2020/09/24(木) - 09:48
今年、フェルトが満を持して発表したエアロロードの第3世代"AR"。今作ではプレミアムモデルのFRDグレードとレーシンググレードのAdvancedという2種類のみに絞られたフレーム展開が特徴でもあった。2021年モデルとしてAdvancedグレードのシマノ105完成車がラインアップに追加される。高性能エアロフレームが手の届きやすい価格設定となる1台だ。
フェルトのエアロロード"AR"は空力特性を追求したロードバイクの歴史を切り開いてきたモデルであった。2014年の第2世代発表後、エアロロードの開発競争は加速していき、チューブ形状の主流は翼断面からカムテールへと移り変わるなど目まぐるしい進化を遂げてきた。しかし、フェルトは6年もの間、ARのモデルチェンジを行わず、2020年に満を持して第3世代のARを発表した。
新型の開発は"ロー・ヨーアングル・セオリー"という考え方に基づいて開発が行われた。フェルトによると走行中の90%はヨー角±10°以下の風を受けているとし、その風向きで最も速く走れるバイクを目指しエアロダイナミクスの研究開発が行われた。
ゼロから開発が行われた新型ARは、砂時計型のヘッドチューブや、インテグレーテッドデザインが進められたフロントフォークとダウンチューブ周り、タイヤの形状に合わせてカットオフされたシートチューブの縁を外側に広げる"フィッシュリップ・シートチューブ"など、空力を向上させるための様々なテクノロジーが採用された。結果、前作に対し正面からの風を受けた時は9.4%の空力性能の向上を果たしている。
ARのラインアップはプレミアムグレードの「AR FRD」と、UCIプロチームのラリーサイクリングが使用する「AR Advanced」の2種類。Advancedはセカンドグレードに当たるが、プロユースモデルとして優れた性能を実現しているフレームだ。
そんなAdvancedグレードにシマノ105をコンポーネントとして据えた完成車が登場した。STIレバーはフレームサイズによって型番が異なり、最も小さい48サイズのバイクにはショートリーチのR7025が、51サイズ以上はR7020がアセンブルされている。
R7000系のシマノ105は機械式変速のみのミドルグレードコンポーネントだが、プロスペックフレームに組み込まれることでハイバリューな1台に仕上げられる。将来的にパーツをアップグレードしながら長く乗りたい方にうってつけの1台と言えるだろう。価格は448,000円(税抜)。
フェルト AR Advanced 105
フレーム:UHC Advanced + TeXtreme カーボン、機械式電動式シフト両対応
フォーク:UHC Advanced + TeXtreme カーボン、モノコックコンストラクション
ステム:Felt Sprint | UHC Advanced カーボン、-6°、ケーブル内装、48 - 51cm: 90mm、54 - 56cm: 100mm
ハンドル:Devox DBar.C0 Aero、Ø31.8mm、80mm リーチ、125mm ドロップ、48 - 54cm: 400mm、56cm: 420mm
シフター:48cm: Shimano 105 R7025 ショートリーチ、51, 54, 56cm: Shimano 105 R7020
ディレイラー:Shimano 105 FD-R7000
クランク:Shimano 105 FC-R7000、52/36T
BB:Token Ninja Lite、BB386 for Shimano (24mm)
スプロケット:Shimano 105 CS-R7000、11-30T
ブレーキ:Shimano 105 R7070、油圧式ディスク、Shimano RT70、センターロック、160/140mm
サドル:Prologo Dimension 143 T4.0
ホイール:Devox WheelRDS.A1、30mmハイト、内幅19mm、チューブレスレディ、Shimano RS470 ハブ、28h
タイヤ:Continental Grand Sport Race、700x25c
サイズ:48、51、54、56
重量:8.91kg
カラー:スターリーナイト
価格:448,000円(税抜)
フェルトのエアロロード"AR"は空力特性を追求したロードバイクの歴史を切り開いてきたモデルであった。2014年の第2世代発表後、エアロロードの開発競争は加速していき、チューブ形状の主流は翼断面からカムテールへと移り変わるなど目まぐるしい進化を遂げてきた。しかし、フェルトは6年もの間、ARのモデルチェンジを行わず、2020年に満を持して第3世代のARを発表した。
新型の開発は"ロー・ヨーアングル・セオリー"という考え方に基づいて開発が行われた。フェルトによると走行中の90%はヨー角±10°以下の風を受けているとし、その風向きで最も速く走れるバイクを目指しエアロダイナミクスの研究開発が行われた。
ゼロから開発が行われた新型ARは、砂時計型のヘッドチューブや、インテグレーテッドデザインが進められたフロントフォークとダウンチューブ周り、タイヤの形状に合わせてカットオフされたシートチューブの縁を外側に広げる"フィッシュリップ・シートチューブ"など、空力を向上させるための様々なテクノロジーが採用された。結果、前作に対し正面からの風を受けた時は9.4%の空力性能の向上を果たしている。
ARのラインアップはプレミアムグレードの「AR FRD」と、UCIプロチームのラリーサイクリングが使用する「AR Advanced」の2種類。Advancedはセカンドグレードに当たるが、プロユースモデルとして優れた性能を実現しているフレームだ。
そんなAdvancedグレードにシマノ105をコンポーネントとして据えた完成車が登場した。STIレバーはフレームサイズによって型番が異なり、最も小さい48サイズのバイクにはショートリーチのR7025が、51サイズ以上はR7020がアセンブルされている。
R7000系のシマノ105は機械式変速のみのミドルグレードコンポーネントだが、プロスペックフレームに組み込まれることでハイバリューな1台に仕上げられる。将来的にパーツをアップグレードしながら長く乗りたい方にうってつけの1台と言えるだろう。価格は448,000円(税抜)。
フェルト AR Advanced 105
フレーム:UHC Advanced + TeXtreme カーボン、機械式電動式シフト両対応
フォーク:UHC Advanced + TeXtreme カーボン、モノコックコンストラクション
ステム:Felt Sprint | UHC Advanced カーボン、-6°、ケーブル内装、48 - 51cm: 90mm、54 - 56cm: 100mm
ハンドル:Devox DBar.C0 Aero、Ø31.8mm、80mm リーチ、125mm ドロップ、48 - 54cm: 400mm、56cm: 420mm
シフター:48cm: Shimano 105 R7025 ショートリーチ、51, 54, 56cm: Shimano 105 R7020
ディレイラー:Shimano 105 FD-R7000
クランク:Shimano 105 FC-R7000、52/36T
BB:Token Ninja Lite、BB386 for Shimano (24mm)
スプロケット:Shimano 105 CS-R7000、11-30T
ブレーキ:Shimano 105 R7070、油圧式ディスク、Shimano RT70、センターロック、160/140mm
サドル:Prologo Dimension 143 T4.0
ホイール:Devox WheelRDS.A1、30mmハイト、内幅19mm、チューブレスレディ、Shimano RS470 ハブ、28h
タイヤ:Continental Grand Sport Race、700x25c
サイズ:48、51、54、56
重量:8.91kg
カラー:スターリーナイト
価格:448,000円(税抜)
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