2018/09/24(月) - 20:01
ロード世界選手権2日目、女子ジュニアタイムトライアルで18歳のローズマリン・アマラーン(オランダ)が優勝。2位にカミッラ・アレッシオ(イタリア)、3位に元パリ〜ルーベ覇者の娘エリノア・バックステッド(イギリス)が入っている。
インスブルックの東に位置するハル=ヴァッテンスから19.8kmのアップダウンコースを走る女子ジュニアの個人タイムトライアル。平坦基調ではあるものの、後半にかけて短く勾配のある登りも登場する。気温は10度。晴れと曇り、雨が入り混じる気まぐれなコンディションの中、26カ国46名の選手たちが半分ウェットなコースに挑んだ。なお、同種目への日本人選手の出場は無い。
平均スピード43.737km/hで19.8kmコースを駆け抜けた2番手スタートのカミッラ・アレッシオ(イタリア)が長時間ホットシートに座ったが、約1時間後にスタートしたローズマリン・アマラーン(オランダ)がトップタイムを6秒更新。ジュニアカテゴリーでオランダTTチャンピオンに輝いている2000年1月4日生まれの18歳が初の世界タイトルを手にした。
勝利が決まった瞬間、ホットシートで驚きのあまり顔を覆ったアマラーンは「予想外の結果なので本当に驚いている。後半にかけてアップダウンが組み込まれた難しいコースで、しかも向かい風が吹いていたのでスピードを乗せることができなかった。中間計測のタイムを聞いても仕方がないので、何も聞かずに自分の走りに集中した」とコメント。1995年に始まったジュニアカテゴリーの女子タイムトライアルにおいて、オランダ人選手の優勝は2016年のカルリン・スウィンケルス以来2年ぶり2度目となる。
17秒差の3位に入ったエリノア・バックステッド(イギリス)は、1998年ツール・ド・フランスのステージ優勝者で2004年にパリ〜ルーベで優勝しているマグナス・バックステッド(スウェーデン)の長女。元イギリスチャンピオンのメーガン・ヒューズと結婚したバックステッドは2009年に現役を引退し、現在はウェールズに住んでいる。二世選手としては他にも、2001年のパリ〜ルーベ覇者で現在チームスカイで監督を務めているセルファイス・クナーフェンの娘ブリット・クナーフェン(オランダ)が11位に入っている。
同日午後には男子U23タイムトライアルが開催。日本からは山本大喜(キナンサイクリング)と松田祥位(EQADS)が出場する予定だ。
インスブルックの東に位置するハル=ヴァッテンスから19.8kmのアップダウンコースを走る女子ジュニアの個人タイムトライアル。平坦基調ではあるものの、後半にかけて短く勾配のある登りも登場する。気温は10度。晴れと曇り、雨が入り混じる気まぐれなコンディションの中、26カ国46名の選手たちが半分ウェットなコースに挑んだ。なお、同種目への日本人選手の出場は無い。
平均スピード43.737km/hで19.8kmコースを駆け抜けた2番手スタートのカミッラ・アレッシオ(イタリア)が長時間ホットシートに座ったが、約1時間後にスタートしたローズマリン・アマラーン(オランダ)がトップタイムを6秒更新。ジュニアカテゴリーでオランダTTチャンピオンに輝いている2000年1月4日生まれの18歳が初の世界タイトルを手にした。
勝利が決まった瞬間、ホットシートで驚きのあまり顔を覆ったアマラーンは「予想外の結果なので本当に驚いている。後半にかけてアップダウンが組み込まれた難しいコースで、しかも向かい風が吹いていたのでスピードを乗せることができなかった。中間計測のタイムを聞いても仕方がないので、何も聞かずに自分の走りに集中した」とコメント。1995年に始まったジュニアカテゴリーの女子タイムトライアルにおいて、オランダ人選手の優勝は2016年のカルリン・スウィンケルス以来2年ぶり2度目となる。
17秒差の3位に入ったエリノア・バックステッド(イギリス)は、1998年ツール・ド・フランスのステージ優勝者で2004年にパリ〜ルーベで優勝しているマグナス・バックステッド(スウェーデン)の長女。元イギリスチャンピオンのメーガン・ヒューズと結婚したバックステッドは2009年に現役を引退し、現在はウェールズに住んでいる。二世選手としては他にも、2001年のパリ〜ルーベ覇者で現在チームスカイで監督を務めているセルファイス・クナーフェンの娘ブリット・クナーフェン(オランダ)が11位に入っている。
同日午後には男子U23タイムトライアルが開催。日本からは山本大喜(キナンサイクリング)と松田祥位(EQADS)が出場する予定だ。
ロード世界選手権2018女子ジュニアタイムトライアル結果
text&photo:Kei Tsuji in Innsbruck, Austria