2018/11/21(水) - 14:09
10年を超えるロングセラーであったコンチネンタルのフラッグシップロードタイヤ「GRAND PRIX 4000」がフルモデルチェンジを果たし「GRAND PRIX 5000」へとアップデート。更なる性能向上とチューブレスモデルをラインアップに加えることになった。
チームスカイを筆頭に、バーレーン・メリダやカチューシャなど、多くのワールドチームの足元を支えるコンチネンタル。ドイツ・ハノーファーに本社を構え、ジャーマンブランドらしい質実剛健で高い信頼性と耐久性を持ったタイヤづくりに定評のあるメーカーだ。
そんなコンチネンタルのロード用レーシングタイヤとして長きにわたり頂点に君臨しつづけてきた「GRAND PRIX 4000」が遂にモデルチェンジを果たす。途中にマイナーチェンジを挟みつつも、14年間ラインアップされてきたロングセラーモデルとして多くのサイクリストに愛されてきた定番レーシングタイヤが更なる性能向上を遂げ、「GRAND PRIX 5000」へと進化した。
待望のモデルチェンジをコンチネンタルは「新時代の幕を上げる最高のオールラウンドタイヤ」と表現する。より速く、より快適に。そして更なる耐パンク性能を持つ、まさに全方位に進化したレーシングタイヤとしてGRAND PRIX 5000は送り出された。
具体的な数値で言えば前作GRAND PRIX 4000SⅡと比較して、転がり抵抗を12%改善、耐パンク性能を20%向上、更に10g(※25C比較)の軽量化を実現している。この性能を実現するため、GRAND PRIX 5000に合わせて最適化されたブラックチリコンパウンドを採用するほか、多くの新たなテクノロジーが投入された。
見た目にわかりやすいのが、レーザーグリップと名付けられた新たなトレッドパターンだろう。タイヤの表面にレーザーを照射することで細かな溝を刻み、サイドグリップを強化している。ショルダー部にのみ加工することで路面抵抗を抑えつつ、コーナーリング性能を向上させた。
防刃繊維としても知られるベクトランを使用した耐パンクベルト、ベクトランブレーカーを従来よりも広範囲に配置する。名称こそ前作と共通だが、製法を根本的に改良することでより高密度でしなやかなケーシングを実現し、更なる耐パンク性能を向上させた。
更に快適性とグリップ力を高めるテクノロジーとして新たに採用されたのが「アクティブコンフォートテクノロジー」だ。ケーシングの製法を見直すことで、トレッドのしなやかさを維持しつつサイドウォールの剛性を向上させ、より安定感のあるコーナーリング性能と快適性を実現している。
さらに、コンチネンタルのロード用タイヤで初となるチューブレスモデルも登場。クリンチャーモデル同様にブラックチリコンパウンドや、レーザーグリップ、アクティブコンフォートといったテクノロジーを備える一方で、クリンチャーでは330TPIであったケーシング素材が180TPIへと変更されている。
14年ぶりのメジャーアップデートとなるGRAND PRIX 5000シリーズは12月から販売を開始予定となっている。クリンチャーモデルが8,200円、チューブレスモデルが9,800円(どちらも税別)となる。取り扱いはミズタニ自転車。
チームスカイを筆頭に、バーレーン・メリダやカチューシャなど、多くのワールドチームの足元を支えるコンチネンタル。ドイツ・ハノーファーに本社を構え、ジャーマンブランドらしい質実剛健で高い信頼性と耐久性を持ったタイヤづくりに定評のあるメーカーだ。
そんなコンチネンタルのロード用レーシングタイヤとして長きにわたり頂点に君臨しつづけてきた「GRAND PRIX 4000」が遂にモデルチェンジを果たす。途中にマイナーチェンジを挟みつつも、14年間ラインアップされてきたロングセラーモデルとして多くのサイクリストに愛されてきた定番レーシングタイヤが更なる性能向上を遂げ、「GRAND PRIX 5000」へと進化した。
待望のモデルチェンジをコンチネンタルは「新時代の幕を上げる最高のオールラウンドタイヤ」と表現する。より速く、より快適に。そして更なる耐パンク性能を持つ、まさに全方位に進化したレーシングタイヤとしてGRAND PRIX 5000は送り出された。
具体的な数値で言えば前作GRAND PRIX 4000SⅡと比較して、転がり抵抗を12%改善、耐パンク性能を20%向上、更に10g(※25C比較)の軽量化を実現している。この性能を実現するため、GRAND PRIX 5000に合わせて最適化されたブラックチリコンパウンドを採用するほか、多くの新たなテクノロジーが投入された。
見た目にわかりやすいのが、レーザーグリップと名付けられた新たなトレッドパターンだろう。タイヤの表面にレーザーを照射することで細かな溝を刻み、サイドグリップを強化している。ショルダー部にのみ加工することで路面抵抗を抑えつつ、コーナーリング性能を向上させた。
防刃繊維としても知られるベクトランを使用した耐パンクベルト、ベクトランブレーカーを従来よりも広範囲に配置する。名称こそ前作と共通だが、製法を根本的に改良することでより高密度でしなやかなケーシングを実現し、更なる耐パンク性能を向上させた。
更に快適性とグリップ力を高めるテクノロジーとして新たに採用されたのが「アクティブコンフォートテクノロジー」だ。ケーシングの製法を見直すことで、トレッドのしなやかさを維持しつつサイドウォールの剛性を向上させ、より安定感のあるコーナーリング性能と快適性を実現している。
さらに、コンチネンタルのロード用タイヤで初となるチューブレスモデルも登場。クリンチャーモデル同様にブラックチリコンパウンドや、レーザーグリップ、アクティブコンフォートといったテクノロジーを備える一方で、クリンチャーでは330TPIであったケーシング素材が180TPIへと変更されている。
14年ぶりのメジャーアップデートとなるGRAND PRIX 5000シリーズは12月から販売を開始予定となっている。クリンチャーモデルが8,200円、チューブレスモデルが9,800円(どちらも税別)となる。取り扱いはミズタニ自転車。
コンチネンタル GRAND PRIX 5000 (クリンチャー)
サイズ | ETRTO | TPI | 重量(g) |
---|---|---|---|
650x25B | 25-584 | 330 | 205 |
650x28B | 28-584 | 330 | 230 |
700x23C | 23-622 | 330 | 200 |
700x25C | 25-622 | 330 | 215 |
700x28C | 28-622 | 330 | 235 |
700x32C | 32-622 | 330 | 290 |
コンチネンタル GRAND PRIX 5000TL (チューブレス)
サイズ | ETRTO | TPI | 重量(g) |
---|---|---|---|
650x28B | 28-584 | 180 | 330 |
700x25C | 25-622 | 180 | 300 |
700x28C | 28-622 | 180 | 345 |
700x32C | 32-622 | 180 | 370 |
価格:GRAND PRIX 5000 8,200円(税別) / GRAND PRIX 5000TL 9,800円(税別)
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