2010/04/27(火) - 21:56
2010年4月24・25日、愛媛県八幡浜市民スポーツパークでJ1(ジャパンシリーズ)第1戦「J八幡浜インターナショナル・クロスカントリー」が行なわれ、山本和弘(キャノンデール・ファクトリーレーシングチーム)が優勝を飾った。
国内MTB公式戦ジャパンシリーズ・J1XCOが愛媛県八幡浜からスタート。地元の有志によって作られた八幡浜市民スポーツパーク内の特設コースは、過去にアテネ・北京オリンピックの代表選考にも使われたもの。グラウンドを挟んで二つの山を回り、ゴジラの背と呼ばれる木の根が続くセクション等、国内屈指の名コースである。
レース開催時は地元のお祭りのような賑わいで、観客が大変多い!このイベントが地元に愛されていることが伺えた。
コース全長は5.67km。エリート男子は快晴の下、7周回で争われた。
エリート男子は、海外遠征中のブリヂストン・アンカーの選手(山本幸平・辻浦圭一・平野星矢)が出場せず、主に国内で走る選手が集まった。
スタートはディラン・クーパー(TREK)が先頭に出る。しかし、山本と小野寺健(SUBARU GARYFISHER)が16分程の速い周回タイムで1周目を完了。この2人に門田基志(TEAM GIANT)、斉藤亮(TEAM CORRATEC)、ディラン、武井亨介(チーム・フォルツァ!)と続く。
2周目は山本・小野寺はパックで進行、3番手の武井とは1分半程のタイム差。3・4周目も両者のパックは変わらない。3番手は武井・ディランの争い。
5周目で小野寺の足がつって遅れてしまい、山本が単独で走る。この辺りで80%ルールによりタイムアップの選手が続出し、山本のペースが如何に速いかが分かる。
6周目で山本と小野寺の差は約40秒、7周目で小野寺が巻き返しを図るものの、山本が逃げ切りで優勝。念願のJ1初優勝を飾った。2位に小野寺、3位武井となった。
山本は表彰台で「選手生活8年ですが、大きい大会で優勝したのは初めてです。とにかく嬉しいです!」と語った。
エリート女子は中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED)が優勝。エキスパート男子は、関西シクロクロスでも活躍する高校生の沢田時(ENDLESS/ProRide)が優勝した。
レースの模様はフォトギャラリーをご覧下さい!
Jシリーズ2010開幕戦・八幡浜結果
エリート男子
1位 山本和弘(キャノンデールファクトリーレーシングチーム)2:01:22.99
2位 小野寺健(SUBARU GARYFISHER) +28.39
3位 武井亨介(チーム・フォルツァ!) +2:57.92
4位 ディラン・クーパー(TREK) +4:08.52
5位 斎藤亮(チームコラテック) +5:01.03
6位 門田基志(TEAM GIANT) +6:32.22
7位 松本駿(TREK) +9:21.35
8位 合田正之(サイクルクラブ3UP) +9:50.16
9位 江下健太郎(over-do) +10:20.70
10位 合田啓祐(TEAM SPECIALIZED) +12:55.85
エキスパート男子
1位 沢田時(ENDLESS/Pro Ride ) 1:37:50.44
2位 園部来夢(OLYMPUS/NAKAZAWAGY) +2:00.98
3位 岡本隼(YOU CAN ) +2:17.18
スボーツ男子
1位 二村航平(パワースポーツ・シック) 0:40:11.62
2位 西尾滋記(焼鳥山鳥R) +1:30.72
3位 竹本隼(Team BSC/K&b) +2:06.09
エリート女子
1位 中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED) 1:51:40.65
2位 矢沢みつみ(みっつん) +4:37.92
3位 西尾美子(焼鳥山鳥R) +11:28.66
スポーツ女子
1位 岩清水絵瑠(熊本県立八代農業高等学校泉分校)0:26:40.08
2位 三宅理子(岩井商会レーシング) +9.05
3位 早瀬美希(ナカザワジム) +24.25
text&photo:Akihiro Nakao
国内MTB公式戦ジャパンシリーズ・J1XCOが愛媛県八幡浜からスタート。地元の有志によって作られた八幡浜市民スポーツパーク内の特設コースは、過去にアテネ・北京オリンピックの代表選考にも使われたもの。グラウンドを挟んで二つの山を回り、ゴジラの背と呼ばれる木の根が続くセクション等、国内屈指の名コースである。
レース開催時は地元のお祭りのような賑わいで、観客が大変多い!このイベントが地元に愛されていることが伺えた。
コース全長は5.67km。エリート男子は快晴の下、7周回で争われた。
エリート男子は、海外遠征中のブリヂストン・アンカーの選手(山本幸平・辻浦圭一・平野星矢)が出場せず、主に国内で走る選手が集まった。
スタートはディラン・クーパー(TREK)が先頭に出る。しかし、山本と小野寺健(SUBARU GARYFISHER)が16分程の速い周回タイムで1周目を完了。この2人に門田基志(TEAM GIANT)、斉藤亮(TEAM CORRATEC)、ディラン、武井亨介(チーム・フォルツァ!)と続く。
2周目は山本・小野寺はパックで進行、3番手の武井とは1分半程のタイム差。3・4周目も両者のパックは変わらない。3番手は武井・ディランの争い。
5周目で小野寺の足がつって遅れてしまい、山本が単独で走る。この辺りで80%ルールによりタイムアップの選手が続出し、山本のペースが如何に速いかが分かる。
6周目で山本と小野寺の差は約40秒、7周目で小野寺が巻き返しを図るものの、山本が逃げ切りで優勝。念願のJ1初優勝を飾った。2位に小野寺、3位武井となった。
山本は表彰台で「選手生活8年ですが、大きい大会で優勝したのは初めてです。とにかく嬉しいです!」と語った。
エリート女子は中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED)が優勝。エキスパート男子は、関西シクロクロスでも活躍する高校生の沢田時(ENDLESS/ProRide)が優勝した。
レースの模様はフォトギャラリーをご覧下さい!
Jシリーズ2010開幕戦・八幡浜結果
エリート男子
1位 山本和弘(キャノンデールファクトリーレーシングチーム)2:01:22.99
2位 小野寺健(SUBARU GARYFISHER) +28.39
3位 武井亨介(チーム・フォルツァ!) +2:57.92
4位 ディラン・クーパー(TREK) +4:08.52
5位 斎藤亮(チームコラテック) +5:01.03
6位 門田基志(TEAM GIANT) +6:32.22
7位 松本駿(TREK) +9:21.35
8位 合田正之(サイクルクラブ3UP) +9:50.16
9位 江下健太郎(over-do) +10:20.70
10位 合田啓祐(TEAM SPECIALIZED) +12:55.85
エキスパート男子
1位 沢田時(ENDLESS/Pro Ride ) 1:37:50.44
2位 園部来夢(OLYMPUS/NAKAZAWAGY) +2:00.98
3位 岡本隼(YOU CAN ) +2:17.18
スボーツ男子
1位 二村航平(パワースポーツ・シック) 0:40:11.62
2位 西尾滋記(焼鳥山鳥R) +1:30.72
3位 竹本隼(Team BSC/K&b) +2:06.09
エリート女子
1位 中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED) 1:51:40.65
2位 矢沢みつみ(みっつん) +4:37.92
3位 西尾美子(焼鳥山鳥R) +11:28.66
スポーツ女子
1位 岩清水絵瑠(熊本県立八代農業高等学校泉分校)0:26:40.08
2位 三宅理子(岩井商会レーシング) +9.05
3位 早瀬美希(ナカザワジム) +24.25
text&photo:Akihiro Nakao
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