2020/05/09(土) - 16:00
ジロから新たなMTBフリーライド向けヘルメット「MANIFEST SPHERICAL」が登場。2層のシェル構造を持つ新世代MIPS"SPHERICAL TECHNOLOGY"を搭載し、更なる安全性を追求したハイエンドトレイルモデルだ。
ジロ MANIFEST SPHERICAL(MATTE OLIVE) (c)ダイアテック
ジロ MANIFEST SPHERICAL(MATTE BLACK HYPNOTIC) (c)ダイアテック
ジロ MANIFEST SPHERICAL(MATTE GREY) (c)ダイアテック
自転車用ヘルメットのリーディングカンパニーとして、オンロード/オフロード問わず厚い支持を受けてきたアメリカンブランド、ジロ。その源泉にあるのは、ジロらしい美学の詰まったハイセンスなデザイン、そして何よりもサイクリストの安全を追い求める開発姿勢だろう。
今回新たに発表されたのは、トレイルライドにぴったりなデザインの「MANIFEST SPHERICAL(マニフェスト スフェリカル)」。最先端のテクノロジーによって安全性を高めることで、アクシデントと切っても切れない関係のトレイルライドをより安心して楽しめるようになるヘルメットだ。
アグレッシブなMTBライドにぴったりなMANIFEST SPHERICAL (c)ダイアテック
MANIFEST SPHERICAL最大の特徴は、同社のロード用ハイエンドモデル"AETHER MIPS"で投入されたプロテクションテクノロジーを採用したことにある。これまでは「MIPS SPHERICAL(ミップス・スフェリカル)」と呼ばれていた技術だが、このモデルからは「SPHERICAL TECHNOLOGY」と改名し、専用のロゴが与えられるようになった。
MIPS SPHERICAL改め、SPHERICAL TECHNOLOGYの概要をおさらいしよう。頭部に接するシートが動くことによって回転衝撃を吸収し、脳震盪を防ぐ仕組みだった従来のMIPSに対し、SPHERICAL TECHNOLOGYは2つのレイヤーに分割したヘルメットのシェルをエラストマーで接続することで、外側の層と内側の層が独立してスライドし、脳へのダメージを抑える構造となっている。この独自の構造によって、MIPSシートが不要となるためフィット感や通気性が大幅に向上するほか、衝撃吸収性も従来のMIPSに対して30%向上するという。
2つのレイヤーに分かれてスライドするSPHERICAL TECHNOLOGY オレンジの部分が下のシェルの表面 滑りやすい高硬度プラスチックが配置される (c)ダイアテック
更に、MANIFEST SPHERICALは内側のシェルを低密度、外側のシェルを高密度としたデュアルデンシティフォームも採用。それぞれ密度の異なる2種類のEPSフォームを組み合わせることで、あらゆる速度域でのクラッシュに対応した安全性能を獲得している。
また、優れたクーリング性能もMANIFEST SPHERICALの大きな特徴だ。19個のベンチレーションホール、そして中央部にはワイドなエアチャネルが設けられることで、AETHER MIPSに匹敵する通気性を実現しているという。
その設計を可能としたのが、ヘルメットの中心を通るポリカーボネート強化アーチ"AURA"だ。"Aerodynamic"、"Unbreakable"、"Reinforcing"、"Architecture"、つまり空力と強度を両立するための補強構造として設けられたこのアーチによって、オフロードヘルメットとして安全性を担保しつつ優れた通気性を手に入れている。
バイザーは無段階で調整可能 (c)ダイアテック
中央部には広いエアチャネルが設けられる (c)ダイアテック
Roc Loc Trail Fit Systemによって細やかなフィッティングが可能 (c)ダイアテック
ヘルメット後部にはリフレクター、そしてゴーグルグリッパーが配置される (c)ダイアテック
バイザーは無段階かつ片手で調整可能となっており、トレイルライドで遭遇する様々なシチュエーションに柔軟に対応できる。フィッティングシステムにはトレイルライド専用のROC LOC TRAILを採用。チンストラップはフィドロックのマグネットバックルとなる。また、ヘルメット後部には夜間での被視認性を高めてくれるリフレクターや、ゴーグルストラップのズレを防止するグリッパーなども備えられている。
MTBでの山遊び全般において、マルチに活躍するMANIFEST SPHERICAL。サイズはMとLの2種類でノーマルフィットのみ展開となる。マット系のオリーブ、ブラック、グレーの3色ラインアップで、価格は29,800円(税抜)。取り扱いはダイアテックだ。
ジロ MANIFEST SPHERICAL
カラー:MATTE OLIVE、MATTE BLACK HYPNOTIC、MATTE GREY
サイズ:M(55-59cm)、L(59-63cm)※ノーマルフィットのみ
重量: 346g(Mサイズ)
フィットシステム:Roc Loc Trail Air Fit System
MIPS:SPHERICAL TECHNOLOGY搭載
価格:29,800円(税抜)
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自転車用ヘルメットのリーディングカンパニーとして、オンロード/オフロード問わず厚い支持を受けてきたアメリカンブランド、ジロ。その源泉にあるのは、ジロらしい美学の詰まったハイセンスなデザイン、そして何よりもサイクリストの安全を追い求める開発姿勢だろう。
今回新たに発表されたのは、トレイルライドにぴったりなデザインの「MANIFEST SPHERICAL(マニフェスト スフェリカル)」。最先端のテクノロジーによって安全性を高めることで、アクシデントと切っても切れない関係のトレイルライドをより安心して楽しめるようになるヘルメットだ。
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MANIFEST SPHERICAL最大の特徴は、同社のロード用ハイエンドモデル"AETHER MIPS"で投入されたプロテクションテクノロジーを採用したことにある。これまでは「MIPS SPHERICAL(ミップス・スフェリカル)」と呼ばれていた技術だが、このモデルからは「SPHERICAL TECHNOLOGY」と改名し、専用のロゴが与えられるようになった。
MIPS SPHERICAL改め、SPHERICAL TECHNOLOGYの概要をおさらいしよう。頭部に接するシートが動くことによって回転衝撃を吸収し、脳震盪を防ぐ仕組みだった従来のMIPSに対し、SPHERICAL TECHNOLOGYは2つのレイヤーに分割したヘルメットのシェルをエラストマーで接続することで、外側の層と内側の層が独立してスライドし、脳へのダメージを抑える構造となっている。この独自の構造によって、MIPSシートが不要となるためフィット感や通気性が大幅に向上するほか、衝撃吸収性も従来のMIPSに対して30%向上するという。
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また、優れたクーリング性能もMANIFEST SPHERICALの大きな特徴だ。19個のベンチレーションホール、そして中央部にはワイドなエアチャネルが設けられることで、AETHER MIPSに匹敵する通気性を実現しているという。
その設計を可能としたのが、ヘルメットの中心を通るポリカーボネート強化アーチ"AURA"だ。"Aerodynamic"、"Unbreakable"、"Reinforcing"、"Architecture"、つまり空力と強度を両立するための補強構造として設けられたこのアーチによって、オフロードヘルメットとして安全性を担保しつつ優れた通気性を手に入れている。
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バイザーは無段階かつ片手で調整可能となっており、トレイルライドで遭遇する様々なシチュエーションに柔軟に対応できる。フィッティングシステムにはトレイルライド専用のROC LOC TRAILを採用。チンストラップはフィドロックのマグネットバックルとなる。また、ヘルメット後部には夜間での被視認性を高めてくれるリフレクターや、ゴーグルストラップのズレを防止するグリッパーなども備えられている。
MTBでの山遊び全般において、マルチに活躍するMANIFEST SPHERICAL。サイズはMとLの2種類でノーマルフィットのみ展開となる。マット系のオリーブ、ブラック、グレーの3色ラインアップで、価格は29,800円(税抜)。取り扱いはダイアテックだ。
ジロ MANIFEST SPHERICAL
カラー:MATTE OLIVE、MATTE BLACK HYPNOTIC、MATTE GREY
サイズ:M(55-59cm)、L(59-63cm)※ノーマルフィットのみ
重量: 346g(Mサイズ)
フィットシステム:Roc Loc Trail Air Fit System
MIPS:SPHERICAL TECHNOLOGY搭載
価格:29,800円(税抜)
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