2020/11/05(木) - 18:04
様々なブランドを取り扱うミズタニ自転車が、2021年モデルの展示会を実施した。DMTの新型ミドルグレード・ロードシューズや、リドレーと同じく今年より取り扱いを開始したAEROE(エロエ)というブランドなどが一堂に会した。
2021年モデルよりベルジャンバイクブランド・リドレーの取り扱いを開始したミズタニ自転車。ローンチとして7月にリドレー単独の展示会を実施し、新モデルと展開ラインアップをお披露目していた。今回ミズタニ自転車が開いた展示会は、リドレー含む取り扱いブランドの製品をずらりと並べた総合展示会だ。
このコロナ禍の余波が続くご時世において、販売店向けのみならずユーザー向けの展示会や試乗会は中止になることが多く、製品の実物を見る機会が激減。そんな中で開催されたミズタニ展示会に足を運んだショップスタッフの声は貴重なものとなるだろう。気になる製品があれば、取扱店訪ねてみると良さそうだ。
リドレーの新モデルについてはこちらをチェックしてもらいたい。リドレーの展示会での反響については、新モデルであるfenix(発表時はfenix SLCという名称が変更されている)とKanzo A(アルミモデル)が注目を集めたという。フレームセット販売のシクロクロスバイク、X-Night Discも人気が高いとのこと。
8月下旬にミズタニ自転車のホームページでアナウンスされていた新規取り扱いブランドのAEROE(エロエ)は、今回の展示会が初お披露目の機会となった。エロエとはニュージーランドに拠点を構えるバイク用バッグブランド。2014年に立ち上げられた新進気鋭のブランド最大の特徴は、特許を取得したバッグマウントと専用のバッグだ。
2ステップで着脱できる容易なマウント方法、バッグの取付角度を変えられる仕組みとなっており、ユーザビリティに富むことが特徴だ。マウントはハンドルバー用、フォーク用、シートポスト用、ユニーバサルマウントという4種類が展開され、マウントを複数用意しておけば、バッグはどのマウントにも装着が可能となる。
バッグ自体は止水ファスナー、テープを駆使した防水仕様とされており、9L、11L、14Lという3サイズが用意されている。アウトドア用品ながら洗練された見た目のため、通勤や通学といったシチュエーションでも馴染んでくれそうだ。
また、エロエはSPIDERという名前がつけられたハンドルバー用マウントとリア用ラックを展開している。このシリーズは、独自のクイックリリースマウントシステムのバッグにこだわらず、あらゆるドライバッグを載せられるマウントとなっている。いずれもアーレンキーで固定するシステムを採用しており、非常に優れたホールド力を期待できそう。
ハンドルバー用のマウントには荷物を支えるハーネスと荷物固定用のベルトが備えられている。エロエの別売ドライバッグにはベルトを通すループが設けられているため、ギアをエロエ製品で統一させればさらなる安定感を得られるだろう。
リア用ラックはダボ穴がなくてもシートステーに固定できるシステムが採用されているため、フルサスMTBでも使用できることが特徴。ドライバッグなど様々な荷物を積載できるユニバーサルマウントが付属。もちろん独自のクイックリリースマウントシステムのユニバーサルマウントを使用することも可能だ。最大3つのクレードルを装着することができ、最大積載容量12kgに対応する。
SPIDERのリア用ラックは取り付けられる自転車の種類を選ばず、マウント次第で拡張することが可能なことが魅力。グラベルバイクやMTBで荷物を運びたい時、クロスバイクで通勤通学したい時など、活躍の場は幅広いはず。
ミズタニ自転車が取り扱うブランドの中にはTWO FISHというマウント専門ブランドもある。こちらからリリースされているQuick Cage Adapterは、ダボ穴が用意されていないフォークやサスペンションなどに装着できるボトルケージ規格の台座。キャンプツーリングなどで持ち運びたい大容量ボトルなどをフォークへのマウントを可能としてくれる。通常モデルは2ボルト式だが、3ボルト×2ベルトのモデルも用意されており、より強固なホールド力を得たい時はこちらを選ぶと良さそうだ。
アメリカのコンポーネントブランド、トムソンからは様々な新製品が登場している。ドロッパーシートポストはインナーチューブが黒色となり引き締まったルックスとなった"COVERT BLACK"に27.2mm径/60mmトラベルというグラベルバイク向けモデルが登場していることがトピック。ケーブルも内装式とされており、ロードバイクのような見た目のグラベルバイクでも洗練された見た目で組み上げられるだろう。
グラベルバイク向けコンポーネントとしてはカーボンハンドルバーもラインアップに加えられている。グラベル向けという理由は、ドロップ部が25°フレアする設計にある。ハンドルの中にケーブルを内装できるポートが設けられていることも特徴だ。
また、トムソンの代名詞とも言えるMasterpieceシートポストにカーボンモデルとチタンモデルが登場する。アルミモデルがやぐらまで削り出しとされているのと同様に、2種の新モデルもやぐらも一体成型とされている。クランプ部にはチタン素材を用いることで、カーボンモデルでは27.2mm径で179gという重量を達成している。
イタリアンシューズブランドのDMTは2021モデルで、ニット製アッパーのミドルグレードKR4をリリースする。DMTのニットアッパーロードシューズと言えばフラッグシップのKR1を頂点とし、SH1とKR3という2モデルがラインアップされていた。いずれのシューズもカーボンソールが与えられ、トップモデルに近い立ち位置であった。
今回登場するKR4はナイロンソールを採用することで、程よい剛性感で幅広いサイクリストにフィットするシューズに仕上げられたことがポイント。KR3の直系モデルとして、強化コーティングが施されたニットアッパー、BOAダイヤル1つという仕様が継承されている。ニットアッパーを数多く用意するDMTのラインアップの中でも最も身近な存在となるだろう。
またDMTはTK1とFK1というニットアッパーのオフロードシューズを用意する。TK1はSPDクリートを装着できるビブラムソールを採用したモデルであり、押し歩き区間などでも高いグリップ力を発揮してくれることが特徴だ。クリートの装着場所にカバーをすることもできるため、フラットペダルでも使用可能。
FK1はミシュランのOCXコンパウンドを採用したフラットペダル専用モデル。波打つトレッドパターンによって優れたグリップと耐久性を実現している。爪先部分も補強されているため、引っかき傷などもつきにくい仕様だ。
コンチネンタルからはグラベル向けタイヤ"TERRA SPEED"のタンカラーモデルがリリースされるというアナウンスもされた。ブラックチリコンパウンドを採用するトレッドは低く小さなノブが整列させられたパターンとされており、オンロードでの転がり抵抗低減をねらっている。タンカラーとされても耐パンクのプロテクションテクノロジーが用いられているため、グラベルでも安心して使えるだろう。
非常に多くのブランドと製品を取り扱うミズタニ自転車。ここからはフォトダイジェストでお送りしよう。
2021年モデルよりベルジャンバイクブランド・リドレーの取り扱いを開始したミズタニ自転車。ローンチとして7月にリドレー単独の展示会を実施し、新モデルと展開ラインアップをお披露目していた。今回ミズタニ自転車が開いた展示会は、リドレー含む取り扱いブランドの製品をずらりと並べた総合展示会だ。
このコロナ禍の余波が続くご時世において、販売店向けのみならずユーザー向けの展示会や試乗会は中止になることが多く、製品の実物を見る機会が激減。そんな中で開催されたミズタニ展示会に足を運んだショップスタッフの声は貴重なものとなるだろう。気になる製品があれば、取扱店訪ねてみると良さそうだ。
リドレーの新モデルについてはこちらをチェックしてもらいたい。リドレーの展示会での反響については、新モデルであるfenix(発表時はfenix SLCという名称が変更されている)とKanzo A(アルミモデル)が注目を集めたという。フレームセット販売のシクロクロスバイク、X-Night Discも人気が高いとのこと。
8月下旬にミズタニ自転車のホームページでアナウンスされていた新規取り扱いブランドのAEROE(エロエ)は、今回の展示会が初お披露目の機会となった。エロエとはニュージーランドに拠点を構えるバイク用バッグブランド。2014年に立ち上げられた新進気鋭のブランド最大の特徴は、特許を取得したバッグマウントと専用のバッグだ。
2ステップで着脱できる容易なマウント方法、バッグの取付角度を変えられる仕組みとなっており、ユーザビリティに富むことが特徴だ。マウントはハンドルバー用、フォーク用、シートポスト用、ユニーバサルマウントという4種類が展開され、マウントを複数用意しておけば、バッグはどのマウントにも装着が可能となる。
バッグ自体は止水ファスナー、テープを駆使した防水仕様とされており、9L、11L、14Lという3サイズが用意されている。アウトドア用品ながら洗練された見た目のため、通勤や通学といったシチュエーションでも馴染んでくれそうだ。
また、エロエはSPIDERという名前がつけられたハンドルバー用マウントとリア用ラックを展開している。このシリーズは、独自のクイックリリースマウントシステムのバッグにこだわらず、あらゆるドライバッグを載せられるマウントとなっている。いずれもアーレンキーで固定するシステムを採用しており、非常に優れたホールド力を期待できそう。
ハンドルバー用のマウントには荷物を支えるハーネスと荷物固定用のベルトが備えられている。エロエの別売ドライバッグにはベルトを通すループが設けられているため、ギアをエロエ製品で統一させればさらなる安定感を得られるだろう。
リア用ラックはダボ穴がなくてもシートステーに固定できるシステムが採用されているため、フルサスMTBでも使用できることが特徴。ドライバッグなど様々な荷物を積載できるユニバーサルマウントが付属。もちろん独自のクイックリリースマウントシステムのユニバーサルマウントを使用することも可能だ。最大3つのクレードルを装着することができ、最大積載容量12kgに対応する。
SPIDERのリア用ラックは取り付けられる自転車の種類を選ばず、マウント次第で拡張することが可能なことが魅力。グラベルバイクやMTBで荷物を運びたい時、クロスバイクで通勤通学したい時など、活躍の場は幅広いはず。
ミズタニ自転車が取り扱うブランドの中にはTWO FISHというマウント専門ブランドもある。こちらからリリースされているQuick Cage Adapterは、ダボ穴が用意されていないフォークやサスペンションなどに装着できるボトルケージ規格の台座。キャンプツーリングなどで持ち運びたい大容量ボトルなどをフォークへのマウントを可能としてくれる。通常モデルは2ボルト式だが、3ボルト×2ベルトのモデルも用意されており、より強固なホールド力を得たい時はこちらを選ぶと良さそうだ。
アメリカのコンポーネントブランド、トムソンからは様々な新製品が登場している。ドロッパーシートポストはインナーチューブが黒色となり引き締まったルックスとなった"COVERT BLACK"に27.2mm径/60mmトラベルというグラベルバイク向けモデルが登場していることがトピック。ケーブルも内装式とされており、ロードバイクのような見た目のグラベルバイクでも洗練された見た目で組み上げられるだろう。
グラベルバイク向けコンポーネントとしてはカーボンハンドルバーもラインアップに加えられている。グラベル向けという理由は、ドロップ部が25°フレアする設計にある。ハンドルの中にケーブルを内装できるポートが設けられていることも特徴だ。
また、トムソンの代名詞とも言えるMasterpieceシートポストにカーボンモデルとチタンモデルが登場する。アルミモデルがやぐらまで削り出しとされているのと同様に、2種の新モデルもやぐらも一体成型とされている。クランプ部にはチタン素材を用いることで、カーボンモデルでは27.2mm径で179gという重量を達成している。
イタリアンシューズブランドのDMTは2021モデルで、ニット製アッパーのミドルグレードKR4をリリースする。DMTのニットアッパーロードシューズと言えばフラッグシップのKR1を頂点とし、SH1とKR3という2モデルがラインアップされていた。いずれのシューズもカーボンソールが与えられ、トップモデルに近い立ち位置であった。
今回登場するKR4はナイロンソールを採用することで、程よい剛性感で幅広いサイクリストにフィットするシューズに仕上げられたことがポイント。KR3の直系モデルとして、強化コーティングが施されたニットアッパー、BOAダイヤル1つという仕様が継承されている。ニットアッパーを数多く用意するDMTのラインアップの中でも最も身近な存在となるだろう。
またDMTはTK1とFK1というニットアッパーのオフロードシューズを用意する。TK1はSPDクリートを装着できるビブラムソールを採用したモデルであり、押し歩き区間などでも高いグリップ力を発揮してくれることが特徴だ。クリートの装着場所にカバーをすることもできるため、フラットペダルでも使用可能。
FK1はミシュランのOCXコンパウンドを採用したフラットペダル専用モデル。波打つトレッドパターンによって優れたグリップと耐久性を実現している。爪先部分も補強されているため、引っかき傷などもつきにくい仕様だ。
コンチネンタルからはグラベル向けタイヤ"TERRA SPEED"のタンカラーモデルがリリースされるというアナウンスもされた。ブラックチリコンパウンドを採用するトレッドは低く小さなノブが整列させられたパターンとされており、オンロードでの転がり抵抗低減をねらっている。タンカラーとされても耐パンクのプロテクションテクノロジーが用いられているため、グラベルでも安心して使えるだろう。
非常に多くのブランドと製品を取り扱うミズタニ自転車。ここからはフォトダイジェストでお送りしよう。
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