2020/03/06(金) - 12:25
3月1日よりワイズロード府中多摩川店にて実施されているマヴィックの体験試乗会「MAVIC JACK」の初日をレポート。抜群の乗り心地を誇るロードUSTホイールや快適性に優れた新作シューズを、3月の1ヶ月間存分に試せるイベントだ。毎週末テックセミナーも開催、ぜひ足を運んでみては。
世界トップチームが使用するホイールやシューズを中心とした製品ラインアップを揃えるフレンチブランド、MAVIC(マヴィック)。より多くのユーザーにマヴィックの魅力を伝えるべく、ワイズロード府中多摩川店と協力した特別な体験&試乗会「MAVIC JACK」が開催中だ。3月の1ヶ月間を丸々イベント期間としたマヴィック初の試みで、ロードUSTホイールと新作シューズの試乗試着を行っている。
会場となるワイズロード府中多摩川店は、多摩川サイクリングロード沿いという都内のサイクリストにとって非常にアクセスしやすい立地が特徴のショップ。川沿いから見える一面青色の建物が目印だ。MAVIC JACK期間中は、イエローのテントとともにマヴィックの黄色いノボリがこれでもかと押し出されているためひと目で分かるはず。
イベント初日となる3月1日(日)はオープニングデイとして、マヴィックスタッフによる講習会とトークショーを実施。会の冒頭ではマヴィックの村上マネージャーが「試乗会というと1日2日で終わってしまうことがほとんどですが、それだと多くの人に試していただけない。それならと、今回は1ヶ月間丸々期間を設けましたので、マヴィックの良さをとことんユーザーに広めていきたいと思います」と挨拶した。
次にマヴィックのテック担当、三瀧さんがロードUSTホイールについて改めて解説を行った。昨今多くのサイクリストが愛用しているロードチューブレスタイヤの普及に大きな役割を果たしたのが、2017年に登場したマヴィックのロードUSTといっても過言ではないだろう。マヴィックのロードUSTで初めてチューブレスタイヤを使ってみたという人も少なくないはず。
ホイールとタイヤを一つのシステムとして開発しており、ビード直径をETRTO(エトルト)規格の621.95±0.50mmにきっちり合わせることはもちろん、さらに誤差を±0.35mmに設定することで、それまでチューブレスが抱えていた問題を総じて解消。タイヤが嵌めやすく、ビードも上がりやすく、空気漏れもしないという簡単&安心のチューブレスシステムを生み出した。
インナーチューブがないことでリム打ちパンクの心配もなく、異物による突き刺しパンクもシーラントで修復できるため安全性が高いことがメリットの一つ。クリンチャータイヤでは走行時にチューブとタイヤが内部で接触することで抵抗を生み出してしまうが、チューブレスだとそのロスがないため軽く速い転がりを実現できる点も強みと言える。
また、クリンチャータイヤでは考えられないほど低い空気圧で乗ることができるため、その分クッション性や振動吸収性も上がっており快適な乗り心地ももたらしてくれる。マヴィックが用意するスマートフォンの「MY MAVIC」アプリでは自身の体重や乗り方に合わせた最適な空気圧を調べることができるため、そちらもぜひ一度試してほしい。
トークショーではトライアスロンを中心にマヴィック製品を愛用しているモデルの道端カレンさんが登場。「トライアスロンでも私はショートがメインなので、普段はローラーの短時間メニューばかりなんです。でも友達と一緒に外を走る時は、それこそ多摩サイクリングロード辺りを走っていますよ。今回の試乗会も最高の環境ですよね。例えば10分だけちょい乗りしたところで製品の良さって全然分からないと思うので、このMAVIC JACKは本当に良い機会ですよね」と語った。
その後、ロードUST体験として参加者を交えて実際にタイヤの着脱をデモンストレーション。タイヤレバーを使わなくとも素手でタイヤを付け外しすることができ、フロアポンプで簡単にビードも上がると扱いやすさをアピールした。
外のテントでは早速試乗会を開催。MAVIC JACKではマヴィックでメインどころのホイールをすべて用意しており、好きなものを選んで試乗できる。カーボンリムのキシリウム、コスミック、コメットをSLとNonSLの両方揃え、かつリムとディスクブレーキモデルのどちらも試すことが可能だ。最初のアップグレードホイールとして考えている人は、アルミのキシリウムプロ/エリートを試乗してみてもいいだろう。
毎週日曜日には1時間30分独占してホイールを試乗できる予約制の「たっぷりライド」も実施される。マイバイクでガッツリ乗り込んでその性能を十分に体感してほしい。試乗ホイールが決まっていない人は、自身の乗り方や好みをスタッフに伝えればオススメのモデルをチョイスしてくれるはず。また、毎週土曜日にはマヴィックスタッフによるテックセミナーも開催。製品についてより詳しく聞いてみたい人は、ぜひこちらも参加してみては。
店内ではロードシューズのコスミックシリーズから4つのモデルが試着可能だ。0.5cm刻みでサイズサンプルが用意されており、サイズ選びのアドバイスももらえるため自身に合うモデルがきっと見つかるはず。
その中でもオススメは最新モデルの「コスミックエリートSL」だ。しなやかなメッシュアッパーを採用することで優れたフィット感と軽さを実現しており、かつ適度な剛性感のカーボンコンポジットソールによってレースからロングライドまで幅広い使い方にマッチするシューズに仕上がっている。
そんなMAVIC JACKは3月31日(火)までワイズロード府中多摩川店にて毎日開催中だ。3月14日(土)にはLAPULEMトライアスロンコーチ太田麻衣子さんを招いたトークショーも実施される。MAVIC JACKの日程など詳細情報はこちらをチェック。
■MAVIC JACK ワイズロード府中多摩川店 概要
開催場所:ワイズロード府中多摩川店
開催日:2020年3月1日(日)~3月31日(火)毎日開催 定休日なし
試乗時間:
平日 12:00~16:00(最終受付15:00)
土日祝 11:00~16:00(最終受付15:00)
ワイズロード府中多摩川店 HP:http://ysroad.co.jp/fuchu/
text&photo:Yuto.Murata
世界トップチームが使用するホイールやシューズを中心とした製品ラインアップを揃えるフレンチブランド、MAVIC(マヴィック)。より多くのユーザーにマヴィックの魅力を伝えるべく、ワイズロード府中多摩川店と協力した特別な体験&試乗会「MAVIC JACK」が開催中だ。3月の1ヶ月間を丸々イベント期間としたマヴィック初の試みで、ロードUSTホイールと新作シューズの試乗試着を行っている。
会場となるワイズロード府中多摩川店は、多摩川サイクリングロード沿いという都内のサイクリストにとって非常にアクセスしやすい立地が特徴のショップ。川沿いから見える一面青色の建物が目印だ。MAVIC JACK期間中は、イエローのテントとともにマヴィックの黄色いノボリがこれでもかと押し出されているためひと目で分かるはず。
イベント初日となる3月1日(日)はオープニングデイとして、マヴィックスタッフによる講習会とトークショーを実施。会の冒頭ではマヴィックの村上マネージャーが「試乗会というと1日2日で終わってしまうことがほとんどですが、それだと多くの人に試していただけない。それならと、今回は1ヶ月間丸々期間を設けましたので、マヴィックの良さをとことんユーザーに広めていきたいと思います」と挨拶した。
次にマヴィックのテック担当、三瀧さんがロードUSTホイールについて改めて解説を行った。昨今多くのサイクリストが愛用しているロードチューブレスタイヤの普及に大きな役割を果たしたのが、2017年に登場したマヴィックのロードUSTといっても過言ではないだろう。マヴィックのロードUSTで初めてチューブレスタイヤを使ってみたという人も少なくないはず。
ホイールとタイヤを一つのシステムとして開発しており、ビード直径をETRTO(エトルト)規格の621.95±0.50mmにきっちり合わせることはもちろん、さらに誤差を±0.35mmに設定することで、それまでチューブレスが抱えていた問題を総じて解消。タイヤが嵌めやすく、ビードも上がりやすく、空気漏れもしないという簡単&安心のチューブレスシステムを生み出した。
インナーチューブがないことでリム打ちパンクの心配もなく、異物による突き刺しパンクもシーラントで修復できるため安全性が高いことがメリットの一つ。クリンチャータイヤでは走行時にチューブとタイヤが内部で接触することで抵抗を生み出してしまうが、チューブレスだとそのロスがないため軽く速い転がりを実現できる点も強みと言える。
また、クリンチャータイヤでは考えられないほど低い空気圧で乗ることができるため、その分クッション性や振動吸収性も上がっており快適な乗り心地ももたらしてくれる。マヴィックが用意するスマートフォンの「MY MAVIC」アプリでは自身の体重や乗り方に合わせた最適な空気圧を調べることができるため、そちらもぜひ一度試してほしい。
トークショーではトライアスロンを中心にマヴィック製品を愛用しているモデルの道端カレンさんが登場。「トライアスロンでも私はショートがメインなので、普段はローラーの短時間メニューばかりなんです。でも友達と一緒に外を走る時は、それこそ多摩サイクリングロード辺りを走っていますよ。今回の試乗会も最高の環境ですよね。例えば10分だけちょい乗りしたところで製品の良さって全然分からないと思うので、このMAVIC JACKは本当に良い機会ですよね」と語った。
その後、ロードUST体験として参加者を交えて実際にタイヤの着脱をデモンストレーション。タイヤレバーを使わなくとも素手でタイヤを付け外しすることができ、フロアポンプで簡単にビードも上がると扱いやすさをアピールした。
外のテントでは早速試乗会を開催。MAVIC JACKではマヴィックでメインどころのホイールをすべて用意しており、好きなものを選んで試乗できる。カーボンリムのキシリウム、コスミック、コメットをSLとNonSLの両方揃え、かつリムとディスクブレーキモデルのどちらも試すことが可能だ。最初のアップグレードホイールとして考えている人は、アルミのキシリウムプロ/エリートを試乗してみてもいいだろう。
毎週日曜日には1時間30分独占してホイールを試乗できる予約制の「たっぷりライド」も実施される。マイバイクでガッツリ乗り込んでその性能を十分に体感してほしい。試乗ホイールが決まっていない人は、自身の乗り方や好みをスタッフに伝えればオススメのモデルをチョイスしてくれるはず。また、毎週土曜日にはマヴィックスタッフによるテックセミナーも開催。製品についてより詳しく聞いてみたい人は、ぜひこちらも参加してみては。
店内ではロードシューズのコスミックシリーズから4つのモデルが試着可能だ。0.5cm刻みでサイズサンプルが用意されており、サイズ選びのアドバイスももらえるため自身に合うモデルがきっと見つかるはず。
その中でもオススメは最新モデルの「コスミックエリートSL」だ。しなやかなメッシュアッパーを採用することで優れたフィット感と軽さを実現しており、かつ適度な剛性感のカーボンコンポジットソールによってレースからロングライドまで幅広い使い方にマッチするシューズに仕上がっている。
そんなMAVIC JACKは3月31日(火)までワイズロード府中多摩川店にて毎日開催中だ。3月14日(土)にはLAPULEMトライアスロンコーチ太田麻衣子さんを招いたトークショーも実施される。MAVIC JACKの日程など詳細情報はこちらをチェック。
■MAVIC JACK ワイズロード府中多摩川店 概要
開催場所:ワイズロード府中多摩川店
開催日:2020年3月1日(日)~3月31日(火)毎日開催 定休日なし
試乗時間:
平日 12:00~16:00(最終受付15:00)
土日祝 11:00~16:00(最終受付15:00)
ワイズロード府中多摩川店 HP:http://ysroad.co.jp/fuchu/
text&photo:Yuto.Murata
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