2018/11/20(火) - 16:17
ノースウェーブよりウインターシューズの「GTX」シリーズをピックアップ。足首まで防風のネオプレン素材で覆った構造や、防水と保温性に優れた高機能なゴアテックス素材を採用することで、冬場の寒さから足元を守り快適なトレーニングを実現する一足を紹介しよう。
ノースウェーブ Extreme RR 2 GTX
ウインターサイクルシューズでヨーロッパトップシェアを持つノースウェーブ。シューズカバーを着用せずとも優れた防風、防水、保温性を発揮してくれる冬期向けのアイテムで、冬場でもトレーニングを続けるサイクリストにとって最適なシューズとなる。足先の冷えを防止してくれる他、シューズカバーを着用する煩わしさからも開放されるメリットも大きい。
ノースウェーブのウインターシューズは、足首を冷気から守るクライマフレックスカラー構造と、優れた防水、防風性能を持つことで知られるゴアテックス素材の採用という2点が大きな特徴だ。通気性を重視する一般的なロードシューズと比較し、圧倒的な暖かさを発揮し寒い季節のライドをより快適なものにしてくれる。
ウインターシューズのトップモデル「Extreme RR 2 GTX」は、同社のフラッグシップモデルExtreme RRをベースにデザインされた厳冬期用のロードシューズ。特にアッパーはExtreme RRと同じX-frame構造を採用しており、全方向に補強フレームを配することで軽量性と足にフィットする柔軟性を持たせつつも、パワー伝達性を高めているのが特徴だ。
フィッティングシステムもExtreme RRと同様のルーティングとし、足先を包みこむようなフィット感を実現する。独自のSLW2ダイアルはリリースボタンを1プッシュすると僅かに緩めることができ、細かな締め付け感の調整を可能としている。
またアウトソールはカーボンとファイバーグラスから成るカーボンライトソールを採用。剛性指数15のExtreme RRに対し、その値は10と抑えた硬さとすることでトレーニング向きの剛性感に仕上げている。
足首部分は冷気や水の侵入を防ぐクライマフレックスカラー構造に。ネオプレン素材と柔軟性の高いゴアテックスRattler素材を組み合わせており、優れた防風防水性能もさることながら、足首の自由度も高く、普段のロードシューズと変わらないスムーズなペダリングを実現している。
また、シューズ自体は起毛加工が施された防風防水機能を持つゴアテックスのDurathem Kelvin素材をメインで使用。保温性とともに優れた透湿性能も備えており、ハードなトレーニングでも足先をドライに保ち、汗冷えなども防いでくれる。風が最も当たるつま先部分にも防寒加工を追加しており、末端が冷える心配も少ない。
その他、インナーソールもアルミニウムとフリースを使用した4層構造を持つ冬用のアークティックGTXフットベッドが付属する。サイズは39~44をラインアップし、ハーフサイズの展開は無し。カラーはブラックのみで、価格は41,000円(税抜)だ。
ノースウェーブ Extreme RR 2 GTX
素 材:ゴアテックス Durathem Kelvin
アウトソール:カーボンコンポジットソール(剛性指数10)
対応気温:-10度~5度
カラー:ブラック
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:41,000円(税抜)
ノースウェーブ Flash Arctic GTX
ノースウェーブのウインターロードシューズにおけるセカンドグレードモデルである「Flash Arctic GTX」。人間工学に基づいたタンレスのエアロオーバーラップ構造を採用したアッパーにより、優れたフィット感とエアロ性能を両立している。
クロージャーシステムはExtreme RRと同様にSLW2ダイアルを1つ配置。上位モデルと比較するとケーブルルーティングは簡素化されているが、1つのダイヤルでつま先から甲までを締め付けとリリースが可能なため、走行中の調整もしやすいのがポイントだ。アウトソールはナイロンをカーボンファイバーで補強したNRGエアーカーボンソールで、剛性指数は8となっている。
足首部分はソックスと一体化したようなクライマフレックスカラー構造を採用。シューズ部分は厳冬期の登山シューズにも使用されるという起毛素材のゴアテックスKoalaを採用することで、つま先から足首までを暖かく保つ。
インナーソールはExtreme RR 2 GTXと同様にアルミニウムとフリースを使用した4層構造のアークティックGTXフットベットだ。サイズは39~44をラインアップし、ハーフサイズの展開は無し。カラーはブラックとイエローフルオの2色ラインアップで、価格は34,000円(税抜)。
ノースウェーブ Flash Arctic GTX
素 材:ゴアテックス Koala
アウトソール:カーボン補強ナイロンソール(剛性指数8)
対応気温:-10度~5度
カラー:ブラック、イエローフルオ
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:34,000円(税抜)
ノースウェーブ Raptor GTX
「Raptor GTX」はシクロクロスやトレイルライドなどのオフロードライドに対応するウインターサイクルシューズ。靴底部分にはナチュラルラバーを使用したソールを配し、降車して歩く際のグリップ性を確保している。アッパー形状はFlash Arctic GTXにも採用された人間工学に基づくオーバーラップ構造。タンを省略した形状により、包み込むような高いフィット感とエアロ性能を確保している。
クロージャーシステムも上位モデルと同様のSLW2ダイアルを採用し、ワンダイヤルで締め付けとリリースを行える。カーボンファイバー補強を加えたナイロン製アウトソールを採用し、剛性指数はFlash Arctic GTXと同様の8ポイントとなる。
メイン素材には防風防水性能に優れ、程よい起毛加工がされたゴアテックスPiqueを採用。極寒地を除く幅広い気温帯にマッチした保温性に仕上がる。加えて足首部分は他モデル同様に、ネオプレン製のクライマフレックスカラー構造を取り入れることで、足全体を暖かく保ちつつ水の侵入も防ぐ。シクロクロスのマッドコンディションでも足を冷やすことなくレースに集中することが出来るだろう。
サイズは39~44がラインアップされ、ハーフサイズの展開はなし。カラーはブラック、イエロー、カモ/ロブスターオレンジと3色の個性的なカラーが用意される。価格は30,500円(税抜)。取り扱いはウインクレルだ。
ノースウェーブ Raptor GTX
素 材:ゴアテックス Pique
アウトソール:カーボン補強ナイロンソール(剛性指数8)
対応気温:-3度~15度
カラー:ブラック、イエロー、カモ/ロブスターオレンジ
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:30,500円(税抜)
ノースウェーブのシューズを使用する「スポーツサイクル サカモト」坂本店長のお勧めコメント
今回、ノースウェーブのシューズを取り扱う新潟県三条市のスポーツサイクル サカモトの店長、坂本聡さんからオススメコメントを頂いた。坂本さんはロード、MTBシューズともにノースウェーブを長年愛用するヘビーユーザーだ。
「ノースウェーブのシューズは日本人の足に非常に合っていると思います。私はロード、MTBの双方でノースウェーブのシューズを使ってきましたが、どれもフィット感が良いですね。それと見逃せないのは奇抜なデザインでしょう。左右のカラーが違ったり、カモフラージュカラーだったりと他のブランドにない個性的なルックスのモデルも度々登場しており、足元から気分を上げてくれますね。もちろんトップモデルはしっかりとソールも固く、レーシーに走れますね。」
スポーツサイクル サカモト公式ホームページ
CWレコメンドショップページ
ノースウェーブ Extreme RR 2 GTX
ウインターサイクルシューズでヨーロッパトップシェアを持つノースウェーブ。シューズカバーを着用せずとも優れた防風、防水、保温性を発揮してくれる冬期向けのアイテムで、冬場でもトレーニングを続けるサイクリストにとって最適なシューズとなる。足先の冷えを防止してくれる他、シューズカバーを着用する煩わしさからも開放されるメリットも大きい。
ノースウェーブのウインターシューズは、足首を冷気から守るクライマフレックスカラー構造と、優れた防水、防風性能を持つことで知られるゴアテックス素材の採用という2点が大きな特徴だ。通気性を重視する一般的なロードシューズと比較し、圧倒的な暖かさを発揮し寒い季節のライドをより快適なものにしてくれる。
ウインターシューズのトップモデル「Extreme RR 2 GTX」は、同社のフラッグシップモデルExtreme RRをベースにデザインされた厳冬期用のロードシューズ。特にアッパーはExtreme RRと同じX-frame構造を採用しており、全方向に補強フレームを配することで軽量性と足にフィットする柔軟性を持たせつつも、パワー伝達性を高めているのが特徴だ。
フィッティングシステムもExtreme RRと同様のルーティングとし、足先を包みこむようなフィット感を実現する。独自のSLW2ダイアルはリリースボタンを1プッシュすると僅かに緩めることができ、細かな締め付け感の調整を可能としている。
またアウトソールはカーボンとファイバーグラスから成るカーボンライトソールを採用。剛性指数15のExtreme RRに対し、その値は10と抑えた硬さとすることでトレーニング向きの剛性感に仕上げている。
足首部分は冷気や水の侵入を防ぐクライマフレックスカラー構造に。ネオプレン素材と柔軟性の高いゴアテックスRattler素材を組み合わせており、優れた防風防水性能もさることながら、足首の自由度も高く、普段のロードシューズと変わらないスムーズなペダリングを実現している。
また、シューズ自体は起毛加工が施された防風防水機能を持つゴアテックスのDurathem Kelvin素材をメインで使用。保温性とともに優れた透湿性能も備えており、ハードなトレーニングでも足先をドライに保ち、汗冷えなども防いでくれる。風が最も当たるつま先部分にも防寒加工を追加しており、末端が冷える心配も少ない。
その他、インナーソールもアルミニウムとフリースを使用した4層構造を持つ冬用のアークティックGTXフットベッドが付属する。サイズは39~44をラインアップし、ハーフサイズの展開は無し。カラーはブラックのみで、価格は41,000円(税抜)だ。
ノースウェーブ Extreme RR 2 GTX
素 材:ゴアテックス Durathem Kelvin
アウトソール:カーボンコンポジットソール(剛性指数10)
対応気温:-10度~5度
カラー:ブラック
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:41,000円(税抜)
ノースウェーブ Flash Arctic GTX
ノースウェーブのウインターロードシューズにおけるセカンドグレードモデルである「Flash Arctic GTX」。人間工学に基づいたタンレスのエアロオーバーラップ構造を採用したアッパーにより、優れたフィット感とエアロ性能を両立している。
クロージャーシステムはExtreme RRと同様にSLW2ダイアルを1つ配置。上位モデルと比較するとケーブルルーティングは簡素化されているが、1つのダイヤルでつま先から甲までを締め付けとリリースが可能なため、走行中の調整もしやすいのがポイントだ。アウトソールはナイロンをカーボンファイバーで補強したNRGエアーカーボンソールで、剛性指数は8となっている。
足首部分はソックスと一体化したようなクライマフレックスカラー構造を採用。シューズ部分は厳冬期の登山シューズにも使用されるという起毛素材のゴアテックスKoalaを採用することで、つま先から足首までを暖かく保つ。
インナーソールはExtreme RR 2 GTXと同様にアルミニウムとフリースを使用した4層構造のアークティックGTXフットベットだ。サイズは39~44をラインアップし、ハーフサイズの展開は無し。カラーはブラックとイエローフルオの2色ラインアップで、価格は34,000円(税抜)。
ノースウェーブ Flash Arctic GTX
素 材:ゴアテックス Koala
アウトソール:カーボン補強ナイロンソール(剛性指数8)
対応気温:-10度~5度
カラー:ブラック、イエローフルオ
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:34,000円(税抜)
ノースウェーブ Raptor GTX
「Raptor GTX」はシクロクロスやトレイルライドなどのオフロードライドに対応するウインターサイクルシューズ。靴底部分にはナチュラルラバーを使用したソールを配し、降車して歩く際のグリップ性を確保している。アッパー形状はFlash Arctic GTXにも採用された人間工学に基づくオーバーラップ構造。タンを省略した形状により、包み込むような高いフィット感とエアロ性能を確保している。
クロージャーシステムも上位モデルと同様のSLW2ダイアルを採用し、ワンダイヤルで締め付けとリリースを行える。カーボンファイバー補強を加えたナイロン製アウトソールを採用し、剛性指数はFlash Arctic GTXと同様の8ポイントとなる。
メイン素材には防風防水性能に優れ、程よい起毛加工がされたゴアテックスPiqueを採用。極寒地を除く幅広い気温帯にマッチした保温性に仕上がる。加えて足首部分は他モデル同様に、ネオプレン製のクライマフレックスカラー構造を取り入れることで、足全体を暖かく保ちつつ水の侵入も防ぐ。シクロクロスのマッドコンディションでも足を冷やすことなくレースに集中することが出来るだろう。
サイズは39~44がラインアップされ、ハーフサイズの展開はなし。カラーはブラック、イエロー、カモ/ロブスターオレンジと3色の個性的なカラーが用意される。価格は30,500円(税抜)。取り扱いはウインクレルだ。
ノースウェーブ Raptor GTX
素 材:ゴアテックス Pique
アウトソール:カーボン補強ナイロンソール(剛性指数8)
対応気温:-3度~15度
カラー:ブラック、イエロー、カモ/ロブスターオレンジ
サイズ:39~44(ハーフサイズなし)
価 格:30,500円(税抜)
ノースウェーブのシューズを使用する「スポーツサイクル サカモト」坂本店長のお勧めコメント
今回、ノースウェーブのシューズを取り扱う新潟県三条市のスポーツサイクル サカモトの店長、坂本聡さんからオススメコメントを頂いた。坂本さんはロード、MTBシューズともにノースウェーブを長年愛用するヘビーユーザーだ。
「ノースウェーブのシューズは日本人の足に非常に合っていると思います。私はロード、MTBの双方でノースウェーブのシューズを使ってきましたが、どれもフィット感が良いですね。それと見逃せないのは奇抜なデザインでしょう。左右のカラーが違ったり、カモフラージュカラーだったりと他のブランドにない個性的なルックスのモデルも度々登場しており、足元から気分を上げてくれますね。もちろんトップモデルはしっかりとソールも固く、レーシーに走れますね。」
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