2019/06/29(土) - 16:33
東商会が開催したサーヴェロ展示会をレポート。サンウェブモデルを始めとする限定カラーフレームが会場を彩った他、タイムトライアルやトライアスロンで役立つS5専用DHバーアタッチメントも登場した。また、コンディショニング機器「AT-mini Personal」の取り扱いを新たに開始する。
ラピエールやイーストンなども取り扱う東商会がディーラー向けのサーヴェロ展示会を開催。エアロロードのSシリーズ、オールラウンドモデルのRシリーズ、タイムトライアルバイクのPシリーズの各ラインアップが勢揃いした。サーヴェロの2020モデルは、多くのカラーが2019モデルより継続ラインアップとなり、一部新カラーはまた後日発表されるとのこと。またエンデュランスロードのCシリーズはカタログから姿を消すこととなった。
今回の展示会の目玉は、ワールドチームのサンウェブモデルを始めとする限定カラーフレームがずらりと勢揃いしたこと。サンウェブカラーはレッドのグラデーションが美しく、各所にチームロゴがあしらわれる他、「KEEP CHALLENGING(挑戦し続けろ)」のスローガンも刻まれている。トム・デュムランが愛用するR5、マイケル・マシューズが駆るS5のいずれもがフレームセットで揃う。
その他、R5には発色の美しいエメラルドグリーンやレッド、ブラックをベースにホワイトやコーラルのグラデーションを入れたカラーが限定ラインアップ。ダウンチューブ上側やトップチューブ下側など目が届きにくい所までカラーグラデーションを配しており、思わず様々な角度から眺めたくなる仕上がりだ。R3にはオレンジの差し色を加えたメタリックオリーブという珍しいカラーも展開される。
S3にも限定のエメラルド/ネイビーがラインアップされており、サーヴェロらしからぬ意表を突いたカラーリングで個性を押し出した1台になること間違いなし。シクロワイアードの製品記事でもこれらの限定カラーを一挙に取り上げているため、価格等の詳細はそちらのページを参照してほしい。
新たに発表されたのが、エアロロードのトップモデルS5に専用のDHバーアタッチメントだ。S5といえば昨年フルモデルチェンジを果たし、革新的なV字型ステムで他社メーカーと差別化を図ったコックピットデザインが話題を呼んだ。しかし扁平したエアロ形状の専用ハンドルには、一般的なラウンドバーにマウントするDHバーが装着できず、とりわけトライアスリートからの支持が厚いサーヴェロとあってユーザーからの要望も多かったという。
そんな中登場したアタッチメントは、エクステンションバーを装着するマウントパーツを、ハンドルとステムを繋いでいる箇所に一緒にボルトオンする仕組みで、非常にスマートなルックスに仕上がるのもポイントだ。もちろんバーの角度やパッドの前後左右への調整も可能。ハンドルに装備されるガーミンマウントと干渉することもなく、DHバーの間からしっかりとサイクルコンピューターを確認することができる。ロードレースとタイムトライアルを1台で兼ねたいライダーに、またはトライアスロンも走るサイクリストに嬉しいアップデートだろう。
様々なパーツブランドを取り扱う東商会らしく、展示車には要所要所にオリジナルのアセンブルも。今年に入って新たに取り扱いを開始したドネリーのロードタイヤ「Strada LGG」は、通勤やトレーニング用途でオールラウンドに使える製品。23/25/28/32Cの幅広いサイズを揃える。トレッドセンターをスリックに、サイドを杉目のパターンとすることで転がりとグリップをバランスしている。
回転系のパーツに定評のあるトーケンからは、カーボンディスクブレーキホイールの「VENTOUS disc」とビッグプーリー「Shuriken」に換装したバイクも。トライアスロンバイクのP3Xにはイーストンのスーパーディープリムホイール「EC90 AERO 85 DISC」が装着され、圧倒的な存在感を放っていた。また、滑らかな変速やレバーの引きの軽さを実現する、日泉ケーブルのアウターケーブルでカラーアクセントを加えた展示車も見られた。
サーヴェロの他には、新たに取り扱いを開始するコンディショニング機器「AT-mini Personal」もデモ機が置かれ、担当者が実演とともに説明をしてくれた。この製品はマイクロカレント(微弱電流)を筋肉に流すことで疲労回復促進など体のケアをサポートしてくれるもので、実際にプロ野球選手などにも愛用されているのだという。
コンパクトで軽量な四角い本体に電極ケーブルを接続し、任意の場所にパッドを貼り付けてスイッチを押すだけという操作も至ってシンプルな作りだ。コードレスな充電式のバッテリーで遠征などにも持っていきやすいだろう。12時間の連続使用が可能で、寝ている間にケアするような使い方もできる。1チャンネル出力のAT-mini Personal Iが29,800円(税抜)、2チャンネル出力のAT-mini Personal IIが39,800円(税抜)だ。
text&photo:Yuto.Murata
ラピエールやイーストンなども取り扱う東商会がディーラー向けのサーヴェロ展示会を開催。エアロロードのSシリーズ、オールラウンドモデルのRシリーズ、タイムトライアルバイクのPシリーズの各ラインアップが勢揃いした。サーヴェロの2020モデルは、多くのカラーが2019モデルより継続ラインアップとなり、一部新カラーはまた後日発表されるとのこと。またエンデュランスロードのCシリーズはカタログから姿を消すこととなった。
今回の展示会の目玉は、ワールドチームのサンウェブモデルを始めとする限定カラーフレームがずらりと勢揃いしたこと。サンウェブカラーはレッドのグラデーションが美しく、各所にチームロゴがあしらわれる他、「KEEP CHALLENGING(挑戦し続けろ)」のスローガンも刻まれている。トム・デュムランが愛用するR5、マイケル・マシューズが駆るS5のいずれもがフレームセットで揃う。
その他、R5には発色の美しいエメラルドグリーンやレッド、ブラックをベースにホワイトやコーラルのグラデーションを入れたカラーが限定ラインアップ。ダウンチューブ上側やトップチューブ下側など目が届きにくい所までカラーグラデーションを配しており、思わず様々な角度から眺めたくなる仕上がりだ。R3にはオレンジの差し色を加えたメタリックオリーブという珍しいカラーも展開される。
S3にも限定のエメラルド/ネイビーがラインアップされており、サーヴェロらしからぬ意表を突いたカラーリングで個性を押し出した1台になること間違いなし。シクロワイアードの製品記事でもこれらの限定カラーを一挙に取り上げているため、価格等の詳細はそちらのページを参照してほしい。
新たに発表されたのが、エアロロードのトップモデルS5に専用のDHバーアタッチメントだ。S5といえば昨年フルモデルチェンジを果たし、革新的なV字型ステムで他社メーカーと差別化を図ったコックピットデザインが話題を呼んだ。しかし扁平したエアロ形状の専用ハンドルには、一般的なラウンドバーにマウントするDHバーが装着できず、とりわけトライアスリートからの支持が厚いサーヴェロとあってユーザーからの要望も多かったという。
そんな中登場したアタッチメントは、エクステンションバーを装着するマウントパーツを、ハンドルとステムを繋いでいる箇所に一緒にボルトオンする仕組みで、非常にスマートなルックスに仕上がるのもポイントだ。もちろんバーの角度やパッドの前後左右への調整も可能。ハンドルに装備されるガーミンマウントと干渉することもなく、DHバーの間からしっかりとサイクルコンピューターを確認することができる。ロードレースとタイムトライアルを1台で兼ねたいライダーに、またはトライアスロンも走るサイクリストに嬉しいアップデートだろう。
様々なパーツブランドを取り扱う東商会らしく、展示車には要所要所にオリジナルのアセンブルも。今年に入って新たに取り扱いを開始したドネリーのロードタイヤ「Strada LGG」は、通勤やトレーニング用途でオールラウンドに使える製品。23/25/28/32Cの幅広いサイズを揃える。トレッドセンターをスリックに、サイドを杉目のパターンとすることで転がりとグリップをバランスしている。
回転系のパーツに定評のあるトーケンからは、カーボンディスクブレーキホイールの「VENTOUS disc」とビッグプーリー「Shuriken」に換装したバイクも。トライアスロンバイクのP3Xにはイーストンのスーパーディープリムホイール「EC90 AERO 85 DISC」が装着され、圧倒的な存在感を放っていた。また、滑らかな変速やレバーの引きの軽さを実現する、日泉ケーブルのアウターケーブルでカラーアクセントを加えた展示車も見られた。
サーヴェロの他には、新たに取り扱いを開始するコンディショニング機器「AT-mini Personal」もデモ機が置かれ、担当者が実演とともに説明をしてくれた。この製品はマイクロカレント(微弱電流)を筋肉に流すことで疲労回復促進など体のケアをサポートしてくれるもので、実際にプロ野球選手などにも愛用されているのだという。
コンパクトで軽量な四角い本体に電極ケーブルを接続し、任意の場所にパッドを貼り付けてスイッチを押すだけという操作も至ってシンプルな作りだ。コードレスな充電式のバッテリーで遠征などにも持っていきやすいだろう。12時間の連続使用が可能で、寝ている間にケアするような使い方もできる。1チャンネル出力のAT-mini Personal Iが29,800円(税抜)、2チャンネル出力のAT-mini Personal IIが39,800円(税抜)だ。
text&photo:Yuto.Murata
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