2020/11/09(月) - 00:07
エントリー開始からあっという間に定員オーバーになるほど世界的な人気を誇るグラベルイベントのグラインデューロ。日本でも6月5日(土)に開催されることが決定した。舞台は信越・斑尾エリア。日本らしい山岳地帯をアメリカ式グラベルイベントで堪能してみてはいかがだろうか。
台風が迫るなか、斑尾高原スキー場をスタートするグラインデューロ 2019年大会 (c)grinduro
世界的なムーブメントとなったグラベルサイクリングのカルチャーを育んだと言っても過言ではないイベント"グラインデューロ"。アメリカ・カリフォルニアで始まったグラインデューロは、エントリー開始から数分で定員オーバーになるほどの絶大な人気を誇り、近年はアメリカを飛び出しスコットランドなどでも開催される世界的なグラベルイベントだ。
2019年には日本で初めて開催され、カリフォルニア大会同様に10分も経たないうちにエントリーは締め切りとなるほどの人気を示した。大会当日は台風と重なったためハードなコンディションのもとでの開催となったが、エントリーの半数近いサイクリストが信越・斑尾に集まり、無事故で初回大会を楽しみきった。
田園地帯を行くトレイルは日本的な農村の美しさを感じる※試走の様子 photo:Makoto.AYANO
バリー・ウィックスとカール・デッカーのプロコンビが華麗なウィリー走行を披露 photo:Makoto.AYANO
そんなグラインデューロが再び日本で開催されることが決定した。日程は6月5日(土)、舞台は第1回と同じく信越・斑尾エリア。2021年のグラインデューロはカリフォルニア、スイス、ウェールズ、オーストラリア、日本という5箇所で開催され、日本大会がワールドシリーズの初戦となる。
前回同様に非常に多くのサイクリストがエントリーすることは必至。詳しいエントリー開始日やイベント情報等の追加情報は2月を予定していること。チェックを忘れずに。
緑深い林の中のダブルトラックを走り抜ける (c)grinduro
セクターごとにタイム計測を行い、合計タイムで順位を決定する (c)grinduro
マウンテンバイクでも楽しめるオフロードイベントだ (c)grinduro
さて、ここからはグラインデューロとはどのようなイベントかを紹介していこう。
4つのセグメントでタイム計測が行われ、合計タイムで表彰が行われるレースイベント。しかし一番大切なことは"楽しむこと"。舞台となる新潟県と長野県北部をまたぐ信越エリアは、日本らしい自然豊かな山岳が広がり、シングルトラックや未舗装林道、舗装された峠道、田園地帯のグラベルロードなど様々な道が参加者を待ち構えている。
あらゆるタイプの道を走るため、遊び尽くすためのバイク選びがまず楽しみの一つとなるだろう。そして、単純に土の上を走る面白さや、様々な道を走りこなす楽しみ、日本らしい自然豊かな景観のなかを駆け抜ける気持ちよさなど、グラインデューロを楽しむ要素は盛りだくさん。
グラベルロードが活躍するセクションもあり photo:Makoto.AYANO
背丈ほどある藪の中を通っていく2019年大会 (c)grinduro
2019年大会は台風の影響もあり短縮コースとなったが、本来は午前と午後にそれぞれに走る2ループに分けられ、合計約80km走るコースが設定されていた。詳しいルートは明らかにされていないが、2021年大会も同じようなボリュームのコースが用意されると予想されるため、オフロードで長距離を走破する達成感も味わえるはずだ。
グラインデューロはライドだけではなく、前夜祭、アワードパーティーなど楽しめる催し物が盛りだくさん。参加者にはキャンプサイトが用意されているため、キャンプファイヤーを囲み仲間との団らんを楽しんだり、ライドで思い切り遊び尽くしたあとにテントで一泊することもできる。「ベストキャンパー」というキャンプを楽しんでいる参加者を表彰する企画なんてものあるようだ。また、昨年は温泉への送迎バスサービスも展開されており、汗を流してからアワードパーティーに参加できるなど、至れり尽くせり。
海外からも参加者が集まる人気イベントだ (c)grinduro
ランチは地野菜いっぱいの濃厚カレー photo:Makoto.AYANO
アワードパーティーのフードはライド後にぴったりなガッツリとした内容 (c)grinduro
大会通してグルメを楽しめることがグラインデューロの良いところ (c)grinduro
さらに、イベント当日の朝食、昼食、夕食(もちろんエイドステーションも)全て用意され、大会中は常に特別なグルメを楽しめるようになっている。昨年は昼食に地野菜のカレーが振る舞われたそうなので、2021年大会も信越ならではのグルメに舌鼓を打つことができそうだ。
会場にいる間は全てがグラインデューロで彩られ、アメリカのグラベルカルチャーの雰囲気を味わうことができるだろう。先述したように超人気イベントのため、2021年大会も瞬く間にエントリー枠は埋まってしまうだろう。気になる方は情報を追っておこう。
走り終わってのフォトサービスも嬉しい。全員ぶん撮影してくれる (c)grinduro
プロ男子クラス優勝はバリー・ウィックス(KONA COG) photo:Makoto.AYANO
シクロワイアードが参加した2019年大会のレポートは→こちら。
バイク選びのヒントや荒天の中でも楽しんだ参加者の様子が盛り込まれているため、グラインデューロに興味がある方はぜひご一読ください。
グラインデューロ 信越 ジャパン
開催日:2021年6月5日(土)
英語版サイト:https://grinduro.com
※日本サイトオープン予定
エントリー開始日および大会情報
2021年2月予定(エントリー世界同時開始)
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世界的なムーブメントとなったグラベルサイクリングのカルチャーを育んだと言っても過言ではないイベント"グラインデューロ"。アメリカ・カリフォルニアで始まったグラインデューロは、エントリー開始から数分で定員オーバーになるほどの絶大な人気を誇り、近年はアメリカを飛び出しスコットランドなどでも開催される世界的なグラベルイベントだ。
2019年には日本で初めて開催され、カリフォルニア大会同様に10分も経たないうちにエントリーは締め切りとなるほどの人気を示した。大会当日は台風と重なったためハードなコンディションのもとでの開催となったが、エントリーの半数近いサイクリストが信越・斑尾に集まり、無事故で初回大会を楽しみきった。
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そんなグラインデューロが再び日本で開催されることが決定した。日程は6月5日(土)、舞台は第1回と同じく信越・斑尾エリア。2021年のグラインデューロはカリフォルニア、スイス、ウェールズ、オーストラリア、日本という5箇所で開催され、日本大会がワールドシリーズの初戦となる。
前回同様に非常に多くのサイクリストがエントリーすることは必至。詳しいエントリー開始日やイベント情報等の追加情報は2月を予定していること。チェックを忘れずに。
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さて、ここからはグラインデューロとはどのようなイベントかを紹介していこう。
4つのセグメントでタイム計測が行われ、合計タイムで表彰が行われるレースイベント。しかし一番大切なことは"楽しむこと"。舞台となる新潟県と長野県北部をまたぐ信越エリアは、日本らしい自然豊かな山岳が広がり、シングルトラックや未舗装林道、舗装された峠道、田園地帯のグラベルロードなど様々な道が参加者を待ち構えている。
あらゆるタイプの道を走るため、遊び尽くすためのバイク選びがまず楽しみの一つとなるだろう。そして、単純に土の上を走る面白さや、様々な道を走りこなす楽しみ、日本らしい自然豊かな景観のなかを駆け抜ける気持ちよさなど、グラインデューロを楽しむ要素は盛りだくさん。
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2019年大会は台風の影響もあり短縮コースとなったが、本来は午前と午後にそれぞれに走る2ループに分けられ、合計約80km走るコースが設定されていた。詳しいルートは明らかにされていないが、2021年大会も同じようなボリュームのコースが用意されると予想されるため、オフロードで長距離を走破する達成感も味わえるはずだ。
グラインデューロはライドだけではなく、前夜祭、アワードパーティーなど楽しめる催し物が盛りだくさん。参加者にはキャンプサイトが用意されているため、キャンプファイヤーを囲み仲間との団らんを楽しんだり、ライドで思い切り遊び尽くしたあとにテントで一泊することもできる。「ベストキャンパー」というキャンプを楽しんでいる参加者を表彰する企画なんてものあるようだ。また、昨年は温泉への送迎バスサービスも展開されており、汗を流してからアワードパーティーに参加できるなど、至れり尽くせり。
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さらに、イベント当日の朝食、昼食、夕食(もちろんエイドステーションも)全て用意され、大会中は常に特別なグルメを楽しめるようになっている。昨年は昼食に地野菜のカレーが振る舞われたそうなので、2021年大会も信越ならではのグルメに舌鼓を打つことができそうだ。
会場にいる間は全てがグラインデューロで彩られ、アメリカのグラベルカルチャーの雰囲気を味わうことができるだろう。先述したように超人気イベントのため、2021年大会も瞬く間にエントリー枠は埋まってしまうだろう。気になる方は情報を追っておこう。
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シクロワイアードが参加した2019年大会のレポートは→こちら。
バイク選びのヒントや荒天の中でも楽しんだ参加者の様子が盛り込まれているため、グラインデューロに興味がある方はぜひご一読ください。
グラインデューロ 信越 ジャパン
開催日:2021年6月5日(土)
英語版サイト:https://grinduro.com
※日本サイトオープン予定
エントリー開始日および大会情報
2021年2月予定(エントリー世界同時開始)
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