2020/11/04(水) - 11:57
「もっと苦しむかと思っていた」と語るのは再びマイヨロホに袖を通したログリッチ。1秒差で惜しくも敗れたバルタや、タイムロスを最小限に食い止めることができたカラパス、表彰台を引き寄せる走りを見せたカーシーなどのコメントを紹介します。
ステージ優勝&マイヨロホ&ポイント賞 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
ついにタイムトライアルで再びの勝利を上げることができた。(前回TTで勝利したのが)随分前のことに感じる。今日は自分に強さを感じた。もっと苦しむかと思っていたので(調子が良く)意外だった。多くの人は僕が簡単にタイムを稼ぐのだと思っていただろうが、タイムトライアルは全員に平等な機会が与えられる。(ポーカーの)フルハウスは常に最高の手札ではないことをみんな知っているだろう。幸運にも今日は脚が良く、いいタイムトライアルができた。いまは集中して、最後まで戦い続けなければならない。
ステージ2位 ウィリアム・バルタ(アメリカ、CCCチーム)
昨日「ステージ2位という結果は嬉しいか」と聞かれていたら、恍惚な表情で喜んでいただろう。しかしたった1秒差での2位は少し残念に思う。だが全体的に自分の走りに満足しているし、あれ以上の走りはできなかっただろう。
このタイムトライアルについてマルコ(ピノッティ監督)とパワーやペーシングについてかなり話し合っていたんだ。特に序盤の平坦区間については、向かい風がありペダルを踏む力を緩める場所がなかったので難しかった。最後の登りはまるで壁のようだった。だからそこまでの1kmほど少し力を抑える必要があった。実際に最後の数kmは強烈だったよ。
僕にとってレース最大の目標がこのタイムトライアルだった。本当に楽しみにしていたんだ。優勝できれば最高だったけど自分の走りには満足している。1回目の休息日明けの2日間はあまり調子が良くなかったが、徐々に良くなってきて、今日は自分の力を発揮することができた。良い2週目を送ることができ、僕たちはより良い結果を掴むためのモチベーションは高い。まだ逃げの機会は残っていると思うので、そこで良い結果を残したい。
ステージ4位&総合3位 ヒュー・カーシー(イギリス、EFプロサイクリング)
身体の調子が良く、頭も冴えわたっていた。とてもうまくいったよ。平坦区間での小さい登りで上手く脚を休ませることができた。バイク交換も完璧で、今朝3〜4回した練習した時よりもうまくいった。
良い走りができて、この結果には満足している。でも重要な日があと4日もある。引き続きマドリードまで戦い続ける。
ステージ7位&総合2位 リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)
とてもハードなタイムトライアルだったが、結果には満足している。このブエルタには総合優勝するために来たんだ。その目標は変わっていない。まだこのブエルタを勝つ可能はまだまだ多く残されている。何が起こってもおかしくないような厳しい日がまだ残っているからね。今朝、僕たちはブエルタで戦う準備を整えて挑んだんだ。そしてその戦いはこれからも続いていく。
ステージ16位&新人賞&総合5位 エンリク・マス(スペイン、モビスター)
今日の走りは最悪だった。自分のペースを掴めず、TTバイクの上でのポジションをキープすることができなかった。でもこれが自転車レースだ。良い日もあれば悪い日もある。最高のステージとはならなかったが、良い教訓となった。今日学んだことは、今後何年と僕を助けてくれるだろう。いまは明日のために休むことだけを考えている。最終週に向けて正しい戦略を見つけ、どうすれば表彰台を狙えるのかを考えていきたい。
オスカル・ゲレイロ監督(イスラエル・スタートアップネイション)
今日のタイムトライアルにおけるダニエル・マーティンの走りにはとても満足している。そしてログリッチ、カーシー、カラパスに称賛を送らなければならない。しかしダンも良くやってくれた。もう一度勝利を、そして総合順位での表彰台を目指して戦い続ける。総合3位は不可能ではない。
text:Sotaro.Arakawa
ステージ優勝&マイヨロホ&ポイント賞 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
ついにタイムトライアルで再びの勝利を上げることができた。(前回TTで勝利したのが)随分前のことに感じる。今日は自分に強さを感じた。もっと苦しむかと思っていたので(調子が良く)意外だった。多くの人は僕が簡単にタイムを稼ぐのだと思っていただろうが、タイムトライアルは全員に平等な機会が与えられる。(ポーカーの)フルハウスは常に最高の手札ではないことをみんな知っているだろう。幸運にも今日は脚が良く、いいタイムトライアルができた。いまは集中して、最後まで戦い続けなければならない。
ステージ2位 ウィリアム・バルタ(アメリカ、CCCチーム)
昨日「ステージ2位という結果は嬉しいか」と聞かれていたら、恍惚な表情で喜んでいただろう。しかしたった1秒差での2位は少し残念に思う。だが全体的に自分の走りに満足しているし、あれ以上の走りはできなかっただろう。
このタイムトライアルについてマルコ(ピノッティ監督)とパワーやペーシングについてかなり話し合っていたんだ。特に序盤の平坦区間については、向かい風がありペダルを踏む力を緩める場所がなかったので難しかった。最後の登りはまるで壁のようだった。だからそこまでの1kmほど少し力を抑える必要があった。実際に最後の数kmは強烈だったよ。
僕にとってレース最大の目標がこのタイムトライアルだった。本当に楽しみにしていたんだ。優勝できれば最高だったけど自分の走りには満足している。1回目の休息日明けの2日間はあまり調子が良くなかったが、徐々に良くなってきて、今日は自分の力を発揮することができた。良い2週目を送ることができ、僕たちはより良い結果を掴むためのモチベーションは高い。まだ逃げの機会は残っていると思うので、そこで良い結果を残したい。
ステージ4位&総合3位 ヒュー・カーシー(イギリス、EFプロサイクリング)
身体の調子が良く、頭も冴えわたっていた。とてもうまくいったよ。平坦区間での小さい登りで上手く脚を休ませることができた。バイク交換も完璧で、今朝3〜4回した練習した時よりもうまくいった。
良い走りができて、この結果には満足している。でも重要な日があと4日もある。引き続きマドリードまで戦い続ける。
ステージ7位&総合2位 リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)
とてもハードなタイムトライアルだったが、結果には満足している。このブエルタには総合優勝するために来たんだ。その目標は変わっていない。まだこのブエルタを勝つ可能はまだまだ多く残されている。何が起こってもおかしくないような厳しい日がまだ残っているからね。今朝、僕たちはブエルタで戦う準備を整えて挑んだんだ。そしてその戦いはこれからも続いていく。
ステージ16位&新人賞&総合5位 エンリク・マス(スペイン、モビスター)
今日の走りは最悪だった。自分のペースを掴めず、TTバイクの上でのポジションをキープすることができなかった。でもこれが自転車レースだ。良い日もあれば悪い日もある。最高のステージとはならなかったが、良い教訓となった。今日学んだことは、今後何年と僕を助けてくれるだろう。いまは明日のために休むことだけを考えている。最終週に向けて正しい戦略を見つけ、どうすれば表彰台を狙えるのかを考えていきたい。
オスカル・ゲレイロ監督(イスラエル・スタートアップネイション)
今日のタイムトライアルにおけるダニエル・マーティンの走りにはとても満足している。そしてログリッチ、カーシー、カラパスに称賛を送らなければならない。しかしダンも良くやってくれた。もう一度勝利を、そして総合順位での表彰台を目指して戦い続ける。総合3位は不可能ではない。
text:Sotaro.Arakawa
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