2018/09/20(木) - 16:43
日本最大の自転車販売ネットワークを持ち、昨年海外スポーツ自転車の販売代理店事業にも進出を果たしたあさひ。取り扱いブランドの3T、ガノーを始めとするバイク、アクセサリーの2019モデル展示会が開催された。製品ラインアップを一挙に紹介しよう。
3Tやガノーを取り扱うあさひの展示会が開催された。写真はマーケティング担当の樋口さん photo:Makoto.AYANO
全国に468店舗を展開する「サイクルベースあさひ」を運営する企業として知られるあさひ。幼児や児童向けのキッズサイクルから、学校や通勤で使うための軽快車。子供の送り迎えに便利なチャイルドシート付きの電動自転車など、生活に寄り添った移動手段や道具としての自転車を販売してきた会社である。
そんな生活自転車のイメージが強いあさひだが、スポーツバイクの取り扱いが無いわけではなく、各店舗にエントリー向けのスポーツバイクを常設。更に全国に27店舗設置されたスポーツスペシャリティストアでは有名スポーツバイクブランドを取り扱ってきた。そんなあさひは昨年海外スポーツサイクルブランドの販売代理店事業に進出。有名ブランドを取り扱うことで、スポーツサイクル部門を更に強化していく。
今回は東京都江東区にある夢の島マリーナで、あさひが取り扱うサイクルブランドの製品が一堂に会した展示会を開催。カナディアンバイクブランドのガノーや、イタリアの老舗コンポーネントブランド、3Tなどの製品を中心に展示された。
エンデュランスロードのGENNIX E1はシマノ105完成車での販売
京都産業大学も使用しているエアロロードGENNIX A1
GENNIX D1。オールラウンドバイクとしてラインアップされる
角型の形状を採用しているリアエンド周り
ヘッドチューブ周りも角ばっており、剛性が高そうだ
会場に入るとすぐ目に飛び込んでくるのはカナダ・ケベック生まれのバイクブランド、ガノー。カーボンロードバイクのGENNIXシリーズは、エンデュランスモデルのE1、エアロロードのA1、ディスクロードのD1という3モデルをラインアップする。
E1は長めのヘッドチューブに湾曲したトップチューブ、細身に作られたリアバックにより快適性を高めたモデル。シマノ105を搭載した完成車が用意される。ブランド初のエアロロードとして2017モデルで登場したA1は、カムテール形状のチューブやコンパクトなリアバックなど空力性能を意識したバイクとなっており、こちらはフレームセットでの販売となる。
そしてディスクロードのD1はかつてのR1に代わるオールラウンドモデル。シマノ5800系105にTRPのディスクブレーキシステムであるHY/RDをアッセンブルし、25万円で重量8.5kgとディスクロードにしては軽量に収まっているのが特徴。ヘッドチューブやリアエンドの形状も角断面を多用したアグレッシブなデザインを採用しており、見た目のスタイリッシュさも両立している。
その他のアルミロードは男性用モデルがAXIS、女性用モデルはAXELLEをラインアップ。リムブレーキモデルはC、ディスクブレーキモデルはDという製品名になっている。
ガノーのハイエンドロードシューズ、COURSE AIR LITE II
横に伸びる素材で快適性を向上させているX-COMFORT ZONE
アウターソール先端部と中央部に開けられたインテークが空気を効率良く取り込む
また、ガノーはウェアやヘルメットなどもラインアップする総合サイクルブランドであるが、今回、ハイエンドロードシューズが新たにリリース。小指の部分に当たるアッパーをX-COMFORT ZONEと名付け、伸びる素材で構成しているのが大きな特徴だ。ペダリング時の足の広がりを吸収することで高い快適性を生み出す。
アウターソールは爪先部分と中央に大きくインテークが開けられ、抜群の通気性を発揮。空気が通り抜けしやすい構造となっている。インソールは通気性の高い通常のメッシュタイプに加え、穴のない冬用インソールも付属する。シューズの中でも1番空気が流れて欲しい足裏のエアフローが最大化されたロードシューズとなっているのだ。
トライピークはシマノR9100系に対応したビッグプーリーをリリース
セラミックベアリングは抵抗が少ないため、なかなか止まらない
ビッグプーリーなどをリリースするトライピークからは、シマノR9100系に対応したビッグプーリーケージが登場。最新コンポーネントに対応する製品開発が順次進められている。また。シマノの純正プーリーゲージが12Tまで対応していることに目を付けた12Tプーリーセットも販売。セラミックベアリング化と大口径化により、回転抵抗を低減することが出来る。
各種ブレーキをリリースしているTRPからはDHワールドカップライダーのアーロン・グインが使用している「G-SPEC QUADIEM」が登場。対向4ピストンキャリパーで強力なストッピングパワーを発揮するという。トップクラスの性能もさることながら、モータースポーツ用のディスクブレーキキャリパーのようなメカメカしいルックスが興味をそそる。
世界的なDHライダーであるアーロン・グインも使用するG-SPEC QUADIEM
機械式ブレーキレバーで油圧ディスクブレーキをコントロールできるHY/RD FLAT MOUNTもフィーリングが改善された
また機械式ブレーキレバーで油圧ディスクブレーキをコントロールできる「HY/RD FLAT MOUNT」もリニューアル。より油圧ディスクブレーキらしいフィーリングに改善されている。実際に触ってみると純粋な油圧ブレーキシステムと変わらない優れたコントロール性を持っているように感じた。ディスクブレーキはレバーとキャリパーの両方を揃えると費用がかさんでしまうもの。今あるパーツでディスクロードを組みたいときに重宝しそうだ。
イタリアの老舗コンポーネントブランド、3TからはSTRADAとEXPLOROという性格の異なるフレームを使用し、様々なシチュエーションに合ったバイク構成を提案。1×ディスクエアロロードのSTRADAでは、優れた空力性能を活かしたバイクパッキングパッケージに仕上げた高速ツーリングバイクを展示。フロントディレイラーがないことで、道中のメカニカルトラブルを軽減することができる上、風洞実験を重ね作られたエアロフォルムで高速移動することが可能だ。
バイクパッキングで高速ツーリングに対応したSTRADAを作ってもいいだろう
完成車で販売されるSTRADA PRO
スラムの1×コンポーネント、FORCE 1をアッセンブルする
フロントダブル仕様のSTRADA DUE。カラーはイタリアデザイン界でトレンドのグレー
フロントディレイラー台座を備えることで、ノーマルなロードバイクとして使用できる
シンプルに1×ディスクロードとして組み上げられたSTRADA
フロントシングルに最適化し、特殊なエアロ形状が話題を呼んだカーボンクランクTORNOも登場
フロントシングルのSTRADAはスラムのFORCE 1を搭載した完成車「STRADA PRO」も用意。フレームはSTRADA TEAMと同様のカーボンモールディングを採用。気軽に1×ロードを楽しむ事が出来る。カラーはシャイニーブルー1色で、価格は60万円(税抜)。またフロントダブル仕様の「STRADA DUE」も展示。優れたエアロ性能をノーマルなロードフレームで楽しむ事が出来る。
700Cと650Bのホイールが使用出来るマルチパーパスバイク、EXPLOROにはフラットマウントと12mmスルーアクスル化というディスクロードの標準スペックを取り入れた新モデル「EXPLORO FM」が登場。今まではポストマウントモデルのみだったため、使用できるパーツに制限があったが、これによりロードディスクのパーツを組み入れることが可能となった。
EXPLORO FMのラインアップはハイエンドカーボンを使用したLTDモデルと、ノーマルグレードのTEAMモデルの2種類が揃う。それぞれダウンチューブのロゴカラーが、グレーかレッドかで色分けされているのが見た目の特徴だ。いずれもカーボンフレームならではの軽快な走りをグラベルやアドベンチャーライドでも楽しめる1台に仕上がっている。
700Cのオフロードタイヤを履かせ、高速ダート走行仕様に組んだEXPLORO FM LTDも展示(販売はフレームセット)
スタビライザー付きのシマノULTEGRA RXを組み合わせれば荒れた路面でもリアディレイラーが暴れるのを防ぐことができる
フロントチェーンリングは46-36Tとオフロード走行を前提とした歯数がセットされていた
EXPLORO FM TEAMは650Bのホイールにブロックタイヤを組み合わせ、オフロード走行性能を高めた仕様を提案
それ以外の3T製品は主力であるハンドル・ステム類が製品ラインアップを刷新。共通してグラフィックなども変更されており、よりバイクに合わせやすくなった。ハンドルは今まで豊富な種類を揃えていたが、SUPERLEGGERA、SUPERERGO、AERONOVA、SUPERGHIAIAの4モデルに集約される。中でもERGONOVAの後継モデルとなるSUPERERGOは、ハンドルの肩部分に手を置きやすい卵型の形状を採用。リラックスポジションで乗ることが出来る。
また、新たにラインアップに加えられたオフロードモデルのSUPERGHIAIAは、ハンドル下部分が大きくフレアした形状を持つハンドル。オフロードでも下ハンドルが握りやすく、力を込めやすい。ハンドルサイズが40cmと44cmしかなく、サイズごとにフレア形状も大きく異なることが特徴だ。
ハンドルドロップ部分が大きくフレアした形状が特徴的なSUPERGHIAIA
SUPERGHIAIAはサイズごとにドロップ部分のフレア形状が異なる
ハンドルの肩の部分が持ちやすいように卵型となったSUPERERGO
3Tのハンドルはブラック基調のグラフィックに変更され、どのバイクにも合わせやすくなった
3Tの新たなステム、APTO。六角ボルトを後ろから入れるタイプだ
またステムは今までのARXⅡに加え、新たにAPTOというモデルが登場。豊富なステム長、±6°と±17°というライズ角で豊富なサイズ展開をするのはもちろんのこと、従来のトルクスボルトから六角ボルトへ変更され、加えて後ろからボルトを締め込むエアロな構造となっている。
その他、サイクルアクセサリーブランドのグイーからソックスと同じカラーグラフィックをドロップ部分にあしらったバーテープSL Geoと、それに合わせたグラフィックのGeo race fitソックスが登場。手元と足元を揃えることで、コーディネートに統一感が出るだろう。またタイヤレバーが収納されているボトルケージ、Qing+cageも注目のプロダクツの一つ。持ち運ぶ工具を一つ減らすことができ、サドルバッグなど収納スペースに余裕ができるだろう。
グイーのバーテープはソックスと同じカラーパターンでラインアップされる
グイーのボトルゲージはタイヤレバーを収納可能
販売代理店として2年目を迎えるあさひ。これらのプロダクツはサイクルベースあさひだけではなく、全国のプロショップでも取り扱い可能となっており、いずれのブランドも引き続き行きつけのショップで購入可能だ。
text&photo:Kosuke.Kamata
![3Tやガノーを取り扱うあさひの展示会が開催された。写真はマーケティング担当の樋口さん](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/20/mkb5871re.jpg)
全国に468店舗を展開する「サイクルベースあさひ」を運営する企業として知られるあさひ。幼児や児童向けのキッズサイクルから、学校や通勤で使うための軽快車。子供の送り迎えに便利なチャイルドシート付きの電動自転車など、生活に寄り添った移動手段や道具としての自転車を販売してきた会社である。
そんな生活自転車のイメージが強いあさひだが、スポーツバイクの取り扱いが無いわけではなく、各店舗にエントリー向けのスポーツバイクを常設。更に全国に27店舗設置されたスポーツスペシャリティストアでは有名スポーツバイクブランドを取り扱ってきた。そんなあさひは昨年海外スポーツサイクルブランドの販売代理店事業に進出。有名ブランドを取り扱うことで、スポーツサイクル部門を更に強化していく。
今回は東京都江東区にある夢の島マリーナで、あさひが取り扱うサイクルブランドの製品が一堂に会した展示会を開催。カナディアンバイクブランドのガノーや、イタリアの老舗コンポーネントブランド、3Tなどの製品を中心に展示された。
![エンデュランスロードのGENNIX E1はシマノ105完成車での販売](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5662.jpg)
![京都産業大学も使用しているエアロロードGENNIX A1](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5665.jpg)
![GENNIX D1。オールラウンドバイクとしてラインアップされる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5668.jpg)
![角型の形状を採用しているリアエンド周り](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5782.jpg)
![ヘッドチューブ周りも角ばっており、剛性が高そうだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5787.jpg)
会場に入るとすぐ目に飛び込んでくるのはカナダ・ケベック生まれのバイクブランド、ガノー。カーボンロードバイクのGENNIXシリーズは、エンデュランスモデルのE1、エアロロードのA1、ディスクロードのD1という3モデルをラインアップする。
E1は長めのヘッドチューブに湾曲したトップチューブ、細身に作られたリアバックにより快適性を高めたモデル。シマノ105を搭載した完成車が用意される。ブランド初のエアロロードとして2017モデルで登場したA1は、カムテール形状のチューブやコンパクトなリアバックなど空力性能を意識したバイクとなっており、こちらはフレームセットでの販売となる。
そしてディスクロードのD1はかつてのR1に代わるオールラウンドモデル。シマノ5800系105にTRPのディスクブレーキシステムであるHY/RDをアッセンブルし、25万円で重量8.5kgとディスクロードにしては軽量に収まっているのが特徴。ヘッドチューブやリアエンドの形状も角断面を多用したアグレッシブなデザインを採用しており、見た目のスタイリッシュさも両立している。
その他のアルミロードは男性用モデルがAXIS、女性用モデルはAXELLEをラインアップ。リムブレーキモデルはC、ディスクブレーキモデルはDという製品名になっている。
![ガノーのハイエンドロードシューズ、COURSE AIR LITE II](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5692.jpg)
![横に伸びる素材で快適性を向上させているX-COMFORT ZONE](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5672.jpg)
![アウターソール先端部と中央部に開けられたインテークが空気を効率良く取り込む](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5677.jpg)
また、ガノーはウェアやヘルメットなどもラインアップする総合サイクルブランドであるが、今回、ハイエンドロードシューズが新たにリリース。小指の部分に当たるアッパーをX-COMFORT ZONEと名付け、伸びる素材で構成しているのが大きな特徴だ。ペダリング時の足の広がりを吸収することで高い快適性を生み出す。
アウターソールは爪先部分と中央に大きくインテークが開けられ、抜群の通気性を発揮。空気が通り抜けしやすい構造となっている。インソールは通気性の高い通常のメッシュタイプに加え、穴のない冬用インソールも付属する。シューズの中でも1番空気が流れて欲しい足裏のエアフローが最大化されたロードシューズとなっているのだ。
![トライピークはシマノR9100系に対応したビッグプーリーをリリース](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5803.jpg)
![セラミックベアリングは抵抗が少ないため、なかなか止まらない](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5805.jpg)
ビッグプーリーなどをリリースするトライピークからは、シマノR9100系に対応したビッグプーリーケージが登場。最新コンポーネントに対応する製品開発が順次進められている。また。シマノの純正プーリーゲージが12Tまで対応していることに目を付けた12Tプーリーセットも販売。セラミックベアリング化と大口径化により、回転抵抗を低減することが出来る。
各種ブレーキをリリースしているTRPからはDHワールドカップライダーのアーロン・グインが使用している「G-SPEC QUADIEM」が登場。対向4ピストンキャリパーで強力なストッピングパワーを発揮するという。トップクラスの性能もさることながら、モータースポーツ用のディスクブレーキキャリパーのようなメカメカしいルックスが興味をそそる。
![世界的なDHライダーであるアーロン・グインも使用するG-SPEC QUADIEM](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5822.jpg)
![機械式ブレーキレバーで油圧ディスクブレーキをコントロールできるHY/RD FLAT MOUNTもフィーリングが改善された](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/18/honeyviewmkb5739.jpg)
また機械式ブレーキレバーで油圧ディスクブレーキをコントロールできる「HY/RD FLAT MOUNT」もリニューアル。より油圧ディスクブレーキらしいフィーリングに改善されている。実際に触ってみると純粋な油圧ブレーキシステムと変わらない優れたコントロール性を持っているように感じた。ディスクブレーキはレバーとキャリパーの両方を揃えると費用がかさんでしまうもの。今あるパーツでディスクロードを組みたいときに重宝しそうだ。
イタリアの老舗コンポーネントブランド、3TからはSTRADAとEXPLOROという性格の異なるフレームを使用し、様々なシチュエーションに合ったバイク構成を提案。1×ディスクエアロロードのSTRADAでは、優れた空力性能を活かしたバイクパッキングパッケージに仕上げた高速ツーリングバイクを展示。フロントディレイラーがないことで、道中のメカニカルトラブルを軽減することができる上、風洞実験を重ね作られたエアロフォルムで高速移動することが可能だ。
![バイクパッキングで高速ツーリングに対応したSTRADAを作ってもいいだろう](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5765.jpg)
![完成車で販売されるSTRADA PRO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5745.jpg)
![スラムの1×コンポーネント、FORCE 1をアッセンブルする](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5749.jpg)
![フロントダブル仕様のSTRADA DUE。カラーはイタリアデザイン界でトレンドのグレー](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5725.jpg)
![フロントディレイラー台座を備えることで、ノーマルなロードバイクとして使用できる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5726.jpg)
![シンプルに1×ディスクロードとして組み上げられたSTRADA](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5755.jpg)
![フロントシングルに最適化し、特殊なエアロ形状が話題を呼んだカーボンクランクTORNOも登場](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5757.jpg)
フロントシングルのSTRADAはスラムのFORCE 1を搭載した完成車「STRADA PRO」も用意。フレームはSTRADA TEAMと同様のカーボンモールディングを採用。気軽に1×ロードを楽しむ事が出来る。カラーはシャイニーブルー1色で、価格は60万円(税抜)。またフロントダブル仕様の「STRADA DUE」も展示。優れたエアロ性能をノーマルなロードフレームで楽しむ事が出来る。
700Cと650Bのホイールが使用出来るマルチパーパスバイク、EXPLOROにはフラットマウントと12mmスルーアクスル化というディスクロードの標準スペックを取り入れた新モデル「EXPLORO FM」が登場。今まではポストマウントモデルのみだったため、使用できるパーツに制限があったが、これによりロードディスクのパーツを組み入れることが可能となった。
EXPLORO FMのラインアップはハイエンドカーボンを使用したLTDモデルと、ノーマルグレードのTEAMモデルの2種類が揃う。それぞれダウンチューブのロゴカラーが、グレーかレッドかで色分けされているのが見た目の特徴だ。いずれもカーボンフレームならではの軽快な走りをグラベルやアドベンチャーライドでも楽しめる1台に仕上がっている。
![700Cのオフロードタイヤを履かせ、高速ダート走行仕様に組んだEXPLORO FM LTDも展示(販売はフレームセット)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5731.jpg)
![スタビライザー付きのシマノULTEGRA RXを組み合わせれば荒れた路面でもリアディレイラーが暴れるのを防ぐことができる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5733.jpg)
![フロントチェーンリングは46-36Tとオフロード走行を前提とした歯数がセットされていた](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5737.jpg)
![EXPLORO FM TEAMは650Bのホイールにブロックタイヤを組み合わせ、オフロード走行性能を高めた仕様を提案](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/20/honeyviewmkb5894.jpg)
それ以外の3T製品は主力であるハンドル・ステム類が製品ラインアップを刷新。共通してグラフィックなども変更されており、よりバイクに合わせやすくなった。ハンドルは今まで豊富な種類を揃えていたが、SUPERLEGGERA、SUPERERGO、AERONOVA、SUPERGHIAIAの4モデルに集約される。中でもERGONOVAの後継モデルとなるSUPERERGOは、ハンドルの肩部分に手を置きやすい卵型の形状を採用。リラックスポジションで乗ることが出来る。
また、新たにラインアップに加えられたオフロードモデルのSUPERGHIAIAは、ハンドル下部分が大きくフレアした形状を持つハンドル。オフロードでも下ハンドルが握りやすく、力を込めやすい。ハンドルサイズが40cmと44cmしかなく、サイズごとにフレア形状も大きく異なることが特徴だ。
![ハンドルドロップ部分が大きくフレアした形状が特徴的なSUPERGHIAIA](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/18/honeyviewmkb5944.jpg)
![SUPERGHIAIAはサイズごとにドロップ部分のフレア形状が異なる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5954.jpg)
![ハンドルの肩の部分が持ちやすいように卵型となったSUPERERGO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5919.jpg)
![3Tのハンドルはブラック基調のグラフィックに変更され、どのバイクにも合わせやすくなった](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/18/honeyviewmkb5924.jpg)
![3Tの新たなステム、APTO。六角ボルトを後ろから入れるタイプだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5935.jpg)
またステムは今までのARXⅡに加え、新たにAPTOというモデルが登場。豊富なステム長、±6°と±17°というライズ角で豊富なサイズ展開をするのはもちろんのこと、従来のトルクスボルトから六角ボルトへ変更され、加えて後ろからボルトを締め込むエアロな構造となっている。
その他、サイクルアクセサリーブランドのグイーからソックスと同じカラーグラフィックをドロップ部分にあしらったバーテープSL Geoと、それに合わせたグラフィックのGeo race fitソックスが登場。手元と足元を揃えることで、コーディネートに統一感が出るだろう。またタイヤレバーが収納されているボトルケージ、Qing+cageも注目のプロダクツの一つ。持ち運ぶ工具を一つ減らすことができ、サドルバッグなど収納スペースに余裕ができるだろう。
![グイーのバーテープはソックスと同じカラーパターンでラインアップされる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5906.jpg)
![グイーのボトルゲージはタイヤレバーを収納可能](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/09/17/mkb5887.jpg)
販売代理店として2年目を迎えるあさひ。これらのプロダクツはサイクルベースあさひだけではなく、全国のプロショップでも取り扱い可能となっており、いずれのブランドも引き続き行きつけのショップで購入可能だ。
text&photo:Kosuke.Kamata
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