2019/03/17(日) - 09:07
ドイツに拠点を構えるボタンメーカーのフィドロック。有名なサイクリング関連ブランドにも製品を提供するほど性能に定評のあるマグネットシステムを使用したホルダーシステムを紹介しよう。
バックパックのチェストストラップ、ヘルメットのあご紐など様々な部分に活用されるようになったマグネット。ドイツを拠点とするボタンメーカーのフィドロックは、オルトリーブやTIMBUK2、RESTRAPといったバッグブランドや、レイザーやABUSのヘルメットに採用されているブランド。有名なブランドに採用されるほどその性能に定評があるということだろう。
フィドロックは自社でも自転車用のマグネットアイテムを開発。ボトルケージシステムのTWISTと、サドルバッグに採用しているPUSHという2種類をサイクリングアクセサリー用として投入している。今回ピックアップするのはTWISTを採用した新製品たちだ。
TWISTというホールディングシステムは、ボトルを近づけるだけでベース部分に引き寄せてくれる強力なマグネットと、釣り針の返しのように入る動きには干渉せず、抜ける方向に動くときは引っ掛る鉤爪状のロックシステムによる頼もしいホールド力を実現していることが特徴だ。路面から受ける衝撃でも抜け落ちにくくなっているという。
一方で、ボトルを時計回りに回転させると一瞬でホルダーから抜くことが可能となっている。このボトルを捻る動作からTWISTというネーミングとされているのだろう。これまでのケージとは全く異なるシステムのため、使いこなすためには慣れが必要となりそうだ。
フィドロックのメリットは、ボトルを抱きかかえるような形状の従来型ケージとは一線を画す磁石付き台座となっていること。ウィングを廃することで、左右方向からボトルを差し込めない従来のボトルケージが持つ宿命的なデメリットを解消。ボトルケージに慣れないビギナーも下を向く必要が少なくなるため、安全に水分補給することが可能となるだろう。
また、トップチューブのスローピング角度が大きくボトルを差し込むことができないフレームなどでもボトルを使いやすくしてくれる。加えて、シクロクロスバイクなどレースでボトルを使用しないが、トレーニング時には水分を持ち運びたいといったシチュエーションにもピッタリだ。
今回紹介するのはボトルの第2弾。前回はやや容量が大きな600mlがリリースされたが、今回は480mlのミニサイズ版が登場する。600ml版は背が高い作りとされており、自転車によってはフレームに干渉してしまう可能性もあった。しかし480mlは背の低い作りとしているため、フルサスMTBなど前三角が小さいフレームでも問題なく使うことが可能となる。スローピングがきつい小サイズのロードでもマッチするはずだ。
またフィドロックには、TWISTシステムのベースにboaのダイヤルとワイヤーのみを装備したモデル「UNI CONNECTOR」が用意されている。TWISTは自転車に取り付ける側が雄型、ボトル側が雌型となっており、雌雄揃わなければ使うことができない。しかし、雌型のベースを備えているものはフィドロックのボトルくらいであり、TWISTシステムには汎用性が足りていなかった。
この雌型のベースにboaシステムを組み合わせることで、様々なものをTWISTシステムを使い携行することが可能となったのだ。boaのワイヤーが抱えられるのは直径8cmのものまで。ペットボトルなどこれまで自転車では持ち運べなかったものを抱えてくれる汎用性の高さが魅力だ。
UNI CONNECTORに最適な雄型の自転車用マウントが「TWIST UNI BASE」だ。ボトル用のものはフレームの台座へボルトで固定するものであったが、このUNI BASEはラバーバンドを採用しており、自転車のどこにでも取り付けることができるもの。小径車などスペースが少ない自転車などにもマッチするだろう。バンドの対応径は28〜63mm。
フィドロック TWIST UNI CONNECTOR
容量:480ml
価格:4,600円(税抜)
フィドロック TWIST UNI CONNECTOR
対応:~直径8cm
価格:6,000円(税抜)
フィドロック TWIST UNI BASE
対応:28~63mm
価格:3,000円(税抜)
バックパックのチェストストラップ、ヘルメットのあご紐など様々な部分に活用されるようになったマグネット。ドイツを拠点とするボタンメーカーのフィドロックは、オルトリーブやTIMBUK2、RESTRAPといったバッグブランドや、レイザーやABUSのヘルメットに採用されているブランド。有名なブランドに採用されるほどその性能に定評があるということだろう。
フィドロックは自社でも自転車用のマグネットアイテムを開発。ボトルケージシステムのTWISTと、サドルバッグに採用しているPUSHという2種類をサイクリングアクセサリー用として投入している。今回ピックアップするのはTWISTを採用した新製品たちだ。
TWISTというホールディングシステムは、ボトルを近づけるだけでベース部分に引き寄せてくれる強力なマグネットと、釣り針の返しのように入る動きには干渉せず、抜ける方向に動くときは引っ掛る鉤爪状のロックシステムによる頼もしいホールド力を実現していることが特徴だ。路面から受ける衝撃でも抜け落ちにくくなっているという。
一方で、ボトルを時計回りに回転させると一瞬でホルダーから抜くことが可能となっている。このボトルを捻る動作からTWISTというネーミングとされているのだろう。これまでのケージとは全く異なるシステムのため、使いこなすためには慣れが必要となりそうだ。
フィドロックのメリットは、ボトルを抱きかかえるような形状の従来型ケージとは一線を画す磁石付き台座となっていること。ウィングを廃することで、左右方向からボトルを差し込めない従来のボトルケージが持つ宿命的なデメリットを解消。ボトルケージに慣れないビギナーも下を向く必要が少なくなるため、安全に水分補給することが可能となるだろう。
また、トップチューブのスローピング角度が大きくボトルを差し込むことができないフレームなどでもボトルを使いやすくしてくれる。加えて、シクロクロスバイクなどレースでボトルを使用しないが、トレーニング時には水分を持ち運びたいといったシチュエーションにもピッタリだ。
今回紹介するのはボトルの第2弾。前回はやや容量が大きな600mlがリリースされたが、今回は480mlのミニサイズ版が登場する。600ml版は背が高い作りとされており、自転車によってはフレームに干渉してしまう可能性もあった。しかし480mlは背の低い作りとしているため、フルサスMTBなど前三角が小さいフレームでも問題なく使うことが可能となる。スローピングがきつい小サイズのロードでもマッチするはずだ。
またフィドロックには、TWISTシステムのベースにboaのダイヤルとワイヤーのみを装備したモデル「UNI CONNECTOR」が用意されている。TWISTは自転車に取り付ける側が雄型、ボトル側が雌型となっており、雌雄揃わなければ使うことができない。しかし、雌型のベースを備えているものはフィドロックのボトルくらいであり、TWISTシステムには汎用性が足りていなかった。
この雌型のベースにboaシステムを組み合わせることで、様々なものをTWISTシステムを使い携行することが可能となったのだ。boaのワイヤーが抱えられるのは直径8cmのものまで。ペットボトルなどこれまで自転車では持ち運べなかったものを抱えてくれる汎用性の高さが魅力だ。
UNI CONNECTORに最適な雄型の自転車用マウントが「TWIST UNI BASE」だ。ボトル用のものはフレームの台座へボルトで固定するものであったが、このUNI BASEはラバーバンドを採用しており、自転車のどこにでも取り付けることができるもの。小径車などスペースが少ない自転車などにもマッチするだろう。バンドの対応径は28〜63mm。
フィドロック TWIST UNI CONNECTOR
容量:480ml
価格:4,600円(税抜)
フィドロック TWIST UNI CONNECTOR
対応:~直径8cm
価格:6,000円(税抜)
フィドロック TWIST UNI BASE
対応:28~63mm
価格:3,000円(税抜)
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