2010/04/03(土) - 10:47
CONI(イタリア五輪委員会)が4月2日に出したプレスリリースよると、1月にCERA(第3世代EPO)陽性が発覚したリカルド・リッコ(イタリア)の恋人ヴァニア・ロッシ(イタリア)のBサンプル再検査の結果が出た。Bサンプルの結果は、Aサンプルの結果を覆す陰性だった。
現在26歳のヴァニア・ロッシは、2008年にドーピング違反を犯して先日ロードレースに復帰したリッコの恋人で、2007年と2008年のシクロクロス女子イタリアチャンピオン。
リッコの息子アルベルトの出産後、ロッシは2010年1月10日に開催されたシクロクロスイタリア選手権で2位に入る活躍を見せた。しかし、同年1月29日、大会期間中に行なわれたドーピング検査で採取されたサンプルからCERA陽性反応が検出されたことが判明。
FCI(イタリア自転車競技連盟)はロッシを暫定的に出場停止状態に。しかしロッシは身の潔白を訴え、Bサンプルの再検査を要請していた。
CONIのプレスリリースによると、3月29日から4月2日までの期間、ロッシのBサンプルの再検査がWADA(世界アンチドーピング機構)承認の研究機関で行なわれた。その結果、Bサンプルの数値がWADAの定める“陽性”の最低値に達していないことが判明。陰性であることが認められた。
CONIは今後もロッシのケースの調査を続ける。結論が出るまでもう少し時間が掛かりそうだ。
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
現在26歳のヴァニア・ロッシは、2008年にドーピング違反を犯して先日ロードレースに復帰したリッコの恋人で、2007年と2008年のシクロクロス女子イタリアチャンピオン。
リッコの息子アルベルトの出産後、ロッシは2010年1月10日に開催されたシクロクロスイタリア選手権で2位に入る活躍を見せた。しかし、同年1月29日、大会期間中に行なわれたドーピング検査で採取されたサンプルからCERA陽性反応が検出されたことが判明。
FCI(イタリア自転車競技連盟)はロッシを暫定的に出場停止状態に。しかしロッシは身の潔白を訴え、Bサンプルの再検査を要請していた。
CONIのプレスリリースによると、3月29日から4月2日までの期間、ロッシのBサンプルの再検査がWADA(世界アンチドーピング機構)承認の研究機関で行なわれた。その結果、Bサンプルの数値がWADAの定める“陽性”の最低値に達していないことが判明。陰性であることが認められた。
CONIは今後もロッシのケースの調査を続ける。結論が出るまでもう少し時間が掛かりそうだ。
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos