インドネシア、ジャカルタで開催されているアジア自転車選手権のトラック、女子オムニアムで梶原悠未が優勝。3年連続となる金メダルを獲得した。JCFのレポートから紹介しよう。



3年連続3度目のオムニアム金メダルを獲得した梶原悠未(日本)3年連続3度目のオムニアム金メダルを獲得した梶原悠未(日本) (c)2019 JCF
1月12日、アジア選手権トラック競技4日目は男子スプリント、女子オムニアムなどが行われた。

女子オムニアムは3連覇がかかる梶原悠未が出場。日本のみならずアジアでも連覇を続ける梶原だが、ロンドン五輪・ロードレースの銅メダリストであるザベリンスカヤ(ウズベキスタン)が今大会に参戦し強力なライバルとなった。

レースでは、梶原がすべての種目を安定して上位を獲得し、首位で最終種目のポイントレースへ。ポイントレースでも常に10点程度の差をキープし、そのまま優勝。オムニアムでは2017年から3連覇となった。

すべての種目で安定して上位を獲得した梶原悠未(日本)すべての種目で安定して上位を獲得した梶原悠未(日本) (c)2019 JCF
男子スプリントは渡邉一成、新田祐大、深谷知広の3名が出場。全員がベスト8まで勝ち進むも渡邉の4位が最高。パラサイクリングではC1-3男子1kmタイムトライアルで川本翔大が今大会2つ目の金メダルを獲得した。

梶原悠未のコメント
すっごく嬉しい気持ちでいっぱい。2年連続で勝っていて、オリンピックのポイントもあり絶対に落とせない大会。目標を達成できほっとしている。プレッシャーというより緊張はあったが、スタートしたら自分の走りをするだけ。集中して強い気持ちを持って走ることができた。次のワールドカップでも全力を尽くし表彰台に立ちたい。

パラサイクリングのC1-3男子1kmタイムトライアルを走る川本翔大(日本)パラサイクリングのC1-3男子1kmタイムトライアルを走る川本翔大(日本) (c)2019 JCFパラサイクリングの川本翔大(日本)は今大会2つ目の金メダルを獲得パラサイクリングの川本翔大(日本)は今大会2つ目の金メダルを獲得 (c)2019 JCF

男子スプリント
1位 アジズルハスニ・アワン(マレーシア)
4位 渡邉一成(日本)
6位 新田祐大(日本)
7位 深谷知広(日本)
男子ポイントレース
6位 窪木一茂(日本) 52点
女子オムニアム
1位 梶原悠未(日本) 130点
2位 ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ) 119点
3位 オルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン) 119点
男子ジュニアスプリント
8位 市田龍生都(日本)
男子ジュニアポイントレース
4位 生野優翔(日本) 8点
男子ジュニア個人パーシュート
4位 四宮寛人(日本) 3分33秒291
女子ジュニアスクラッチ
2位 内野艶和(日本)
パラサイクリングC1-3男子1kmタイムトライアル
1位 川本翔大(日本) 1分11秒326(係数補正値)
パラサイクリングB男子1kmタイムトライアル
3位 日本(木村和平・倉林巧和) 1分06秒064
text&photo:2019 JCF

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