イタリアで「オートクレーブ成形」と呼ばれる究極の作業工程を経て造られるスペシャルカーボンレーサーがインターマックス・スクアドラ・イタリアだ。09モデルではリファインされ、一段とレーシング性能に磨きをかけて登場した。

インターマックスSQUADRA ITALIAインターマックスSQUADRA ITALIA (c)MakotoAYANO/cyclowired.jp
世界トップレベルの運動性能を追及するスクアドライタリアは、ダウンチューブを中心に大径化を進めることで更なる高性能フレームに進化した。

今回のモデルチェンジで径が増したダウンチューブ今回のモデルチェンジで径が増したダウンチューブ ダウンチューブ付近の剛性アップを図ることにより、反応性や剛性感が向上。踏んだ瞬間から体感できる加速性能、ゴールスプリントや集団内での機敏な反応性、ペダリングパワーをロスなく推進力にかえる上り性能等、レースにおけるあらゆるシーンで素晴らしい性能を発揮するフレームに仕上がっているという。

フレーム形状はいたってオーソドックスだが、その外観からは想像のできないレーシーな走行性能を味わえるという。


バックステーは直線的なイメージバックステーは直線的なイメージ スクアドライタリアのスペシャルな製法「オートクレーブ」とは、F1マシンのカーボンシャーシ焼成にも用いられる、内部を超高圧にすることが可能な耐圧性の装置や容器の総称で、カーボン製品をオートクレーブ内において高温・高圧で仕上げると、カーボン繊維にエポキシ樹脂がまんべんなく含浸するとともに、不要なエポキシ樹脂を極限まで絞り出すことができる。その結果できるオートクレーブ製法で成形されたカーボンフレームは高い強度を得ることができるのだ。

スクアドライタリアはこの特殊な製法でイタリアにて造られたカーボンバイクで、
最終工程のマスキング塗装までイタリアにおけるハンドメイドにて行われる。09モデルになり、非常に鮮やかで精悍なグラフィックスが用いられた。このマスキングによる美しい塗りわけは、このバイクの魅力のひとつだ。
マスキングによる美しい塗りわけもこのバイクの魅力のひとつだマスキングによる美しい塗りわけもこのバイクの魅力のひとつだ
優秀なイタリアの職人がしっかりハンドメイドするフレームは、高品質なカーボンフレームらしい心地よさを保ちつつ、レースシーンでの要求を高次元で実現するように設計されている。


インターマックスSQUADRA ITALIAインターマックスSQUADRA ITALIA (c)MakotoAYANO/cyclowired.jp

インターマックスSQUADRA ITALIA(スクアドラ イタリア)


カーボンコンポジットフレームセット:276,000円(税込)
DURA-ACE 完成車:654,000円(税込)
ULTEGRA-SL完成車:429,800円(税込)

カーボンフォーク Integral OverSize 350g、FSA・HP付き
Tube:スーパーハイモジュラスカーボン
Weight:1,110g(フレーム単体)
Color:ホワイト、ブルー、レッド
Size:46,48,50,52,54 C-T




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