快さを感じにくいこと。私は暑がりのため、このような保温系アイテムの場合、ライド途中で外したくなることがあるのだが、ThermoNetの場合は問題ない。最も発熱しやすい頭部も熱や湿気でのストレスが少ない印象だ。
バフ ThermoNet
一方で、息が上がるようなハイペースで走行している時に、ThermoNetで口や鼻を覆っていると多少苦しさを感じる。生地の密度が高く、空気が通りにくいことが影響しているのだろう。ThermoNetの場合はペースに応じて付け外しするなど、使い方に一工夫が必要だ。
Originalは対応できる気温帯は広く、通気性にも優れていることが特徴。ライド通して速いペースを保つサイクリストや、顔からネックゲイターを外したくない人にはピッタリだ。ThermoNetの場合はなによりも保温性を大事にしたい人におすすめ。のんびりとしたペースでも暖かさを保ってくれるため、より寒さが厳しい地域に住んでいる方や、ゆっくりサイクリングをする方、冬場の通勤通学などに適していると思う。バフのネックゲイターをして、快適な冬のライドを楽しんでみてはいかがだろうか。
バフ Original
サイズ:約H22.3XW53
重量:約40g
素材:ポリエステル 95%、ポリウレタン 5%
価格:2,700円(税抜)~
バフ ThermoNet
サイズ:24.5×52cm
重量:45g
素材:ThermoNet
価格:3,600円(税抜)
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自転車に乗る時にヘルメットが必要である様に、マスクやネックゲイターなど、鼻と口を覆うアイテムもライドの必需品になっている。今回はバフが手掛けるネックゲイター"Original"と"ThermoNet"をインプレッションしていく。担当するのは1年を通してレースやトレーニング、自転車通勤をしている編集部員の高木。
バフ Originalの製品説明はこちら
バフ ThermoNetの製品説明はこちら
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まずはスタンダードモデルのOriginalからテストしていこう。早速、手にとってみると薄くて軽い印象で、感触はとても肌触りが良い。冬は乾燥肌で悩まれるサイクリストが多いと思うが、カサカサ肌が引っかかるなどの心配もなさそうだ。
全方位へ伸縮しやすく、生地の端が切りっぱなしになっていて良く伸びるため引っかかることなく、首に収まるまでとてもスムーズに着用することができた。また、シームレス構造で縫い目がなく、縫い目が当たるなどのストレスも感じないため、付け心地は非常に良い。また、顔にはカーブに合わせてピタッと隙間なく付いてくれるためフィット感が高く、ライド中にずれ落ちることは無い。
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実際に気温2℃の中、鼻と口、耳を覆った状態のバラクラバ仕様にして時速20km/hのサイクリングペースと30~40km/hの息が上がるようなハイペースで実走テスト。サイクリングペースでは通気性が良く呼吸しやすく、顔や首が暑くなりすぎることがなく快適であった。
また、ハイペースで走ると息が上がるが、苦しいと感じることはなく自然に呼吸できる。通気性が良くないものはネックゲイタ―内が結露したかのように湿気や汗がこもるようになるが、Originalは吸汗速乾性に優れる生地を使用していて、適度な通気性を備えている。そのおかげで、ネックゲイター内はとてもドライな状態で快適であった。
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裏を返せば、多少の風の出入りがあるため、寒さを感じる可能性もある。そんなシチュエーションに対応できるのが、次にインプレッションをお届けするThermoNetだ。インサレーションに使われることが多いプリマロフトを素材としたThermoNetは、Originalよりも生地が厚く、糸同士の密度も高い。ひと目見ただけでも保温性の高さに期待できる作りだ。触り心地はOriginalよりもソフトで滑らかで肌に当たるとより心地よく感じる。
生地はOriginalよりは硬めだが、十分に高い伸縮性を備えているため、着脱にストレスを感じることは無い。ThermoNetは端が折り返されているため、切りっぱなしOriginalのように端がクルクルと丸まらないもの美点だ。もちろんシームレス構造のため、着用感は至って良好。
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実走ではOriginalと同様の条件下で、バラクラバの形にして、鼻と口、耳を覆った状態で走ってみた。素材自体が暖かい上に、冷たい風が生地内側に侵入してくることがなかったため、サイクリングペースでもOriginalよりも暖かさを感じるほどだ。若干風を感じるOriginalより保護されている感が強いため、完璧に冷風から体を守りたい時はThermoNetがおすすめ。
ThermoNetの美点はハイペース走行で体温が上がった状態でも、熱がこもることによる不快さを感じにくいこと。私は暑がりのため、このような保温系アイテムの場合、ライド途中で外したくなることがあるのだが、ThermoNetの場合は問題ない。最も発熱しやすい頭部も熱や湿気でのストレスが少ない印象だ。
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一方で、息が上がるようなハイペースで走行している時に、ThermoNetで口や鼻を覆っていると多少苦しさを感じる。生地の密度が高く、空気が通りにくいことが影響しているのだろう。ThermoNetの場合はペースに応じて付け外しするなど、使い方に一工夫が必要だ。
Originalは対応できる気温帯は広く、通気性にも優れていることが特徴。ライド通して速いペースを保つサイクリストや、顔からネックゲイターを外したくない人にはピッタリだ。ThermoNetの場合はなによりも保温性を大事にしたい人におすすめ。のんびりとしたペースでも暖かさを保ってくれるため、より寒さが厳しい地域に住んでいる方や、ゆっくりサイクリングをする方、冬場の通勤通学などに適していると思う。バフのネックゲイターをして、快適な冬のライドを楽しんでみてはいかがだろうか。
バフ Original
サイズ:約H22.3XW53
重量:約40g
素材:ポリエステル 95%、ポリウレタン 5%
価格:2,700円(税抜)~
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サイズ:24.5×52cm
重量:45g
素材:ThermoNet
価格:3,600円(税抜)
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