2020/09/30(水) - 16:00
ヴィットリアのエントリーロードタイヤ「ZAFFIRO PRO」がモデルチェンジ。ケーシングとトレッドパターンを変更したことに加え、新しいETRTO規格に沿った作りへとアップデート。より最新のホイールとマッチした次世代タイヤへと進化している。
日常使いに最適なエントリーロードタイヤとしてラインアップされ、多くの完成車にもアセンブルされているヴィットリアの「ZAFFIRO PRO(ザフィーロプロ)」。エントリーグレードながらヴィットリアが誇るグラフェン2.0コンパウンドを採用しており、信頼性の高い性能と抜群のコストパフォーマンスを両立している。
今回フルモデルチェンジによって、第5世代となる「ZAFFIRO PRO V(ザフィーロプロ ファイブ)」へとアップデート。まず、見た目としてはトレッドパターンが変更されており、トップグレードのCORSAにインスパイアされた縦溝パターンがトレッド中央に加わった。かつショルダー部分のパターンも左右交互のデザインに刷新され、全体的によりスマートなルックスへと進化している。
グラフェン2.0コンパウンドやトレッド下の耐パンクベルトといったスペックは従来と同様。その上でケーシングが60TPIから26TPIへと変更されており、耐久性とエコノミー性をさらに高めている。同じサイズで比べると30g前後重くなったものの、400円ほど価格も下げられており、今まで以上にお財布に優しいタイヤとなった。
さらに注目すべきは最新のETRTO規格に対応したこと。タイヤとリムの標準規格であるETRTOは、ワイド化が進む昨今の事情を踏まえ今年新基準へと改定。タイヤ&ホイールメーカーがETRTOに準拠し、互いに径をキッチリ揃えることで、今まで以上に嵌め合いが良く作業性や安全性に優れたシステムを目指している。ただ、タイヤ形状を変えるには金型を作り直さなければならず、ヴィットリアとしては順次新モデル発売のタイミングで新ETRTO規格に対応していくとのことだ。
従来のETRTO規格はリム内幅15mmを基準としたタイヤ幅の表記だったが、新しい規格では内幅19mmリムが基準となる。そのため、ZAFFIRO PRO Vも700x25cであれば、19Cリム装着時に幅25mmになるよう設計されている。リム内幅が狭くなるほどタイヤ幅も細くなり、17Cリムでは約24mm、15Cリムでは約23mmの幅になってしまうため注意してほしい。新ETRTO規格に対応したヴィットリア製品には、分かりやすいようパッケージに「NEW ETRTO STANDARDS」のロゴが加わっている。
サイズ展開は25/28/30/32cの4種類で、カラーはブラックのみ。価格は2,800円(税抜)だ。
また、ケブラーではなくワイヤービードを採用した最廉価モデル「ZAFFIRO RIGID」も新ETRTO規格に対応しモデルチェンジ。ZAFFIRO PRO Vと同じく、CORSAにインスパイアされた最新のトレッドパターンに変更されている。リペア用タイヤのような位置づけであり、グラフェンコンパウンドではないものの耐摩耗性に優れ長寿命を実現している。25/28/30/32cの4サイズ展開で、価格は2,000円(税抜)だ。
ヴィットリア ZAFFIRO PRO V
タイプ:クリンチャー
コンパウンド:Graphene 2.0 (1C)
TPI:Nylon 26TPI
カラー:ブラック
サイズ:700x25c(310g)、28c(340g)、30c(385g)、32c(395g)
価格:2,800円(税抜)
ヴィットリア ZAFFIRO V RIGID
タイプ:クリンチャー
TPI:Nylon 26TPI
カラー:ブラック
サイズ:700x25c(380g)、28c(410g)、30c(460g)、32c(470g)
価格:2,000円(税抜)
日常使いに最適なエントリーロードタイヤとしてラインアップされ、多くの完成車にもアセンブルされているヴィットリアの「ZAFFIRO PRO(ザフィーロプロ)」。エントリーグレードながらヴィットリアが誇るグラフェン2.0コンパウンドを採用しており、信頼性の高い性能と抜群のコストパフォーマンスを両立している。
今回フルモデルチェンジによって、第5世代となる「ZAFFIRO PRO V(ザフィーロプロ ファイブ)」へとアップデート。まず、見た目としてはトレッドパターンが変更されており、トップグレードのCORSAにインスパイアされた縦溝パターンがトレッド中央に加わった。かつショルダー部分のパターンも左右交互のデザインに刷新され、全体的によりスマートなルックスへと進化している。
グラフェン2.0コンパウンドやトレッド下の耐パンクベルトといったスペックは従来と同様。その上でケーシングが60TPIから26TPIへと変更されており、耐久性とエコノミー性をさらに高めている。同じサイズで比べると30g前後重くなったものの、400円ほど価格も下げられており、今まで以上にお財布に優しいタイヤとなった。
さらに注目すべきは最新のETRTO規格に対応したこと。タイヤとリムの標準規格であるETRTOは、ワイド化が進む昨今の事情を踏まえ今年新基準へと改定。タイヤ&ホイールメーカーがETRTOに準拠し、互いに径をキッチリ揃えることで、今まで以上に嵌め合いが良く作業性や安全性に優れたシステムを目指している。ただ、タイヤ形状を変えるには金型を作り直さなければならず、ヴィットリアとしては順次新モデル発売のタイミングで新ETRTO規格に対応していくとのことだ。
従来のETRTO規格はリム内幅15mmを基準としたタイヤ幅の表記だったが、新しい規格では内幅19mmリムが基準となる。そのため、ZAFFIRO PRO Vも700x25cであれば、19Cリム装着時に幅25mmになるよう設計されている。リム内幅が狭くなるほどタイヤ幅も細くなり、17Cリムでは約24mm、15Cリムでは約23mmの幅になってしまうため注意してほしい。新ETRTO規格に対応したヴィットリア製品には、分かりやすいようパッケージに「NEW ETRTO STANDARDS」のロゴが加わっている。
サイズ展開は25/28/30/32cの4種類で、カラーはブラックのみ。価格は2,800円(税抜)だ。
また、ケブラーではなくワイヤービードを採用した最廉価モデル「ZAFFIRO RIGID」も新ETRTO規格に対応しモデルチェンジ。ZAFFIRO PRO Vと同じく、CORSAにインスパイアされた最新のトレッドパターンに変更されている。リペア用タイヤのような位置づけであり、グラフェンコンパウンドではないものの耐摩耗性に優れ長寿命を実現している。25/28/30/32cの4サイズ展開で、価格は2,000円(税抜)だ。
ヴィットリア ZAFFIRO PRO V
タイプ:クリンチャー
コンパウンド:Graphene 2.0 (1C)
TPI:Nylon 26TPI
カラー:ブラック
サイズ:700x25c(310g)、28c(340g)、30c(385g)、32c(395g)
価格:2,800円(税抜)
ヴィットリア ZAFFIRO V RIGID
タイプ:クリンチャー
TPI:Nylon 26TPI
カラー:ブラック
サイズ:700x25c(380g)、28c(410g)、30c(460g)、32c(470g)
価格:2,000円(税抜)
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