2020/06/23(火) - 09:28
パラチノースという糖質を主原料とする「Challenger(チャレンジャー)」のラインアップにエナジージェル「POWER LIQUID」が加わっている。体内への吸収が穏やかなパラチノース系の補給食はサイクリングなど持久系スポーツにピッタリ。また、POWER LIQUIDは環境に配慮したパッケージが魅力だ。
チャレンジャー POWER LIQUID
チャレンジャーとはパラチノースという糖質を主原料としたエナジードリンク。砂糖を原料とするパラチノースは小腸でゆっくり消化吸収される特性を備えており、長時間に渡りコンディションを維持させやすい糖質として持久系アスリートから注目される存在だ。
一般的なエナジージェルの糖質は消化吸収スピードが早く、素早くエネルギーを生み出すことができる反面、その素早さが故にパフォーマンス、体調が安定させにくいという特徴がある。しかし、ロードレースやトライアスロン、MTB XCMのような長時間に渡る競技に挑むアスリートは、ハンガーノックを防ぐためにエネルギーを体内に供給しなけばならない。そのためジェルの摂取量が多くなると胃に負担がかかり、気分が悪くなる原因にもなってしまう。
パラチノースという糖質が主原料とされるエナジージェル
そこでパラチノースのチャレンジャーが活躍する。消化スピードが穏やかのため、吸収が早いジェルと組み合わせて摂取することで、ジェルの摂取回数を減らすことが可能となる。結果として胃への負担が軽減されたり、パフォーマンスの乱高下を抑えられたりするはずだ。詳しい開発経緯などはこちらの特集ページ(2部構成)が詳しい。
今回はチャレンジャーのハイカロリードリンクではなく、リキッドタイプのジェル「POWER LIQUID」を紹介する。ボトルに入れるのは甘味があるものではなく水と決めている方もいるだろう。そんな方でもパラチノースを運動中に摂取できるタイプとして「POWER LIQUID」が用意されている。パラチノースに加え、マグネシウム/40mgが配合されており、筋肉の痙攣リスクを低減してくれる。ラインアップにはカフェイン/20mgを含むモデルも用意されているため、レース終盤に気付薬として使用することも可能だ。
チャレンジャー POWER LIQUIDのベースモデル
ラインアップは、甘みを抑えたレモン風味のベースタイプ(通常版、カフェイン入り)の2種類と、梅フレーバー、レモンフレーバー、グリーンアップルフレーバー(カフェイン入りのみ)という計5種類。
ベースタイプは1パックあたりの内容量は34gで、熱量は90kcal。一般的なエナジージェルとしてはローカロリーぎみ。ドリンク同様一般的なものと組み合わせて使用すると良さそうだ。フレーバータイプは1パックあたりの内容量は40gで、熱量は113kcal。こちらは普通のエナジージェルと同じ様に摂取できるカロリーだ。レースでPOWER LIQUIDのみを使用する時は、穏やかな消化吸収スピードを考慮してスタート前から摂取しておきたい。
片手でパキッと開封できるパッケージとされている
「パキッテ容器」という馴染み深い容器が採用されている
手を汚しにくい包装とされている
アイデアの元となったケチャップ&マスタードソースのパッケージ。馴染みある方も多いだろう
また、POWER LIQUIDは非常にユニークなパッケージが採用されていることもポイント。ベースタイプは、片手で封を切ることができ、そのまま最後まで飲みきれる「パキッテ容器」を使用する。コンビニのアメリカンドッグなどを購入すると渡されるケチャップとマスタードが一体の容器と言えば分かるだろうか。開封に手間取らない上、手を汚すことがない画期的な容器のため、両手を離せないシチュエーションで活躍してくれそうだ。
フレーバータイプのパッケージは一見すると一般的な包装だが、切り口が本体と分離しない独特な設計となっている。エナジージェルを開封した後の切れ端を上手くバックポケットに入れることができず、落としてしまう経験があるサイクリストは少なくないと思う。それに気が付かず走り抜けてしまうとゴミのポイ捨てと変わらず、マナーや環境には良くない。そんな問題を解決してくれるのが、POWER LIQUIDのパッケージだろう。このエナジージェルであればゴミを気にすることが無くなるのは非常に嬉しいポイントだ。
チャレンジャー POWER LIQUID(レモン、グリーンアップル、梅)
開封後の切れ端がパッケージから落ちることがない
フレーバータイプは熱量113kcal、マグネシウム40mgが配合されている。黒いパッケージのグリーンアップルフレーバーはカフェインを含んでいる
パキッテ容器を使用したベースモデルはとろみのついたリキッドタイプ。カフェインなし版はスッキリとした風味と自然な甘みに味付けされており、味覚を楽しむというよりエネルギーを瞬時に補給するためのプロダクトという感じだ。カフェインあり版は、レモンの渋みをカフェインでカバーしているのか通常版より飲みやすいという印象を受けた。
対して、切れ端が落ちないパッケージのフレーバータイプのレモン味は、甘みとレモンの香りを感じる風味。とはいえ口の中に甘さが残るようなくどさは全く無く、飲みやすい補給食と言えるだろう。梅味は梅ジャムのような香りが手助けしているためか、レモン味より酸味と塩気を感じられる味わい。グリーンアップルは青リンゴのフレーバーが強く、カフェイン特有の苦味は感じられる程度だ。全体的に、パキッテ容器のモデルよりも補給食に味わいを求めるならばこちらが最適。
チャレンジャー POWER LIQUID
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩、濃縮レモン果汁、塩化マグネシウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、香料
内容量:34g
栄養成分表示:熱量90kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物22.6g/食塩相当0.18g/マグネシウム40mg/カフェイン20mg (カフェイン入りのみ)
価格:250円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【梅フレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料
内容量:40g
栄養成分表示:熱量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg
価格:200円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【グリーンアップルフレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料、カフェイン
内容量:40g
栄養成分表示:熱量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg/カフェイン20mg
価格:200円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【レモンフレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料
内容量:40g
栄養成分表示:量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg
価格:200円(税抜)
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チャレンジャーとはパラチノースという糖質を主原料としたエナジードリンク。砂糖を原料とするパラチノースは小腸でゆっくり消化吸収される特性を備えており、長時間に渡りコンディションを維持させやすい糖質として持久系アスリートから注目される存在だ。
一般的なエナジージェルの糖質は消化吸収スピードが早く、素早くエネルギーを生み出すことができる反面、その素早さが故にパフォーマンス、体調が安定させにくいという特徴がある。しかし、ロードレースやトライアスロン、MTB XCMのような長時間に渡る競技に挑むアスリートは、ハンガーノックを防ぐためにエネルギーを体内に供給しなけばならない。そのためジェルの摂取量が多くなると胃に負担がかかり、気分が悪くなる原因にもなってしまう。
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そこでパラチノースのチャレンジャーが活躍する。消化スピードが穏やかのため、吸収が早いジェルと組み合わせて摂取することで、ジェルの摂取回数を減らすことが可能となる。結果として胃への負担が軽減されたり、パフォーマンスの乱高下を抑えられたりするはずだ。詳しい開発経緯などはこちらの特集ページ(2部構成)が詳しい。
今回はチャレンジャーのハイカロリードリンクではなく、リキッドタイプのジェル「POWER LIQUID」を紹介する。ボトルに入れるのは甘味があるものではなく水と決めている方もいるだろう。そんな方でもパラチノースを運動中に摂取できるタイプとして「POWER LIQUID」が用意されている。パラチノースに加え、マグネシウム/40mgが配合されており、筋肉の痙攣リスクを低減してくれる。ラインアップにはカフェイン/20mgを含むモデルも用意されているため、レース終盤に気付薬として使用することも可能だ。
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ラインアップは、甘みを抑えたレモン風味のベースタイプ(通常版、カフェイン入り)の2種類と、梅フレーバー、レモンフレーバー、グリーンアップルフレーバー(カフェイン入りのみ)という計5種類。
ベースタイプは1パックあたりの内容量は34gで、熱量は90kcal。一般的なエナジージェルとしてはローカロリーぎみ。ドリンク同様一般的なものと組み合わせて使用すると良さそうだ。フレーバータイプは1パックあたりの内容量は40gで、熱量は113kcal。こちらは普通のエナジージェルと同じ様に摂取できるカロリーだ。レースでPOWER LIQUIDのみを使用する時は、穏やかな消化吸収スピードを考慮してスタート前から摂取しておきたい。
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また、POWER LIQUIDは非常にユニークなパッケージが採用されていることもポイント。ベースタイプは、片手で封を切ることができ、そのまま最後まで飲みきれる「パキッテ容器」を使用する。コンビニのアメリカンドッグなどを購入すると渡されるケチャップとマスタードが一体の容器と言えば分かるだろうか。開封に手間取らない上、手を汚すことがない画期的な容器のため、両手を離せないシチュエーションで活躍してくれそうだ。
フレーバータイプのパッケージは一見すると一般的な包装だが、切り口が本体と分離しない独特な設計となっている。エナジージェルを開封した後の切れ端を上手くバックポケットに入れることができず、落としてしまう経験があるサイクリストは少なくないと思う。それに気が付かず走り抜けてしまうとゴミのポイ捨てと変わらず、マナーや環境には良くない。そんな問題を解決してくれるのが、POWER LIQUIDのパッケージだろう。このエナジージェルであればゴミを気にすることが無くなるのは非常に嬉しいポイントだ。
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パキッテ容器を使用したベースモデルはとろみのついたリキッドタイプ。カフェインなし版はスッキリとした風味と自然な甘みに味付けされており、味覚を楽しむというよりエネルギーを瞬時に補給するためのプロダクトという感じだ。カフェインあり版は、レモンの渋みをカフェインでカバーしているのか通常版より飲みやすいという印象を受けた。
対して、切れ端が落ちないパッケージのフレーバータイプのレモン味は、甘みとレモンの香りを感じる風味。とはいえ口の中に甘さが残るようなくどさは全く無く、飲みやすい補給食と言えるだろう。梅味は梅ジャムのような香りが手助けしているためか、レモン味より酸味と塩気を感じられる味わい。グリーンアップルは青リンゴのフレーバーが強く、カフェイン特有の苦味は感じられる程度だ。全体的に、パキッテ容器のモデルよりも補給食に味わいを求めるならばこちらが最適。
チャレンジャー POWER LIQUID
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩、濃縮レモン果汁、塩化マグネシウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、香料
内容量:34g
栄養成分表示:熱量90kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物22.6g/食塩相当0.18g/マグネシウム40mg/カフェイン20mg (カフェイン入りのみ)
価格:250円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【梅フレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料
内容量:40g
栄養成分表示:熱量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg
価格:200円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【グリーンアップルフレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料、カフェイン
内容量:40g
栄養成分表示:熱量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg/カフェイン20mg
価格:200円(税抜)
チャレンジャー POWER LIQUID【レモンフレーバー】
原材料名:マルトデキストリン、パラチノース、ブドウ糖、食塩/クエン酸、塩化マグネシウム、香料
内容量:40g
栄養成分表示:量113kcal/たんぱく質0g/脂質0g/炭水化物28.3g/食塩相当0.178g/マグネシウム40mg
価格:200円(税抜)
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