ジロ TYRANT MIPS　トレイルライドやダートジャンプに最適なMTBヘルメット

ジロより新作のMTBヘルメット「TYRANT MIPS」が登場。密度の異なる2種類のEPSフォームと、インナーシェルを2層構造としたMIPS SPHERICALによって高い安全性を確保。ジロらしい美しいスタイルも兼ね備えた、ハイスピードなトレイルライドやダートジャンプに最適なヘルメットだ。

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ジロ TYRANT MIPS（Matte True Spruce） (c)ダイアテック
ハイセンスなデザインのシューズやヘルメットを多数展開し、世界中のサイクリストから厚い支持を獲得しているアメリカンブランド、ジロ。グルパマFDJやディメンションデータなどワールドチームが使用するハイパフォーマンスなロードヘルメットとともに、より遊び要素を加えたスタイルのダートヘルメットや、気軽な街乗りサイクリングにマッチするアーバンヘルメットもラインアップしている。

その中で今回新登場した「TYRANT MIPS」は、最新のテクノロジーで安全性を高めたトレイル＆ダートジャンプ向けヘルメットだ。”OVER SPEED”をスローガンに掲げ、流れるようなハイスピードオフロードライドに最適なモデルとなっている。

70年代のスケート/BMXヘルメットからインスパイアされた美しいシルエットを持ち、ダウンヒル用のゴーグルとも完全にマッチするよう設計されている。チンガードはないものの耳まで覆われたデザインで激しいダートライドでも安心して楽しめるだろう。

シーンに合わせて角度を調整できるアジャスタブルバイザー (c)ダイアテック密度の異なる2種類のフォームを組み合わせ優れた衝撃吸収性を実現 (c)ダイアテック
頬に当たるチークパッドは2種類のサイズからフィットするものを選べる (c)ダイアテックグローブを着用していてもダイヤルが回しやすいROC LOC DH FIT SYSTEM (c)ダイアテック

ロードヘルメットのフラッグシップAETHER MIPSで投入されたプロテクションテクノロジー「MIPS SPHERICAL（ミップス・スフェリカル）」を採用したことが最大の特徴。従来のMIPSはシート状の構造体が頭部と接するように配置されていたが、MIPS SPHERICALではインナーシェルを2層構造としEPSフォーム自体がスライドする仕組みとなっている。被り心地や通気性を損なうことなく、衝撃吸収性は通常のMIPSから30％アップの安全性を実現した。

さらにTYRANT MIPSでは内側のシェルを低密度、外側のシェルを高密度としたデュアルデンシティフォームも採用する。それぞれ密度の異なる2種類のEPSフォームを組み合わせることで、あらゆる速度域でのクラッシュに対応した安全性能を獲得している。

ジロ TYRANT MIPS（Matte Black） (c)ダイアテック
計14箇所に空いたベンチレーションホールが通気性を確保 (c)ダイアテック後部にはゴーグルのストラップに合わせた段差が設けられている (c)ダイアテック

バイザーは片手で簡単に角度を調整できる仕様で、ゴーグルを装着する時は上げてみたり、直射日光が眩しい時は下げてみたりと無段階でアジャストすることが可能だ。また、頬をガードしてくれる内側のチークパッドは2つのサイズが付属するため、顔の形に合わせてフィット感を調整することができる。

フィッティングはダイヤルタイプの「ROC LOC DH FIT SYSTEM」で、ギザギザとした突起を設けることでグローブを着用したままでも回しやすいよう工夫されている。上下方向にも高さを変えることができ、ジャストなフィッティングに調整できるはずだ。マットブラックとマットグリーンの2色展開で、それぞれMとLの2サイズが揃う。価格は22,000円（税抜）で、取り扱いはダイアテック。

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ジロ TYRANT MIPS
カラー：Matte Black、Matte True Spruce
サイズ：M（55–59cm）、L（59–63cm）
重量：623g（Mサイズ）
価格：22,000円（税抜）