2020/01/15(水) - 12:00
毎年恒例のCW編集部乗り初めライド。今年の目的地は埼玉県飯能市にある最大勾配28%の東京近郊屈指の激坂、子ノ権現 天龍寺。思わず足を着いてしまうサイクリストが続出するという激坂にチャレンジするCW編集部員は、果たしてこの難所を登ることができるのだろうか?!
行ってきました! CW編集部乗り初めライド
乗り初めライド前に飯能名物の國光麺や海老チャーハンを食べるCW編集部
とろっとしたあんがかかった國光麺は具だくさんでリーズナブルで人気があるという
いつもお世話になっているサイクルハウスMIKAMIの三上店長に子ノ権現の登り方のレクチャーを受ける
2020年の仕事始めの日に急遽決まった毎年恒例のCW編集部乗り初めライド。今年の目的地は埼玉県飯能市にある子ノ権現天龍寺。関東のサイクリストに知名度の高い「子ノ権現(ねのごんげん)」とは、標高924mの愛宕山の山頂にあり、最大勾配28%東京近郊屈指の激坂である。そのあまりの激坂に最後まで登ることができず、思わず足をついてしまうサイクリストも続出するという、脚自慢のサイクリストなら1度はチャレンジしたい坂の1つだ。
まずは「腹が減っては戦はできぬ」ということで、東飯能にあるレトロな中華料理屋の國光苑(こっこうえん)へ。各々、名物の國光麺やチャーハンを食べ、乗り初めライドに備える。國光苑からほど近く、秩父の山々を知り尽くしているサイクルショップ、いつもお世話になっている「サイクルハウスMIKAMI」の三上店長に子ノ権現の登り方のレクチャーを受け、ライドの準備は万端。
少し肌寒いが、天候は青空が広がる良い天気でまさに絶好の自転車日和だ
綾野編集長を先頭に走るCWグループ
少し肌寒いが青空が広がる良い天気で、まさに絶好の自転車日和だ。ライドメンバーは自転車なら何でも大好きな綾野編集長、オフロード大好きスピードマンの磯部、新車デローザで気分だけは上り調子な安岡、新年早々腰痛を抱えてしまったバンド大好き藤原、音楽ライブ大好き軽量クライマー村田、多趣味なJPROライダー高木の、多種多様な計6人だ。
東飯能駅付近の駐車場からスタート。飯能の街中を抜けると、あっという間に山々に囲まれ自然が溢れる飯能・奥武蔵エリアに突入していく。走りだしたばかりとあって、集団は抑えめペース。年末年始にまったく乗らなかった一部のメンバーもとりあえず一安心だ。
一方、先輩たちから撮影担当に任命という名のパワハラを受けた新人・高木は撮影スポットに先回りするためにアタックを繰り返している。JPTライダーらしいキレのあるアタックを見せる新人を見送る集団からは、「若いって良いよね」「これが令和世代か…」なんて声も聞こえてくる。いや、編集長と安岡以外はみんな平成生まれでしょ(二人は昭和)。
最大斜度17%と子ノ権現を登る前のちょうど良いウォーミングアップになる倉掛峠を走る
新車デローザKERMESSEで上り調子で楽しく走る安岡
倉掛峠の山頂は綾野編集長がトップ通過
さて、本日のコースはメインディッシュの子ノ権現の他に、前菜として倉掛峠をご用意。距離は400mと短いものの、最大斜度は17%となかなかスパイシーな一品。子ノ権現を登る前に激坂感覚を養うためのウォーミングアップにはちょうど良い坂なのだが、早速一人遅れている。新車にまたがる安岡だ。
ここで遅れるなんて子ノ権現は思いやられるのでは?そう心配する我々をよそに、倉掛峠の頂上で追いついてきた安岡は息も乱さずケロリとした表情。「いやー、34-32のラストギアがめちゃくちゃラクで全然踏む気が起きなくって」なんてボケをかましている。昔、「リアは23Tまで、それ以上は甘え!(キリッ)」なんて言っていた姿はウソのようである。とにかくまだ余裕はあったようで一安心(本当に?)だ。
さて、倉掛峠を越えてしばらく行くと、愛宕山の麓に到着。山の集落を抜けていくと子ノ権現への分岐点が見えてきた。ここで改めて子ノ権現のコースプロフィールを紹介しよう。子ノ権現 天龍寺は埼玉県飯能市にある標高924mの愛宕山の山頂付近にある神社だ。林道双沢線を走るコースで、計測区間によってコースプロフィールは異なってくるが、この分岐点から距離3.5km、平均勾配は約8%となっている。
倉掛峠を通過するとしばらく緩やかになる
腰の調子を考え、ペースダウンする藤原
飯能の森林の中を走る
編集長のアタックに反応するCW編集部員
平均斜度を見るだけでは大した坂ではないと感じるかもしれないが、途中には10%を超える勾配が何度も現れるだけでなく、ラスト400mに登場する最大勾配28%の超激坂はまさに壁。この最大の難関では足をついてしまうサイクリストも続出し、登り切るだけで一つのステータスになるほど。いわゆる実績解除、というヤツだ。路面もかなり荒れ気味で下りも注意が必要なので、中級者以上がチャレンジすべき激坂かもしれない。
クリアするコツとしては、最後に待ち構えている激坂に備え、序盤から上げ過ぎないこと。急勾配区間ではペースの上げ下げはなるべくせず、一定のリズムで走ること。特にパワーメーターをお持ちの方ならオーバーペースにならないようにコントロールしながら上っていくことが子ノ権現を登り切るためのポイントだろう。
麓では1つだった集団もばらけていく
一眼レフカメラを背負いながら走る高木
つづら折れで続く子の権現への激坂の小径
編集部員の安岡と磯部のデットヒート
緩い傾斜から始まった坂も、しばらくすると勾配がきつくなっていく。クライマーの村田はあえてフロントをアウターにして重いギアのままグイグイと踏んでいく作戦。そこに続いたのは編集長の綾野。年末年始に毎日乗り込んでいたというだけあってかなり絞れているようだ。カウントダウンジャパンで盛り上がりすぎて腰を痛めた藤原、そしてほぼMTBのようなギアを使う安岡はそろって遅れてしまうが、しっかり登り続けている。
激坂区間に入ると撮影係の高木が異次元のスピードでJPTアタック!そこに編集長が反応するも相手は現役のJPTライダー。あれよあれよという間に離されていくが、そもそも他の編集部員からしてみれば、反応してペースを上げられるだけ信じられないレベルで「走れている」という認識である。
ラスト400m、最大の難所の斜度28%の地点でカメラを構える高木。この壁を最初に駆けあがってきたのは綾野編集長だった。ダンシングとシッティングを上手く使い分けながら力強いペダリングを見せ、あえてキツイコーナーのイン側を攻めていく。続いて、ヒルクライマーの村田、スピードマン磯部、いつの間にやら後ろから追いついてきたMTBギア安岡と連なる。この写真を撮影後、高木はさらりと前の3人と先頭の綾野編集長を抜き去って一足先に山頂へ。
高木は激坂でアタックして先回りして最大勾配28%の地点でカメラを構える作戦のようだ
最大の難所を最初に駆けあがってきたのが綾野編集長
次いでヒルクライマーの村田、スピードマン磯部、後方でアタックのタイミングを伺う安岡と連なる
安岡が渾身のアタックを繰り出し、新車のデローザと共にガッツポーズをしながらゴールに飛び込んできた
カメラを構えた高木のファインダーに最初に飛び込んできたのは、予想通り編集長。編集部を率いる立場の矜持を見せつけた。2位でゴールに飛び込んできたのは大穴の安岡だ。34-32という超低ギア比で脚を貯め、最後の激坂で村田をチョイ差し。新車のデローザと共にガッツポーズ(何の?)である。次いで3位にクライマー村田、4位スピードマン磯部、5位ベーシスト藤原と、全員が足をつかずに登りきることができた。
ゴール後は疲労困憊で座って休んだり、水分補給したり、補給食を摂ったりと各々リカバリータイム。全員が揃うまでそれぞれの愛車と記念撮影をすることに。
安岡の愛車 デローザ KERMESSE
磯部の愛車 ファクター ONE
村田の愛車 サーヴェロ R3
高木の愛車 ビアンキ Oltre XR3
そこからは仁王門を目指して、参道を自身の足で歩いていく。子ノ権現縁起に、「魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん」とあり、古くから足腰守護の神仏として広く信仰を集めているという。
子の権現への参道では力強い仁王様が歓迎してくれる
足腰が強くなるよう、わらじに願掛けした
安岡の自慢は12スピード・ロー32Tのカンパニョーロのコンポ
黄金色の鉄のワラジをはじめ、夫婦下駄・庫裡廊下梁に掲げた額といった信仰の証が多く残されている。足腰のお守りがあることから自動車、自転車、登山をする方、スポーツをする方が年間通して多く訪れるのだ。東京近郊でアクセスもしやすく、自転車乗りにとって縁起が良いスポットだ。サイクルラックも完備されているので、安心して立ち寄ることができるだろう。(サイクルラックは参道を歩いた先の本堂前に備え付けてあった!)
目的地の子ノ権現天龍寺本堂に辿りつき参拝する
鉄製の日本一の大ワラジの前で記念撮影
夫婦下駄の前でとても楽しそうな安岡
サイクルラックも完備されているので安心して立ち寄ることができる
子ノ権現天龍寺から帰路へ向かうCW編集部
さて、本堂に辿りつき参拝する。腰を痛めている藤原や、年間通してレースを走る高木は足腰が良い年になるように真剣に祈願している様子。鉄のワラジと夫婦下駄の前で集合写真を撮影していると西日が強くなってきた。夕暮れが近づき、気温も下がってきたので下山開始。道路には台風19号の影響で崩落している場所や未舗装区間がいまだにあるので、下りの際は細心の注意が必要だ。
下山を終えると、東飯能駅までの細かなアップダウンを繰り返す平坦路をなぜかハイペースで牽引し始める高木。後方では中切れが発生するほどの激しい展開になっていた。ほぼ車と同じような速度のペースが続き、無事ゴール地点の飯能市街に辿りついた編集部員はほぼ全員が真っ白に燃え尽きていた...。とりあえず寒いので着替えようとすると、「アイッテテテ!」と悲鳴が上がる。シューズを脱ごうとした藤原が身をかがめた瞬間、腰に激痛が走ったようだ。心優しい編集長と安岡が腰の痛みを和らげるためにマッサージをしてあげている。子ノ権現のご利益が早速現れている(のか?)。
東飯能駅までの細かなアップダウンを繰り返す平坦路を一人で牽引し始める高木
走り切った達成感に浸る安岡。メガネが曇ってます(笑)
腰の痛みを和らげるため編集長と安岡がマッサージをする
2020年乗り初めライドはこれにて終了。最後は無事に撮影係の大命をこなした新人・高木のフレッシュなあいさつで締めることとしよう。スレきった先輩方はこれを読んで自転車を楽しむ純粋な気持ちを少しでも思い出してほしい。
「私、新人編集部員の高木は子ノ権現を初めて登りましたが、この激坂は楽しかったです! あまりの急勾配に走りながら笑ってしまいました。下りは危険なので慎重に下りましたが、自然の中を走るって気持ち良くて最高ですね!
編集部の先輩方は登りは少々苦しそうでしたが、最後まで楽しんでいる様子でした。2020年はオリンピックイヤーということで何かと忙しくなる予感がしますが、今年一年を健康で事故なく年を終えられるように、CW編集部員たち皆で願掛けしました。
読者の皆さん、こんな自転車大好きなCW編集部員たちがつくるシクロワイアードを、今年もご愛読のほどよろしくお願いいたします!」
text:Kenji.Degawa
行ってきました! CW編集部乗り初めライド



2020年の仕事始めの日に急遽決まった毎年恒例のCW編集部乗り初めライド。今年の目的地は埼玉県飯能市にある子ノ権現天龍寺。関東のサイクリストに知名度の高い「子ノ権現(ねのごんげん)」とは、標高924mの愛宕山の山頂にあり、最大勾配28%東京近郊屈指の激坂である。そのあまりの激坂に最後まで登ることができず、思わず足をついてしまうサイクリストも続出するという、脚自慢のサイクリストなら1度はチャレンジしたい坂の1つだ。
まずは「腹が減っては戦はできぬ」ということで、東飯能にあるレトロな中華料理屋の國光苑(こっこうえん)へ。各々、名物の國光麺やチャーハンを食べ、乗り初めライドに備える。國光苑からほど近く、秩父の山々を知り尽くしているサイクルショップ、いつもお世話になっている「サイクルハウスMIKAMI」の三上店長に子ノ権現の登り方のレクチャーを受け、ライドの準備は万端。


少し肌寒いが青空が広がる良い天気で、まさに絶好の自転車日和だ。ライドメンバーは自転車なら何でも大好きな綾野編集長、オフロード大好きスピードマンの磯部、新車デローザで気分だけは上り調子な安岡、新年早々腰痛を抱えてしまったバンド大好き藤原、音楽ライブ大好き軽量クライマー村田、多趣味なJPROライダー高木の、多種多様な計6人だ。
東飯能駅付近の駐車場からスタート。飯能の街中を抜けると、あっという間に山々に囲まれ自然が溢れる飯能・奥武蔵エリアに突入していく。走りだしたばかりとあって、集団は抑えめペース。年末年始にまったく乗らなかった一部のメンバーもとりあえず一安心だ。
一方、先輩たちから撮影担当に任命という名のパワハラを受けた新人・高木は撮影スポットに先回りするためにアタックを繰り返している。JPTライダーらしいキレのあるアタックを見せる新人を見送る集団からは、「若いって良いよね」「これが令和世代か…」なんて声も聞こえてくる。いや、編集長と安岡以外はみんな平成生まれでしょ(二人は昭和)。



さて、本日のコースはメインディッシュの子ノ権現の他に、前菜として倉掛峠をご用意。距離は400mと短いものの、最大斜度は17%となかなかスパイシーな一品。子ノ権現を登る前に激坂感覚を養うためのウォーミングアップにはちょうど良い坂なのだが、早速一人遅れている。新車にまたがる安岡だ。
ここで遅れるなんて子ノ権現は思いやられるのでは?そう心配する我々をよそに、倉掛峠の頂上で追いついてきた安岡は息も乱さずケロリとした表情。「いやー、34-32のラストギアがめちゃくちゃラクで全然踏む気が起きなくって」なんてボケをかましている。昔、「リアは23Tまで、それ以上は甘え!(キリッ)」なんて言っていた姿はウソのようである。とにかくまだ余裕はあったようで一安心(本当に?)だ。
さて、倉掛峠を越えてしばらく行くと、愛宕山の麓に到着。山の集落を抜けていくと子ノ権現への分岐点が見えてきた。ここで改めて子ノ権現のコースプロフィールを紹介しよう。子ノ権現 天龍寺は埼玉県飯能市にある標高924mの愛宕山の山頂付近にある神社だ。林道双沢線を走るコースで、計測区間によってコースプロフィールは異なってくるが、この分岐点から距離3.5km、平均勾配は約8%となっている。




平均斜度を見るだけでは大した坂ではないと感じるかもしれないが、途中には10%を超える勾配が何度も現れるだけでなく、ラスト400mに登場する最大勾配28%の超激坂はまさに壁。この最大の難関では足をついてしまうサイクリストも続出し、登り切るだけで一つのステータスになるほど。いわゆる実績解除、というヤツだ。路面もかなり荒れ気味で下りも注意が必要なので、中級者以上がチャレンジすべき激坂かもしれない。
クリアするコツとしては、最後に待ち構えている激坂に備え、序盤から上げ過ぎないこと。急勾配区間ではペースの上げ下げはなるべくせず、一定のリズムで走ること。特にパワーメーターをお持ちの方ならオーバーペースにならないようにコントロールしながら上っていくことが子ノ権現を登り切るためのポイントだろう。




緩い傾斜から始まった坂も、しばらくすると勾配がきつくなっていく。クライマーの村田はあえてフロントをアウターにして重いギアのままグイグイと踏んでいく作戦。そこに続いたのは編集長の綾野。年末年始に毎日乗り込んでいたというだけあってかなり絞れているようだ。カウントダウンジャパンで盛り上がりすぎて腰を痛めた藤原、そしてほぼMTBのようなギアを使う安岡はそろって遅れてしまうが、しっかり登り続けている。
激坂区間に入ると撮影係の高木が異次元のスピードでJPTアタック!そこに編集長が反応するも相手は現役のJPTライダー。あれよあれよという間に離されていくが、そもそも他の編集部員からしてみれば、反応してペースを上げられるだけ信じられないレベルで「走れている」という認識である。
ラスト400m、最大の難所の斜度28%の地点でカメラを構える高木。この壁を最初に駆けあがってきたのは綾野編集長だった。ダンシングとシッティングを上手く使い分けながら力強いペダリングを見せ、あえてキツイコーナーのイン側を攻めていく。続いて、ヒルクライマーの村田、スピードマン磯部、いつの間にやら後ろから追いついてきたMTBギア安岡と連なる。この写真を撮影後、高木はさらりと前の3人と先頭の綾野編集長を抜き去って一足先に山頂へ。




カメラを構えた高木のファインダーに最初に飛び込んできたのは、予想通り編集長。編集部を率いる立場の矜持を見せつけた。2位でゴールに飛び込んできたのは大穴の安岡だ。34-32という超低ギア比で脚を貯め、最後の激坂で村田をチョイ差し。新車のデローザと共にガッツポーズ(何の?)である。次いで3位にクライマー村田、4位スピードマン磯部、5位ベーシスト藤原と、全員が足をつかずに登りきることができた。
ゴール後は疲労困憊で座って休んだり、水分補給したり、補給食を摂ったりと各々リカバリータイム。全員が揃うまでそれぞれの愛車と記念撮影をすることに。




そこからは仁王門を目指して、参道を自身の足で歩いていく。子ノ権現縁起に、「魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん」とあり、古くから足腰守護の神仏として広く信仰を集めているという。



黄金色の鉄のワラジをはじめ、夫婦下駄・庫裡廊下梁に掲げた額といった信仰の証が多く残されている。足腰のお守りがあることから自動車、自転車、登山をする方、スポーツをする方が年間通して多く訪れるのだ。東京近郊でアクセスもしやすく、自転車乗りにとって縁起が良いスポットだ。サイクルラックも完備されているので、安心して立ち寄ることができるだろう。(サイクルラックは参道を歩いた先の本堂前に備え付けてあった!)





さて、本堂に辿りつき参拝する。腰を痛めている藤原や、年間通してレースを走る高木は足腰が良い年になるように真剣に祈願している様子。鉄のワラジと夫婦下駄の前で集合写真を撮影していると西日が強くなってきた。夕暮れが近づき、気温も下がってきたので下山開始。道路には台風19号の影響で崩落している場所や未舗装区間がいまだにあるので、下りの際は細心の注意が必要だ。
下山を終えると、東飯能駅までの細かなアップダウンを繰り返す平坦路をなぜかハイペースで牽引し始める高木。後方では中切れが発生するほどの激しい展開になっていた。ほぼ車と同じような速度のペースが続き、無事ゴール地点の飯能市街に辿りついた編集部員はほぼ全員が真っ白に燃え尽きていた...。とりあえず寒いので着替えようとすると、「アイッテテテ!」と悲鳴が上がる。シューズを脱ごうとした藤原が身をかがめた瞬間、腰に激痛が走ったようだ。心優しい編集長と安岡が腰の痛みを和らげるためにマッサージをしてあげている。子ノ権現のご利益が早速現れている(のか?)。



2020年乗り初めライドはこれにて終了。最後は無事に撮影係の大命をこなした新人・高木のフレッシュなあいさつで締めることとしよう。スレきった先輩方はこれを読んで自転車を楽しむ純粋な気持ちを少しでも思い出してほしい。
「私、新人編集部員の高木は子ノ権現を初めて登りましたが、この激坂は楽しかったです! あまりの急勾配に走りながら笑ってしまいました。下りは危険なので慎重に下りましたが、自然の中を走るって気持ち良くて最高ですね!
編集部の先輩方は登りは少々苦しそうでしたが、最後まで楽しんでいる様子でした。2020年はオリンピックイヤーということで何かと忙しくなる予感がしますが、今年一年を健康で事故なく年を終えられるように、CW編集部員たち皆で願掛けしました。
読者の皆さん、こんな自転車大好きなCW編集部員たちがつくるシクロワイアードを、今年もご愛読のほどよろしくお願いいたします!」
text:Kenji.Degawa
子ノ権現ヒルクライム2020 リザルト
1位 | 綾野編集長 |
2位 | 安岡 |
3位 | 村田 |
4位 | 磯部 |
5位 | 藤原 |
ー | 高木(オープン参加) |
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