フルクラム　RACING ZERO CMPTZN DBに日本限定のレッドリムバージョン登場

コンペティティブアルミホイールの金字塔として名高いフルクラム「RACING ZERO」。その中でもプレミアムモデルとなるCompetizioneのディスクブレーキモデルに、日本限定のレッドリムバージョンが登場。スポークも赤いオールレッドと、精悍なブラックスポークの2カラーが用意される。

---

フルクラム RACING ZERO CMPTZN DB CUSTOM （左がレッド、右がブラック） photo:Makoto.AYANO
数多あるアルミホイールの中でも、その優れた性能で多くのレーサーから支持を集めているフルクラム RACING ZERO。特にファーストモデルに採用されていたフルレッドアルマイトカラーは独特な末広がりのアルミスポークの形状と相まって、高い人気を誇る伝説的な存在だった。

ここ数年、定番カラーとしてラインアップされることはなかったが、日本国内における人気は根強く、幾度も限定モデルとしてレッドカラーは復刻されてきた。だが、これまで復刻されてきたのは全てリムブレーキモデルだった。

ブレーキトラックが不要となるディスクブレーキホイールのため、リム全体がレッドアルマイトされている photo:Makoto.AYANO
精密に切削加工が施されたリム photo:Makoto.AYANOチューブレスタイヤにも対応する2WAY-Fitリム photo:Makoto.AYANO


ディスクブレーキロードが主流となってきた現在、赤いRACING ZEROのディスクブレーキモデルを求める声が大きくなっていた。その要望に応え、フルクラムと国内正規代理店を務めるカワシマサイクルサプライが再びコラボレーションし、初となるディスクブレーキモデルのレッドカラーが実現した。

ブレーキトラックが不要となるディスクブレーキホイールのため、リム全体がレッドアルマイトされている。ブランドやモデルロゴも同色でプリントされており、集団の中で走っていても一際目立つルックスに仕上がっている。スポークにまでレッドアルマイトを施したオールレッドモデルと、ブラックスポークで引き締まった雰囲気の2カラーが用意され、自分の愛車にマッチする一本を選ぶことが出来る。

フロントハブはカーボンボディを採用　ディスクブレーキに対応するためフロントも2:1スポークシステムを採用する photo:Makoto.AYANOリアはフルアルミボディとなる　フリーには食い込みづらいプラズマ処理が施されている photo:Makoto.AYANO


フルクラム RACING ZERO CMPTZN DB CUSTOM （左がブラック、右がレッド） photo:Makoto.AYANO
ホイールの仕様自体は通常のCompetizioneモデルと共通だ。カーボン製のフロントハブボディ、フルクラムが誇るCULTセラミックベアリング、ワイドタイヤに対応するC19リムや、オーバーサイズ・ダブル・バテッド・アルミ製スポークによる2:1スポークシステム、クリンチャーとチューブレスどちらにも使える2WAY-Fitといったスペックはもちろん網羅されている。ペア重量は同社のアルミディスクブレーキホイールとしては最軽量である1,570gに仕上がる。

全世界でも日本限定となるプレミアムなディスクブレーキホイールは、現在予約受付中。入荷予定は5～6月で、価格は178,000円（税抜）。来るサイクリングシーズンを鮮やかなカラーのRACING ZERO CMPTZN DB CUSTOMで走り抜けてみては。

---

フルクラム RACING ZERO CMPTZN DB CUSTOM
タイヤ方式：2WAY-FIT（クリンチャー / チューブレス）
重量：1,570g
リム素材：アルミニウム
リムプロファイル：ハイト30mm、外幅23.8mm、内幅19mm
ブレーキタイプ：ディスクブレーキ
フロントハブ：カーボン＆アルミ製オーバーサイズ・フランジ
リアハブ：アルミ＆アルミ製オーバーサイズ・フランジ
ベアリング：CULT セラミック・ベアリング
その他：プラズマ処理 HG FWボディー、アルミ製アクスル
重量制限（総重量）：120kg（ライダー、バイク、アクセサリーの総重量）
カラー：レッドスポーク、ブラックスポーク
価格：178,000円（税抜）
※5～6月頃入荷予定。予約受付中