2月16日、ジャイアント創業者・劉金標(キング・リュウ)氏が死去した。93歳だった。台湾のジャイアントグループ本社が発表した。

キング・リュウことジャイアントの劉金標氏(写真は2013年) photo:Makoto AYANO
劉金標(キング・リュウ)氏は1934年、台湾中部の台中生まれ。1972年にジャイアント(巨大機械工業)を設立し、自転車部品の受託製造から事業を開始して、世界最大の自転車メーカーにまで成長させた。
ジャイアントグループは氏への追悼文で「品質へのこだわりと未来への想像によって、ジャイアントを世界の舞台へと押し上げ、台湾の自転車産業を真に知らしめた」と記している。
また劉氏は73歳と80歳のときには自転車で台湾を一周、75歳では北京から上海までの約1600kmを自転車で走破し、台湾に大きな自転車ブームを起こした。それにより台湾全土の道路に自転車レーンが設置されるなど、台湾が自転車先進国となる原動力となっている。
自身の自転車の経験を活かして健康文化としての自転車の魅力を世界に発信し続けた劉氏。その挑戦を通して会得した哲学は「挑戦しなければ前へは進めない。その先にあるものは何も得られない」だ。
自転車を通じた日本と台湾の関係強化、友好親善にも寄与。また日本でもしまなみ海道を走るなど、各地のサイクリングルートの普及に貢献。⽇本の多くの地⽅⾃治体と共に⾃転⾞を取り⼊れた地域振興を精⼒的に進めたことが評価され、2017年には日本政府から旭日中綬章を贈られた。
劉金標(キング・リュウ)氏の御冥福をお祈りします。
text : Makoto AYANO

劉金標(キング・リュウ)氏は1934年、台湾中部の台中生まれ。1972年にジャイアント(巨大機械工業)を設立し、自転車部品の受託製造から事業を開始して、世界最大の自転車メーカーにまで成長させた。
ジャイアントグループは氏への追悼文で「品質へのこだわりと未来への想像によって、ジャイアントを世界の舞台へと押し上げ、台湾の自転車産業を真に知らしめた」と記している。
また劉氏は73歳と80歳のときには自転車で台湾を一周、75歳では北京から上海までの約1600kmを自転車で走破し、台湾に大きな自転車ブームを起こした。それにより台湾全土の道路に自転車レーンが設置されるなど、台湾が自転車先進国となる原動力となっている。
自身の自転車の経験を活かして健康文化としての自転車の魅力を世界に発信し続けた劉氏。その挑戦を通して会得した哲学は「挑戦しなければ前へは進めない。その先にあるものは何も得られない」だ。
自転車を通じた日本と台湾の関係強化、友好親善にも寄与。また日本でもしまなみ海道を走るなど、各地のサイクリングルートの普及に貢献。⽇本の多くの地⽅⾃治体と共に⾃転⾞を取り⼊れた地域振興を精⼒的に進めたことが評価され、2017年には日本政府から旭日中綬章を贈られた。
劉金標(キング・リュウ)氏の御冥福をお祈りします。
text : Makoto AYANO