2020/06/30(火) - 10:08
ツール・ド・フランス主催者A.S.O.とズイフトがパートナーシップを組み、7月4日から「バーチャル・ツール・ド・フランス」が開催されることとなった。エガン・ベルナル、ゲラント・トーマス、クリストファー・フルーム(チームイネオス)やマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)らスター選手が出揃うという。
A.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)によれば、バーチャル・ツール・ド・フランスの開催日は7月4日(土)&5日(日)、7月11日(土)&12日(日)、7月18日(土)&19日(日)という隔週末合計6日間。特別に用意されたオンラインコースを男女トップ選手が走るほか、一般サイクリストが参加できる6日間3ステージのエタップ・デュ・ツールも同時開催される。
ツールの名を冠した史上初のオンラインレースには、23の男子チームと16の女子チームが参加し、1時間前後でフィニッシュするようレイアウトされたコースを走る。女子がスタートした後に男子が続き、その模様は世界130ヶ国で生中継される予定だという。
参加リストに名を連ねるのは、エガン・ベルナル(コロンビア)、ゲラント・トーマス(イギリス)、クリストファー・フルーム(イギリス)といったここ5年間連続でマイヨジョーヌを獲得したチームイネオス勢を筆頭に、ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、CCCチーム)、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、アルケア・サムシック)、世界王者のマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)、ワレン・バルギル(フランス、アルケア・サムシック)、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール)といった面々。
女子レースにはTT世界王者のクロエ・ダイガート(アメリカ、トゥウェンティ20プロサイクリング)を筆頭に、アンナ・ファンデルブレッヘンとシャンタル・ブラーク(共にオランダ、ブールスドルマンス)、マリアンヌ・フォス(オランダ、CCC・リブ)、コリン・リヴェラ(アメリカ、サンウェブ)、マルタ・バスティアネッリ(イタリア、アレ・BTCリュブリャナ)といったトップ選手たち。なおオンラインレース参加を好まないペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)の名前は無い。
第1、2ステージは「ワトピア」で開催されるが、グランデパール(開幕)を予定しているニースにインスピレーションを受けたビジュアルを追加。第3、4、5ステージはバーチャル・ツール・ド・フランス用の新規コースを使い、クイーンステージとなる第5ステージはモンヴァントゥーの南面にある標高1,417mのシャレー・レイナールを目指して駆け上がる。最終第6ステージはシャンゼリゼ。凱旋門の前でフィニッシュを迎える。
またマイヨジョーヌやマイヨアポワなど特別賞ジャージも設定されるが、バーチャル・ツール・ド・フランスではマイヨジョーヌとマイヨブランもポイント制となる見込み。発表によれば個人ではなくチームが主体であり、各カテゴリーのリーダージャージを保有するチームは次回ステージで特別ジャージを着用する選手を1人指名することができるという。
「自転車競技が無い7月は想像できない。世界各国でのテレビ放送が偉大なチャンピオンたちとファンの空白を埋めてくれる。」とA.S.O.のクリスティアン・プリュドム氏は語っている。
A.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)によれば、バーチャル・ツール・ド・フランスの開催日は7月4日(土)&5日(日)、7月11日(土)&12日(日)、7月18日(土)&19日(日)という隔週末合計6日間。特別に用意されたオンラインコースを男女トップ選手が走るほか、一般サイクリストが参加できる6日間3ステージのエタップ・デュ・ツールも同時開催される。
ツールの名を冠した史上初のオンラインレースには、23の男子チームと16の女子チームが参加し、1時間前後でフィニッシュするようレイアウトされたコースを走る。女子がスタートした後に男子が続き、その模様は世界130ヶ国で生中継される予定だという。
参加リストに名を連ねるのは、エガン・ベルナル(コロンビア)、ゲラント・トーマス(イギリス)、クリストファー・フルーム(イギリス)といったここ5年間連続でマイヨジョーヌを獲得したチームイネオス勢を筆頭に、ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)、リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)、グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、CCCチーム)、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)、ナイロ・キンタナ(コロンビア、アルケア・サムシック)、世界王者のマッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)、ワレン・バルギル(フランス、アルケア・サムシック)、ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール)といった面々。
女子レースにはTT世界王者のクロエ・ダイガート(アメリカ、トゥウェンティ20プロサイクリング)を筆頭に、アンナ・ファンデルブレッヘンとシャンタル・ブラーク(共にオランダ、ブールスドルマンス)、マリアンヌ・フォス(オランダ、CCC・リブ)、コリン・リヴェラ(アメリカ、サンウェブ)、マルタ・バスティアネッリ(イタリア、アレ・BTCリュブリャナ)といったトップ選手たち。なおオンラインレース参加を好まないペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)の名前は無い。
第1、2ステージは「ワトピア」で開催されるが、グランデパール(開幕)を予定しているニースにインスピレーションを受けたビジュアルを追加。第3、4、5ステージはバーチャル・ツール・ド・フランス用の新規コースを使い、クイーンステージとなる第5ステージはモンヴァントゥーの南面にある標高1,417mのシャレー・レイナールを目指して駆け上がる。最終第6ステージはシャンゼリゼ。凱旋門の前でフィニッシュを迎える。
またマイヨジョーヌやマイヨアポワなど特別賞ジャージも設定されるが、バーチャル・ツール・ド・フランスではマイヨジョーヌとマイヨブランもポイント制となる見込み。発表によれば個人ではなくチームが主体であり、各カテゴリーのリーダージャージを保有するチームは次回ステージで特別ジャージを着用する選手を1人指名することができるという。
「自転車競技が無い7月は想像できない。世界各国でのテレビ放送が偉大なチャンピオンたちとファンの空白を埋めてくれる。」とA.S.O.のクリスティアン・プリュドム氏は語っている。
バーチャル・ツール・ド・フランス ステージリスト
7月4日(土) | 第1ステージ | ニース、36.4km(9.1kmx4:丘陵ステージ) |
7月5日(日) | 第2ステージ | ニース、29.5km(獲得682m:山岳ステージ) |
7月11日(土) | 第3ステージ | 北西フランス、48km(平坦ステージ) |
7月12日(日) | 第4ステージ | 南西フランス、45.8km(22.9kmx2:丘陵ステージ) |
7月18日(土) | 第5ステージ | 〜シャレー・レイナール、22.9km(山岳ステージ) |
7月19日(日) | 第6ステージ | パリ・シャンゼリゼ、42.8km(平坦ステージ) |
バーチャル・エタップ・デュ・ツール ステージリスト
7月4日(土)&5日(日) | 第1ステージ | ニース、29.5km(獲得682m:山岳ステージ) |
7月11日(土)&12日(日) | 第2ステージ | 南西フランス、45.8km(22.9kmx2:丘陵ステージ) |
7月18日(土)&19日(日) | 第5ステージ | 〜シャレー・レイナール、22.9km(山岳ステージ) |
text:So.Isobe
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