2018/11/17(土) - 19:19
ニュージーランド発の新興バイクブランド、CHAPTER2より新作の「HURU」が発表された。ブランド3作目となるバイクはオーソドックスなルックスに仕上がる軽量クライミングモデル。幕張で開かれたローンチイベントの模様とともに紹介しよう。
ニールプライドのバイク部門を指揮したマイク・プライド氏が、自転車人生の”第2章”という意味を込めて立ち上げたCHAPTER2(チャプター2)。マイク氏の出身地であるニュージーランドに拠点を構えるバイクブランドだ。2017年夏にブランドの処女作となるオールラウンドモデル「TERE(テレ)」を発表すると、そこから1年も経たない内に今年の春には2作目のエアロロード「RERE(レレ)」を追加。
次々とニューモデルの開発を進めるチャプター2が次なるレーシングバイクとして打ち出したのが、今回のサイクルモードで世界初披露となった軽量クライミングモデルの「HURU(フル)」である。サイクルモード初日の夜には幕張にてローンチパーティーも開かれ、来日したマイク氏直々にバイクの説明を行った。
「私が作るバイクは、私が本当に乗りたいと思うバイクだけ。そのため性能には妥協はありません」と前置いて話し始めたマイク氏。ヒルクライムが苦手だという自身の弱点を補う1台として、登坂での速さを重視した軽さや乗り味に仕上げているのが特徴だ。登りがあれば当然下りもあるとして、高速のダウンヒルも楽しめる操作性や剛性も両立させ作り上げたHURUは、18ヶ月の開発期間を経て誕生したのだとか。チャプター2のブランドが立ち上がる前からプロジェクトは進行していたそう。
”HURU”とはマオリ語で「羽と上昇」という意味を持っており、まさにクライミングバイクを表すモデル名を冠す。またニュージーランドの北島で最高峰の活火山、ルアペフ山の地形図をトップチューブとシートチューブにあしらったデザインも、山岳を攻める軽量モデルならではのポイントだ。
丸チューブを多用したオーソドックスなフレームはリムブレーキモデルで重量790g、ディスクブレーキモデルで820gという軽さを達成しつつ、東レのT1000とT800を適材適所に使用したカーボンレイアップによって優れた剛性もバランスする。特に応力のかかりやすいヘッドチューブとボトムブラケット部分には、ディレクショナル3Kカーボンを用いることで剛性を強化し、パワー伝達性やハンドリング性能を最適化している。
軽量性を追求しオリジナルのフルカーボンシートポスト「TUMU」も開発。27.2mm径の汎用規格ながら、シンプルなヤグラ構造とすることで重量増を抑えている他、シートクランプパーツも軽量のバンドタイプが装備される。フォークは横剛性を高めたレイアップ設計を施すとともに、ドロップアウト部分をベンドさせることで振動の分散やねじれ剛性向上に一役買っている。
快適な操作性を生み出すためマイク氏が重視するのがジオメトリーだ。HURUは高速走行に重きを置いたREREのジオメトリーをベースに微調整を加えていったのだと言う。シート角をREREより0.5度起こした73.5度に設定し、かつゼロセットバックのシートポストを合わせることで前よりの重心位置に。それにより平坦に比べ前輪が起き上がった状態になるヒルクライムでも効率的にトルクをかけられるよう工夫されている。
またアグレッシブなポジションを実現できるようスタックがREREより5mmほど短くなった他、フロントセンターを短めにすることで機敏な反応を、BBドロップを下げることで安定性を強化している。タイヤクリアランスは昨今に標準的なマックス28mm。ショートチェーンステーに設計するため、シートチューブには後輪に沿って潰しを入れることでクリアランスを確保している。
販売はフレームセットのみで、フォーク・シートポスト・ヘッドセットが付属する。公式WEBサイトからの直販と、全国の取り扱いショップより購入が可能だ。サイズはXS~XLまでの5種類で、通常カラーのMATT & GLOSS BLACKと世界500台限定のBLACK & ORANGEがラインアップ。今後登場するであろうスペシャルカラーにも期待したい。
リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの両方が用意され、それぞれ393,597円(送料、税込)と412,087円(送料、税込)。入荷状況や試乗会情報は公式WEBサイトやFacebookページにて確認して欲しい。
またHURUの発表とともに、来季UCI女子チームの「ビグラ」への機材サポートもアナウンスされた。チームはHURUとREREを使い分けレースを戦うと言う。チームロゴを差し込んだレプリカフレームも販売予定だ。「レースだけでなく各ライダーやそのライフスタイルにもフォーカスして、ストーリーを伝えるようなコンテンツも展開していきたい」とマイク氏は意気込む。さらには次なるモデルの開発も着々と進んでいるとのこと。プロチームのサポートとともに益々勢いを加速させるチャプター2に注目していきたい。
CHAPTER2 HURU フレームセット
カーボン:Toray T1000, T800 & 3K Directional Carbon
フレームサイズ:XS、S、M、L、XL
フレーム重量:リム789g、ディスク819g(Mサイズ)
フォーク重量:リム379g、ディスク389g
シートポスト重量:219g
BB:プレスフィットBB86.5
タイヤクリアランス:28mm
価格:リム393,597円(送料、税込)、ディスク412,087円(送料、税込)
※別売りスルーアクスル12,600円(税込)
ニールプライドのバイク部門を指揮したマイク・プライド氏が、自転車人生の”第2章”という意味を込めて立ち上げたCHAPTER2(チャプター2)。マイク氏の出身地であるニュージーランドに拠点を構えるバイクブランドだ。2017年夏にブランドの処女作となるオールラウンドモデル「TERE(テレ)」を発表すると、そこから1年も経たない内に今年の春には2作目のエアロロード「RERE(レレ)」を追加。
次々とニューモデルの開発を進めるチャプター2が次なるレーシングバイクとして打ち出したのが、今回のサイクルモードで世界初披露となった軽量クライミングモデルの「HURU(フル)」である。サイクルモード初日の夜には幕張にてローンチパーティーも開かれ、来日したマイク氏直々にバイクの説明を行った。
「私が作るバイクは、私が本当に乗りたいと思うバイクだけ。そのため性能には妥協はありません」と前置いて話し始めたマイク氏。ヒルクライムが苦手だという自身の弱点を補う1台として、登坂での速さを重視した軽さや乗り味に仕上げているのが特徴だ。登りがあれば当然下りもあるとして、高速のダウンヒルも楽しめる操作性や剛性も両立させ作り上げたHURUは、18ヶ月の開発期間を経て誕生したのだとか。チャプター2のブランドが立ち上がる前からプロジェクトは進行していたそう。
”HURU”とはマオリ語で「羽と上昇」という意味を持っており、まさにクライミングバイクを表すモデル名を冠す。またニュージーランドの北島で最高峰の活火山、ルアペフ山の地形図をトップチューブとシートチューブにあしらったデザインも、山岳を攻める軽量モデルならではのポイントだ。
丸チューブを多用したオーソドックスなフレームはリムブレーキモデルで重量790g、ディスクブレーキモデルで820gという軽さを達成しつつ、東レのT1000とT800を適材適所に使用したカーボンレイアップによって優れた剛性もバランスする。特に応力のかかりやすいヘッドチューブとボトムブラケット部分には、ディレクショナル3Kカーボンを用いることで剛性を強化し、パワー伝達性やハンドリング性能を最適化している。
軽量性を追求しオリジナルのフルカーボンシートポスト「TUMU」も開発。27.2mm径の汎用規格ながら、シンプルなヤグラ構造とすることで重量増を抑えている他、シートクランプパーツも軽量のバンドタイプが装備される。フォークは横剛性を高めたレイアップ設計を施すとともに、ドロップアウト部分をベンドさせることで振動の分散やねじれ剛性向上に一役買っている。
快適な操作性を生み出すためマイク氏が重視するのがジオメトリーだ。HURUは高速走行に重きを置いたREREのジオメトリーをベースに微調整を加えていったのだと言う。シート角をREREより0.5度起こした73.5度に設定し、かつゼロセットバックのシートポストを合わせることで前よりの重心位置に。それにより平坦に比べ前輪が起き上がった状態になるヒルクライムでも効率的にトルクをかけられるよう工夫されている。
またアグレッシブなポジションを実現できるようスタックがREREより5mmほど短くなった他、フロントセンターを短めにすることで機敏な反応を、BBドロップを下げることで安定性を強化している。タイヤクリアランスは昨今に標準的なマックス28mm。ショートチェーンステーに設計するため、シートチューブには後輪に沿って潰しを入れることでクリアランスを確保している。
販売はフレームセットのみで、フォーク・シートポスト・ヘッドセットが付属する。公式WEBサイトからの直販と、全国の取り扱いショップより購入が可能だ。サイズはXS~XLまでの5種類で、通常カラーのMATT & GLOSS BLACKと世界500台限定のBLACK & ORANGEがラインアップ。今後登場するであろうスペシャルカラーにも期待したい。
リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの両方が用意され、それぞれ393,597円(送料、税込)と412,087円(送料、税込)。入荷状況や試乗会情報は公式WEBサイトやFacebookページにて確認して欲しい。
またHURUの発表とともに、来季UCI女子チームの「ビグラ」への機材サポートもアナウンスされた。チームはHURUとREREを使い分けレースを戦うと言う。チームロゴを差し込んだレプリカフレームも販売予定だ。「レースだけでなく各ライダーやそのライフスタイルにもフォーカスして、ストーリーを伝えるようなコンテンツも展開していきたい」とマイク氏は意気込む。さらには次なるモデルの開発も着々と進んでいるとのこと。プロチームのサポートとともに益々勢いを加速させるチャプター2に注目していきたい。
CHAPTER2 HURU フレームセット
カーボン:Toray T1000, T800 & 3K Directional Carbon
フレームサイズ:XS、S、M、L、XL
フレーム重量:リム789g、ディスク819g(Mサイズ)
フォーク重量:リム379g、ディスク389g
シートポスト重量:219g
BB:プレスフィットBB86.5
タイヤクリアランス:28mm
価格:リム393,597円(送料、税込)、ディスク412,087円(送料、税込)
※別売りスルーアクスル12,600円(税込)
Amazon.co.jp