2019/10/18(金) - 14:18
世界最大の自転車メーカーとして君臨するジャイアントがサスペンションフォークを開発。スムースなストロークと正確なハンドリングを実現する「CREST 34 RCL」が登場し、トレイルマウンテンバイク「FATHOM 2」に新採用されている。
40年以上に渡り、世界中の自転車ブランドの工場としてフレームおよびパーツの製造を手掛けてきたジャイアント。その経験と技術を活かして、新たにサスペンションフォークの製造に乗り出した。「CREST 34 RCL」はその嚆矢となる120mmトラベルのモデルで、同価格帯のライバルたちを圧倒するパフォーマンスを発揮するフォークとして発表された。
スムースなストローク、正確なハンドリング、多様なライディングスタイルに対応するセッティング機構。サスペンションには様々な性能が求められるが、CREST 34はジャイアントの持つ広範な製造技術と経験の蓄積によってそれら全ての性能を高次元で満たしつつ、手の届きやすいモデルとして完成している。
障害物に機敏に反応し、トラクションを失わないために重要なスムースネスを実現するため、ジャイアントは高速でマグネシウムチップを溶融射出することで優れた重量/剛性比をもたらすチクソモールディングや、水平加工といった高精度の自社製造プロセスによってインナーレッグとアウターレッグを製作する。2つのパーツが完全な同心円となり、非常に低い摺動抵抗を実現。更に高精度な処理を施すことで、ハイエンドサスペンションに肉薄する滑らかなフィーリングをもたらした。
瞬間的に高い負荷が発生するオフロードライドにおいて、安定したハンドリングを得るために剛性と強度が必要とされる一方、過剰になるとライダーに疲労感をもたらすことに。そのバランスをとるため、「CREST 34」はアルミテーパードコラムと高合金鍛造クラウンによる剛性の高いシャーシに加え、各所に特殊な素材を配するトレイル向けのチューニングを施している。
スプリングは軽量なエア式で、登りを含むトレイルライドに最適。反応性を高める軽量ツインエアスプリングを採用し、エアトークンによってポジティブスプリングレートを細かく調整することでライディングスタイルやコース、ライダーのウェイトに合わせたセッティングを可能としている。
ダンパーシステムもオリジナルの設計となっている。経験豊富なテストライダーからのフィードバックを得て完成したカスタムダンピングシステムは、高性能な低速コンプレッションとリバウンドダンパーを備えつつ、幅広い調整を可能とした。
ジャイアントが満を持して送り出したオリジナルサスペンションフォーク「CREST 34 RCL」。2020モデルでは、ジャイアントが誇るALUXX SLアルミを採用するトレイル向けのハードテールMTB、FATHOM 2に搭載される。
ヘッドアングル67°と最先端のトレイルバイクジオメトリーで設計されたフレームに、スラムのSX EAGLEによる1×12ドライブトレイン、ドロッパーポスト、チューブレスレディタイヤを標準装備。オールラウンドにトレイルを楽しめる一台にハイパフォーマンスサスペンションフォークを組み合わせ、税抜価格14万円という手の届きやすい価格を実現している。MTBに興味が出てきた人にとって、この上なく魅力的な選択となりそうだ。
ジャイアント FATHOM 2
サイズ:370(XS),390(S),445(M)mm
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum
フォーク:ジャイアント CREST 34 RCL OverDrive Column 120mm Travel 15mm Axle
ドライブトレイン:スラム SX EAGLE
ブレーキ:テクトロ HDM275 F:180mm R:160mm Rotors
タイヤ:マキシス ARDENT RACE 27.5x2.6 Tubeless Ready
重量:13.1kg(445mm)
価格:140,000円(税抜)
40年以上に渡り、世界中の自転車ブランドの工場としてフレームおよびパーツの製造を手掛けてきたジャイアント。その経験と技術を活かして、新たにサスペンションフォークの製造に乗り出した。「CREST 34 RCL」はその嚆矢となる120mmトラベルのモデルで、同価格帯のライバルたちを圧倒するパフォーマンスを発揮するフォークとして発表された。
スムースなストローク、正確なハンドリング、多様なライディングスタイルに対応するセッティング機構。サスペンションには様々な性能が求められるが、CREST 34はジャイアントの持つ広範な製造技術と経験の蓄積によってそれら全ての性能を高次元で満たしつつ、手の届きやすいモデルとして完成している。
障害物に機敏に反応し、トラクションを失わないために重要なスムースネスを実現するため、ジャイアントは高速でマグネシウムチップを溶融射出することで優れた重量/剛性比をもたらすチクソモールディングや、水平加工といった高精度の自社製造プロセスによってインナーレッグとアウターレッグを製作する。2つのパーツが完全な同心円となり、非常に低い摺動抵抗を実現。更に高精度な処理を施すことで、ハイエンドサスペンションに肉薄する滑らかなフィーリングをもたらした。
瞬間的に高い負荷が発生するオフロードライドにおいて、安定したハンドリングを得るために剛性と強度が必要とされる一方、過剰になるとライダーに疲労感をもたらすことに。そのバランスをとるため、「CREST 34」はアルミテーパードコラムと高合金鍛造クラウンによる剛性の高いシャーシに加え、各所に特殊な素材を配するトレイル向けのチューニングを施している。
スプリングは軽量なエア式で、登りを含むトレイルライドに最適。反応性を高める軽量ツインエアスプリングを採用し、エアトークンによってポジティブスプリングレートを細かく調整することでライディングスタイルやコース、ライダーのウェイトに合わせたセッティングを可能としている。
ダンパーシステムもオリジナルの設計となっている。経験豊富なテストライダーからのフィードバックを得て完成したカスタムダンピングシステムは、高性能な低速コンプレッションとリバウンドダンパーを備えつつ、幅広い調整を可能とした。
ジャイアントが満を持して送り出したオリジナルサスペンションフォーク「CREST 34 RCL」。2020モデルでは、ジャイアントが誇るALUXX SLアルミを採用するトレイル向けのハードテールMTB、FATHOM 2に搭載される。
ヘッドアングル67°と最先端のトレイルバイクジオメトリーで設計されたフレームに、スラムのSX EAGLEによる1×12ドライブトレイン、ドロッパーポスト、チューブレスレディタイヤを標準装備。オールラウンドにトレイルを楽しめる一台にハイパフォーマンスサスペンションフォークを組み合わせ、税抜価格14万円という手の届きやすい価格を実現している。MTBに興味が出てきた人にとって、この上なく魅力的な選択となりそうだ。
ジャイアント FATHOM 2
サイズ:370(XS),390(S),445(M)mm
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum
フォーク:ジャイアント CREST 34 RCL OverDrive Column 120mm Travel 15mm Axle
ドライブトレイン:スラム SX EAGLE
ブレーキ:テクトロ HDM275 F:180mm R:160mm Rotors
タイヤ:マキシス ARDENT RACE 27.5x2.6 Tubeless Ready
重量:13.1kg(445mm)
価格:140,000円(税抜)
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