2019/10/23(水) - 09:12
スター選手を揃えジャパンカップで絶大なチーム力を見せつけたユンボ・ヴィズマのアフターパーティーをレポート。神田明神ホールに集まった100人のファンたちと交流を楽しんだ。ロベルト・ヘーシンクが使用した特別デザインバイクの発売もアナウンスされた。
ジャパンカップに3年連続出場、チェレステカラーのビアンキバイクを駆り国内でも多数のファンを抱えるワールドチームがユンボ・ヴィズマだ。今季はこれまでに計51勝もの勝利を挙げており、年々存在感を増している今最も勢いのあるチームと言っても過言ではないだろう。ジャパンカップにおいては残念ながら勝利には一歩届かなかったものの、レースを完全にコントロールし日本のファンの前でチーム力の高さを見せつけた。
昨年に引き続き6名の超強力なメンバーを揃え日本へと乗り込んできたユンボ・ヴィズマ。3年連続でジャパンカップメンバーに選ばれ女性から絶大な人気を獲得しているクーン・ボウマンや、経験豊富な走りが古賀志でも冴え渡ったロベルト・ヘーシンクはもはや顔馴染みだろう。
ブエルタ・ア・エスパーニャの難関山岳ステージでステージ優勝したセップ・クスや、なんと言ってもツール・ド・フランス総合3位のステフェン・クライスヴァイクのメンバー入りは大きな話題を呼んだ。加えて二人の若手、ニールソン・ポーレスとレナード・ホフステッドもレースでアシスト役を果たした。
そんなユンボ・ヴィズマの選手たちと交流できる貴重な機会として、ジャパンカップ翌日の21日(月)に東京・神田明神ホールにてアフターパーティーが開かれた。都内でも歴史の古い神田明神に併設されたホールに集まったファンの数はなんと100人。毎年この会を楽しみにしている固定ファンも多くいたようだ。入り口では選手のサインが入ったボードがお出迎えしてくれ、チェレステカラーのウェルカムドリンクも振る舞われた。
ロードレース実況でお馴染みのサッシャさんが司会を務めパーティーが進行されていく。大きな拍手に包まれながらステージに選手が登場、まずはレースの振り返りや来日の感想をそれぞれに聞いていった。
チーム最上位の5位に食い込んだクスは「仲間からジャパンカップの様子を聞いていて、出場するのを本当に楽しみにしていたんだ。沿道の観客の多さなど聞いた通りの盛り上がりを見せていて驚いたよ。難しいコースでハードなレースとなったけど、勝つためのメンバーを揃えたので悔しい。でも初めての来日も含めて良い経験になったね」と満足そうに語った。
3度目の出場となったボウマンは「ジャパンカップは沿道から自分の名前を呼んでくれるのがとても嬉しいんだ。昨年に続き今年も山岳賞ジャージを獲得することができた。こんなにジャージがもらえる大会は日本くらいなもんさ。今年も勝利を逃してしまったので、再度勝つために日本に戻ってきたいと思う」と来年を見据えたコメントをしてくれた。
また、今回ヘーシンクがジャパンカップ限定で使用した、OLTRE XR4のスペシャルデザインフレームが一般発売されることもアナウンスされた。昨年もボウマンが日の丸や桜をあしらった日本仕様の特別バイクを駆ったが、それに続くジャパンカップエディション第二弾という流れだ。
明治時代の画家、森雄山が手掛けた「波紋集」というその名の通り波のデザイン集からヒントを得てデザインされており、渦を巻いたような波のグラフィックが描かれている。ド派手なイラストを差し込んだ昨年の特別モデルと比べてシンプルながら日本の伝統を感じられるデザインに仕上がっている。価格や注文方法など詳しい情報は後日発表される予定だ。
チームのエースとして活躍するクライスヴァイクはビアンキのOLTRE XR4について、「パーフェクトなバイクだよ。グランツールでのヒルクライムもダウンヒルも安定してこなせ、スプリントでも勝つことができるすべてのシーンに対応した真のオールラウンダーさ。チームがこれだけの成績を残せているのもバイクのおかげ。もちろん一般のサイクリストが楽しくライドしたいという乗り方でも、快適性は高いし良いチョイスになるだろうね」と絶賛のコメントをしてくれた。
パーティーの後半はステージを降りてファンとの交流。テーブルについた各選手のもとに並びサインを書いてもらったり、プレゼントを渡したり、記念写真を撮ったりして時間を過ごした。パーティー終了間際までサイン待ちの列は途切れず選手たちは大忙し。それでも、頑張って英語で話しかける日本のファン一人ひとりの言葉に真剣に耳を傾けてくれる神対応ぶりで、参加者は夢のような時間を過ごすことができただろう。
最後はビアンキのマネージャーであるクラウディオ氏が日本の作法に倣って一本締めを行い会は終了。全選手が揃って一礼をして退室するという、最後まで礼儀正しい姿を見せてくれた。ジャパンカップの出場チームとしてもはや定着した感のあるユンボ・ヴィズマ、来年もリベンジのため再び日本に戻ってくることを期待したい。
text&photo:Yuto.Murata
ジャパンカップに3年連続出場、チェレステカラーのビアンキバイクを駆り国内でも多数のファンを抱えるワールドチームがユンボ・ヴィズマだ。今季はこれまでに計51勝もの勝利を挙げており、年々存在感を増している今最も勢いのあるチームと言っても過言ではないだろう。ジャパンカップにおいては残念ながら勝利には一歩届かなかったものの、レースを完全にコントロールし日本のファンの前でチーム力の高さを見せつけた。
昨年に引き続き6名の超強力なメンバーを揃え日本へと乗り込んできたユンボ・ヴィズマ。3年連続でジャパンカップメンバーに選ばれ女性から絶大な人気を獲得しているクーン・ボウマンや、経験豊富な走りが古賀志でも冴え渡ったロベルト・ヘーシンクはもはや顔馴染みだろう。
ブエルタ・ア・エスパーニャの難関山岳ステージでステージ優勝したセップ・クスや、なんと言ってもツール・ド・フランス総合3位のステフェン・クライスヴァイクのメンバー入りは大きな話題を呼んだ。加えて二人の若手、ニールソン・ポーレスとレナード・ホフステッドもレースでアシスト役を果たした。
そんなユンボ・ヴィズマの選手たちと交流できる貴重な機会として、ジャパンカップ翌日の21日(月)に東京・神田明神ホールにてアフターパーティーが開かれた。都内でも歴史の古い神田明神に併設されたホールに集まったファンの数はなんと100人。毎年この会を楽しみにしている固定ファンも多くいたようだ。入り口では選手のサインが入ったボードがお出迎えしてくれ、チェレステカラーのウェルカムドリンクも振る舞われた。
ロードレース実況でお馴染みのサッシャさんが司会を務めパーティーが進行されていく。大きな拍手に包まれながらステージに選手が登場、まずはレースの振り返りや来日の感想をそれぞれに聞いていった。
チーム最上位の5位に食い込んだクスは「仲間からジャパンカップの様子を聞いていて、出場するのを本当に楽しみにしていたんだ。沿道の観客の多さなど聞いた通りの盛り上がりを見せていて驚いたよ。難しいコースでハードなレースとなったけど、勝つためのメンバーを揃えたので悔しい。でも初めての来日も含めて良い経験になったね」と満足そうに語った。
3度目の出場となったボウマンは「ジャパンカップは沿道から自分の名前を呼んでくれるのがとても嬉しいんだ。昨年に続き今年も山岳賞ジャージを獲得することができた。こんなにジャージがもらえる大会は日本くらいなもんさ。今年も勝利を逃してしまったので、再度勝つために日本に戻ってきたいと思う」と来年を見据えたコメントをしてくれた。
また、今回ヘーシンクがジャパンカップ限定で使用した、OLTRE XR4のスペシャルデザインフレームが一般発売されることもアナウンスされた。昨年もボウマンが日の丸や桜をあしらった日本仕様の特別バイクを駆ったが、それに続くジャパンカップエディション第二弾という流れだ。
明治時代の画家、森雄山が手掛けた「波紋集」というその名の通り波のデザイン集からヒントを得てデザインされており、渦を巻いたような波のグラフィックが描かれている。ド派手なイラストを差し込んだ昨年の特別モデルと比べてシンプルながら日本の伝統を感じられるデザインに仕上がっている。価格や注文方法など詳しい情報は後日発表される予定だ。
チームのエースとして活躍するクライスヴァイクはビアンキのOLTRE XR4について、「パーフェクトなバイクだよ。グランツールでのヒルクライムもダウンヒルも安定してこなせ、スプリントでも勝つことができるすべてのシーンに対応した真のオールラウンダーさ。チームがこれだけの成績を残せているのもバイクのおかげ。もちろん一般のサイクリストが楽しくライドしたいという乗り方でも、快適性は高いし良いチョイスになるだろうね」と絶賛のコメントをしてくれた。
パーティーの後半はステージを降りてファンとの交流。テーブルについた各選手のもとに並びサインを書いてもらったり、プレゼントを渡したり、記念写真を撮ったりして時間を過ごした。パーティー終了間際までサイン待ちの列は途切れず選手たちは大忙し。それでも、頑張って英語で話しかける日本のファン一人ひとりの言葉に真剣に耳を傾けてくれる神対応ぶりで、参加者は夢のような時間を過ごすことができただろう。
最後はビアンキのマネージャーであるクラウディオ氏が日本の作法に倣って一本締めを行い会は終了。全選手が揃って一礼をして退室するという、最後まで礼儀正しい姿を見せてくれた。ジャパンカップの出場チームとしてもはや定着した感のあるユンボ・ヴィズマ、来年もリベンジのため再び日本に戻ってくることを期待したい。
text&photo:Yuto.Murata
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