OEMで培った技術を基にオリジナルホイールを展開しているアレックスリムが、ALX473EVOとRXD3を新デザインにお色直しする。リムブレーキ仕様で1460gのALX473EVOと、軽量なディスクブレーキモデルRXD3を紹介しよう。



アレックスリム ALX473EVOアレックスリム ALX473EVO (c)ライトウェイプロダクツジャパン
有名ブランドのOEM生産を手掛けた経験とグループ会社のアルミ加工技術を活かし、高精度な自転車用アルミリムを世に送り出すアレックスリム。素材となるアルミ合金の配合を行える技術を持ち、アレックスリム向けに開発された特殊アルミ合金「EXA」を使用した、ハイクオリティなアルミホイールを生み出している。

EXAとは熱処理を二度行うことで、通常の7000系アルミニウムよりも軽量かつ高剛性のリムを実現する素材のこと。今回紹介するリムブレーキモデル"ALX473EVO"とディスクブレーキモデル"RXD3"のどちらにもこの素材を使用し、それぞれのカテゴリーにおいて優れた軽量性を獲得している。

ALX473EVOは前後セット1460gを実現したホイールであるとともに、30mmのセミディープ、厚さ0.95mmのエアロスポークにより高い空力性能も両立。リアは2:1スポーキングを採用することで、ライダーのパワーを効率よく推進力に変換してくれる剛性を備えていることが特徴だ。非常に軽量なホイールながら47,000円(税抜)という価格も魅力なポイントとなっている。

アレックスリム RXD3アレックスリム RXD3 (c)ライトウェイプロダクツジャパン
RXD3はリム単体ではカーボンリムを凌ぐ400gという軽さを達成し、ホイールセット重量1550gに仕上がったディスクブレーキモデル。専用のキットを使用することでチューブレスタイヤも使用することができるため、シクロクロスシーンで人気が高いホイールだという。価格は52,000円(税抜)と比較的手頃で、過酷な環境下でレースを行い、複数のホイールを所有しておきたいCXにおいても重宝するはずだ。

そんな2つのホイールのデザインが2021モデルより変更される。これまでは白ロゴに、アレックスリムを象徴する水色/黄緑/オレンジのラインが大きくあしらわれていたが、新モデルではダークグレーのロゴを基本するデザインに。ラインもワンポイントにとどまり、様々なフレームデザインにマッチするホイールとなった。完成車に採用されているホイールからのアップグレードを検討している方には、アレックスリムの2モデルはおすすめだ。



アレックスリム ALX473EVO
リムタイプ:クリンチャー
ブレーキタイプ:リム
アクスルサイズ:(F)100×(R)130
対応カセット:シマノ/スラム 8/9/10/11S
参考重量:1460g
価格:47,000円(税抜)

アレックスリム RXD3
リムタイプ:クリンチャー
ブレーキタイプ:ディスク
アクスルサイズ:(F)9×00、12×100、15×100 (R)10×135、12×142
対応カセット:シマノ/スラム 8/9/10/11S
対応ディスクローター:6ボルト
参考重量:1550g
価格:52,000円(税抜)


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