2020/06/22(月) - 09:14
東京サンエスが展開するワンバイエスから、ブランド初となるチタン製バイク「JFF Ti」がリリースされた。オンロードからオフロードまで幅広いシチュエーションをカバーできる一台に仕上げられている。
ワンバイエス JFF Ti (c)東京サンエス
Japanese Fit Frame（ジャパニーズフィット・フレーム）という言葉の頭文字を取ったワンバイエスのバイクシリーズ「JFF」。日本人にフィットする自転車というコンセプトを掲げ、2014年にリリースされたスチールロードのJFF #501から始まり、現在に至るまでに全日本選手権9連覇の辻浦圭一氏監修のシクロクロス#803、#805Zなど様々なタイプの自転車がラインアップされてきた。
今回リリースされたのはブランド初となるチタン製の「JFF Ti」だ。この自転車はロードとグラベルバイクの境目にあり、どちらも横断的に楽しめるバイク。区分するならば最新のエンデュランスロード、もしくはオールロードにあたるだろう。東京サンエスが定期配信を行っている「月刊サンエスウォッチング Vol.21」によれば"日本の旅友"と評することもできるという。
バイク設計にその特徴が表れている。JFF Tiはシリーズのコンセプトを維持しつつ、これまでラインアップされてきたロードバイクの#501やCXの#801などとは異なるジオメトリーを採用。#501と比較し、ロングホイールベースでショートリーチ、高スタックハイトとした設計となっている。#805ZなどCX車と比較すると、BBハイトが下げられた。
35Cタイヤまでのクリアランスと非常に複雑に曲がるチェーンステー (c)東京サンエス
フェンダー未装着時は最大35Cタイヤの装着が可能 (c)東京サンエス
BB周りのビートは丁寧に仕上げられ、ブリッジにはアイレットが備わる (c)東京サンエス
タイヤクリアランスは700×35Cとグラベルバイクほど大胆ではなく、ピュアロードよりは広めという設計。35Cのタイヤを装着すればオフロードも安心して走れ、30C程度のタイヤを装着すれば舗装路メインのツーリングバイクとして活躍してくれる。
フォークはJFF Tiと同時に開発され、先行して販売開始となったOBS-RBD1.25TH。オフセット量を変更でき、セッティングに応じてバイクの性格も調整することも可能だ。
DI2のケーブルはスマートに接続される 
オフセットを変更することができるフォークを採用する
最新のグラベルバイクのように振り切った設計ではなく、舗装路と未舗装路どちらもカバーできる設計は、舗装路が非常に多い日本の道路事情にフィットするはずだ。タイヤチョイスや、フォークの調整機構によってキャラクターを変えるJFF Tiは、ライダー次第で様々な楽しみ方ができる自転車に仕上げられている。
フレームに使用されるチタン素材は3-2.5シームレスチューブ。扁平オーバル形状のトップチューブとシートチューブはダブルバテッド、ヘッド側は縦にBB側は横にオーバル形状のダウンチューブはトリプルバテッドが施され、東京サンエスが理想とする乗り味を実現している。フレームサイズごとにバテッド位置は調整されているという。
身長155cmのライダーに対応する455mmサイズでも、ジオメトリーとパーツによってバランスの取れたルックスとなる (c)東京サンエス
フレームはダウンチューブから各種ケーブル/ホース類を収納するインナーケーブル仕様で、変速は機械式と電動に対応。フレームにはアイレットが4箇所、フォークには3箇所設けられており、フルフェンダー仕様とすることも可能。
販売はフレームとフォークのセット（318,000円）と完成車（688,000円、いずれも税抜）の2種類。完成車はシマノULTEGRA DI2をコンポーネントに据え、ホイールはリッチーのWCS ZETA、タイヤはソーマのシコロだ。クランクやハンドルなどはワンバイエスで固められる。サイズは455mm、490mm、510mm、530mm、550mmが揃う。
ワンバイエス JFF Ti (c)東京サンエス
ワンバイエス JFF Ti（フレームセット）
フレーム：3A 2.5Vチタン シームレスチューブ
フレーム仕様：DI2＆ディスク対応、インターナルケーブルルーティング、スルーアクスル、フラットマウントディスク、チェーンフック付、フェンダーマウント付 フルフェンダー装着可(700x28C)
シートポスト径：27.2mm
Fメカバンド径：31.8mm
BBシェル幅：68mm
タイヤクリアランス：700x35C
サイズ(SL）：455mm、490mm、510mm、530mm、550mm
フォーク：OBS-RBD1.25THフルカーボン デュアルオフセットシステム 45.7/50.4
カラー：フレーム(サンドブラストチタン)、フォーク(マットUD)
付属品：TANGESEIKI TG36IS227SLヘッドパーツ、スルーアクスル、シートクランプ
重量：フレーム約1490g (510mm)、フォーク約480g (コラム300mm ドロップアウト付の場合)
価格：318,000円（税抜）
ワンバイエス JFF Ti（完成車）
コンポーネント：SHIMANO R8000 アルテグラ Di2 オイルディスク
クランクセット：OnebyESU ジェイクランク (オールBK)
(160mm、162.5mm、165mm、167.5mm、170mm) (51x35T、49x33T、47x31T)
ホイール：RITCHEY WCS ZETA DISC（アルミ 1650g）
タイヤ：SOMA シコロタイヤ 700C (23C、28C、33C)
ハンドル：OnebyESU ジェイカーボングランモンローSL (SS、S、M、L)（※DI2用ホール設定あり）
ステム：OnebyESU カーボンスージーステム(79°100mm、84°110mm、84°120mm)
バーテープ：Dixna ホットホールバーテープ （BK/BR）
サドル：OnebyESU ナロウサーティーソウル （オールBK） （※30mmレール）
シートポスト：OnebyESU カーボンムンクVDS シートポスト 30mmレールクランプ
重量：約8.5kg（530mm 700x28C の場合）（ペダルなし）
価格：688,000円（税抜）
ワンバイエス JFF Ti (c)東京サンエスJapanese Fit Frame（ジャパニーズフィット・フレーム）という言葉の頭文字を取ったワンバイエスのバイクシリーズ「JFF」。日本人にフィットする自転車というコンセプトを掲げ、2014年にリリースされたスチールロードのJFF #501から始まり、現在に至るまでに全日本選手権9連覇の辻浦圭一氏監修のシクロクロス#803、#805Zなど様々なタイプの自転車がラインアップされてきた。
今回リリースされたのはブランド初となるチタン製の「JFF Ti」だ。この自転車はロードとグラベルバイクの境目にあり、どちらも横断的に楽しめるバイク。区分するならば最新のエンデュランスロード、もしくはオールロードにあたるだろう。東京サンエスが定期配信を行っている「月刊サンエスウォッチング Vol.21」によれば"日本の旅友"と評することもできるという。
バイク設計にその特徴が表れている。JFF Tiはシリーズのコンセプトを維持しつつ、これまでラインアップされてきたロードバイクの#501やCXの#801などとは異なるジオメトリーを採用。#501と比較し、ロングホイールベースでショートリーチ、高スタックハイトとした設計となっている。#805ZなどCX車と比較すると、BBハイトが下げられた。
35Cタイヤまでのクリアランスと非常に複雑に曲がるチェーンステー (c)東京サンエスフェンダー未装着時は最大35Cタイヤの装着が可能 (c)東京サンエスBB周りのビートは丁寧に仕上げられ、ブリッジにはアイレットが備わる (c)東京サンエスタイヤクリアランスは700×35Cとグラベルバイクほど大胆ではなく、ピュアロードよりは広めという設計。35Cのタイヤを装着すればオフロードも安心して走れ、30C程度のタイヤを装着すれば舗装路メインのツーリングバイクとして活躍してくれる。
フォークはJFF Tiと同時に開発され、先行して販売開始となったOBS-RBD1.25TH。オフセット量を変更でき、セッティングに応じてバイクの性格も調整することも可能だ。
DI2のケーブルはスマートに接続される オフセットを変更することができるフォークを採用する 最新のグラベルバイクのように振り切った設計ではなく、舗装路と未舗装路どちらもカバーできる設計は、舗装路が非常に多い日本の道路事情にフィットするはずだ。タイヤチョイスや、フォークの調整機構によってキャラクターを変えるJFF Tiは、ライダー次第で様々な楽しみ方ができる自転車に仕上げられている。
フレームに使用されるチタン素材は3-2.5シームレスチューブ。扁平オーバル形状のトップチューブとシートチューブはダブルバテッド、ヘッド側は縦にBB側は横にオーバル形状のダウンチューブはトリプルバテッドが施され、東京サンエスが理想とする乗り味を実現している。フレームサイズごとにバテッド位置は調整されているという。
身長155cmのライダーに対応する455mmサイズでも、ジオメトリーとパーツによってバランスの取れたルックスとなる (c)東京サンエスフレームはダウンチューブから各種ケーブル/ホース類を収納するインナーケーブル仕様で、変速は機械式と電動に対応。フレームにはアイレットが4箇所、フォークには3箇所設けられており、フルフェンダー仕様とすることも可能。
販売はフレームとフォークのセット（318,000円）と完成車（688,000円、いずれも税抜）の2種類。完成車はシマノULTEGRA DI2をコンポーネントに据え、ホイールはリッチーのWCS ZETA、タイヤはソーマのシコロだ。クランクやハンドルなどはワンバイエスで固められる。サイズは455mm、490mm、510mm、530mm、550mmが揃う。
ワンバイエス JFF Ti (c)東京サンエスワンバイエス JFF Ti（フレームセット）
フレーム：3A 2.5Vチタン シームレスチューブ
フレーム仕様：DI2＆ディスク対応、インターナルケーブルルーティング、スルーアクスル、フラットマウントディスク、チェーンフック付、フェンダーマウント付 フルフェンダー装着可(700x28C)
シートポスト径：27.2mm
Fメカバンド径：31.8mm
BBシェル幅：68mm
タイヤクリアランス：700x35C
サイズ(SL）：455mm、490mm、510mm、530mm、550mm
フォーク：OBS-RBD1.25THフルカーボン デュアルオフセットシステム 45.7/50.4
カラー：フレーム(サンドブラストチタン)、フォーク(マットUD)
付属品：TANGESEIKI TG36IS227SLヘッドパーツ、スルーアクスル、シートクランプ
重量：フレーム約1490g (510mm)、フォーク約480g (コラム300mm ドロップアウト付の場合)
価格：318,000円（税抜）
ワンバイエス JFF Ti（完成車）
コンポーネント：SHIMANO R8000 アルテグラ Di2 オイルディスク
クランクセット：OnebyESU ジェイクランク (オールBK)
(160mm、162.5mm、165mm、167.5mm、170mm) (51x35T、49x33T、47x31T)
ホイール：RITCHEY WCS ZETA DISC（アルミ 1650g）
タイヤ：SOMA シコロタイヤ 700C (23C、28C、33C)
ハンドル：OnebyESU ジェイカーボングランモンローSL (SS、S、M、L)（※DI2用ホール設定あり）
ステム：OnebyESU カーボンスージーステム(79°100mm、84°110mm、84°120mm)
バーテープ：Dixna ホットホールバーテープ （BK/BR）
サドル：OnebyESU ナロウサーティーソウル （オールBK） （※30mmレール）
シートポスト：OnebyESU カーボンムンクVDS シートポスト 30mmレールクランプ
重量：約8.5kg（530mm 700x28C の場合）（ペダルなし）
価格：688,000円（税抜）
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