2019/08/02(金) - 18:42
ツールのプロバイク特集第2弾は、ステージ4勝と序盤のマイヨジョーヌ、そしてステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)の総合3位表彰台と大成功を収めたユンボ・ヴィズマ。チェレステカラーのOLTRE XR4とAQUILA CVを紹介します。
ビアンキ OLTRE XR4、AQUILA CV
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)のOLTRE XR4 photo:Makoto.AYANO
フレームのイラストは昨年からアップデート photo:Makoto.AYANO
フルーネウェーヘンを中心にステム一体型のMETRON 5Dハンドルの使用率が高い photo:Makoto.AYANO
ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)のOLTRE XR4 photo:Makoto.AYANO
バーテープとボトルケージを黄色に変更したマイク・テウニッセン(オランダ)のバイク photo:Makoto.AYANO
OS99ステムとX-Light NEW ERGOハンドルを組み合わせたクライスヴァイクのバイク photo:Makoto.AYANO
開幕初日にマイク・テウニッセン(オランダ)がステージ優勝とマイヨジョーヌを獲得し、続くチームタイムトライアルでも優勝、ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)とワウト・ファンアールト(ベルギー)がそれぞれステージ1勝、さらにステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)の総合3位表彰台と大成功を収めたユンボ・ヴィズマ。
クライスヴァイクやジョージ・ベネット(ニュージーランド)などクライマー勢も含め、使用バイクはエアロロードのOLTRE XR4一択で、軽量モデルのSPECIALISSIMAは使われていなかった。重量増を踏まえて今大会でのディスクブレーキの使用率はゼロ。フルーネウェーヘンには昨シーズンも獅子をデザインしたカスタムペイントのOLTRE XR4が供給されていたが、今年は絵柄がマイナーチェンジされている。TTバイクはAQUILA CVだ。
チームTTステージ優勝をもたらしたAQUILA CV。チェーンリングは58-46T photo:Makoto.AYANO
ワンオフ感漂うヴィジョンのエアロハンドル photo:Makoto.AYANO
TTバイクの前輪は全てPROのバトンホイール3Sで統一 photo:Makoto.AYANO
AQUILA CVはフレームサイズの大小で形状が大きく異なる photo:Makoto.AYANO
マイヨジョーヌカラー(あるいはチームカラー)の滑り止めを装備 photo:Makoto.AYANO
コンポーネントはR9150系DURA-ACEで、ホイールはC60もしくはC40のチューブラー。タイヤはタイムトライアルステージでは抵抗の少ないコルサ・スピード G2.0(チューブラー)を使用し、その他のステージではコルサ(チューブラー)を使用。
2019年からパワーメーターはパイオニアからシマノのFC-R9100-Pに切り替わっているが、今だに一部のTTバイク(スペア?)には黄色いパイオニアのメーターが取り付けられていた。TTでのチェーンリングは58-46T。チームイネオスと異なりTTバイクの前輪は全てPROのバトンホイール「3S」で揃えられていた。
ハンドルとステムはFSA/ヴィジョンで、フルーネウェーヘンを筆頭にステム一体型のMETRON 5Dハンドルの使用率が高め。クライスヴァイクはOS99ステムとX-Light NEW ERGOハンドルを組み合わせ、コラムスペーサーを2枚挟むなど比較的高めのハンドルセットが特徴的だ。
クライスヴァイクのボトルケージだけ廃盤品のUMA photo:Makoto.AYANO
ホイールはDURA-ACE C60もしくはC40。タイヤはヴィットリアのCORSAだ photo:Makoto.AYANO
パワーメーターはシマノFC-R9100-P photo:Makoto.AYANO
ジョージ・ベネット(ニュージーランド)のカスタムシューズ。手書きでデザインされている模様 photo:Makoto.AYANO
手元のコンピュータは引き続きパイオニア(CA600)で、マウントにはずれ防止用ビニールテープを貼り付けている。サドル(フィジーク)やバーテープ、各種ボルト類など全体的にチェレステで統一されており、テウニッセンがマイヨジョーヌを着用した際はバーテープとボトルケージがイエローであつらえられていた。ボトルとボトルケージはタックスで、クライスヴァイクのみ廃盤のボトルケージ「UMA」を使用する。
photo:Makoto.AYANO
text:So.Isobe
ビアンキ OLTRE XR4、AQUILA CV






開幕初日にマイク・テウニッセン(オランダ)がステージ優勝とマイヨジョーヌを獲得し、続くチームタイムトライアルでも優勝、ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)とワウト・ファンアールト(ベルギー)がそれぞれステージ1勝、さらにステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)の総合3位表彰台と大成功を収めたユンボ・ヴィズマ。
クライスヴァイクやジョージ・ベネット(ニュージーランド)などクライマー勢も含め、使用バイクはエアロロードのOLTRE XR4一択で、軽量モデルのSPECIALISSIMAは使われていなかった。重量増を踏まえて今大会でのディスクブレーキの使用率はゼロ。フルーネウェーヘンには昨シーズンも獅子をデザインしたカスタムペイントのOLTRE XR4が供給されていたが、今年は絵柄がマイナーチェンジされている。TTバイクはAQUILA CVだ。





コンポーネントはR9150系DURA-ACEで、ホイールはC60もしくはC40のチューブラー。タイヤはタイムトライアルステージでは抵抗の少ないコルサ・スピード G2.0(チューブラー)を使用し、その他のステージではコルサ(チューブラー)を使用。
2019年からパワーメーターはパイオニアからシマノのFC-R9100-Pに切り替わっているが、今だに一部のTTバイク(スペア?)には黄色いパイオニアのメーターが取り付けられていた。TTでのチェーンリングは58-46T。チームイネオスと異なりTTバイクの前輪は全てPROのバトンホイール「3S」で揃えられていた。
ハンドルとステムはFSA/ヴィジョンで、フルーネウェーヘンを筆頭にステム一体型のMETRON 5Dハンドルの使用率が高め。クライスヴァイクはOS99ステムとX-Light NEW ERGOハンドルを組み合わせ、コラムスペーサーを2枚挟むなど比較的高めのハンドルセットが特徴的だ。




手元のコンピュータは引き続きパイオニア(CA600)で、マウントにはずれ防止用ビニールテープを貼り付けている。サドル(フィジーク)やバーテープ、各種ボルト類など全体的にチェレステで統一されており、テウニッセンがマイヨジョーヌを着用した際はバーテープとボトルケージがイエローであつらえられていた。ボトルとボトルケージはタックスで、クライスヴァイクのみ廃盤のボトルケージ「UMA」を使用する。
photo:Makoto.AYANO
text:So.Isobe
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