ライトに留まらずサイクルコンピューターまで手がけるキャットアイが、シンプルデザインモデル「QUICK」をリリース。必要最低限の機能をピックアップしたモデルであり、初めてのサイクルコンピューターという方にオススメのプロダクトだ。



キャットアイ QUICKキャットアイ QUICK
サイクルコンピューターは数あれど、アーバンバイクなどルックスを重視したバイクとの相性の良いデザインのモデルは数少ない。現状、スポーツ用として見た目は割り切ったモデルを使用しているという方もいるだろう。

キャットアイがこれまでのラインアップには無い、丸型液晶のディスプレイとアウトフロントブラケットが一体となったサイクルコンピューター「QUICK(クイック)」をリリースする。ブラケットと一体型にすることで、洗練された印象を与えるモデルに仕上げている。

ステムキャップの前方にディスプレイを配置できるアウトフロント型マウントとされているため、見た目的にもスッキリとする上、ライトやベル、ワイヤー類で混み合いやすいハンドル周りにおいてスマートに装着することができるのも嬉しいポイントだ。

ディスプレイは取り外すことが可能だディスプレイは取り外すことが可能だ 操作は画面右下のボタンで行う操作は画面右下のボタンで行う

薄いボディが特徴だ薄いボディが特徴だ 取り付けは2.5mmのアーレンキーで行う取り付けは2.5mmのアーレンキーで行う


機能としては必要最低限なものをピックアップ。GPSなどリッチな機能は省略され、アーバンライドや通勤通学などライトなサイクリングに使いたい方の手が届きやすく扱いやすいモデルとされている。QUICKが表示してくれる項目は以下の通り。走行速度、平均速度、走行時間、距離、最高速度、積算距離、時計、ペースアロー。付属するデジタルセンサーを使用し、サイコンにデータを転送する。ケイデンスは計測不可。

ディスプレイは反転液晶とされているため、日中でも表示内容が確認しやすくなっているという。停車後、約10分経過すると時刻表示だけに切り替わり、バッテリーを節約してくれるという。

キャットアイ QUICKキャットアイ QUICK
ボディ裏側にメニューボタンや、電池を入れるハウジングが用意されているボディ裏側にメニューボタンや、電池を入れるハウジングが用意されている ボタン電池を使用する。キャップには浸水防止のパッキンが装備されているボタン電池を使用する。キャップには浸水防止のパッキンが装備されている


コンピューターの電源はCR1616、センサーはCR2032というボタン電池。充電式では無いが、本体のランタイムは1日1時間の使用で約1年、センサーは累積約10,000kmと非常にロングライフだ。忘れた頃に電池が切れる事になるが、本体のバッテリーアラームが備えられているため、ライド中に切れてしまうという心配も少ない。

ブラケットはハンドルバー31.8mmと25〜26mmに対応する。取り付けには2.5mmのアーレンキーが必要となるが、ディスプレイ部分は工具無しで脱着することができるため、ライド中のコンビニ休憩中などで携行することが可能だ。価格は5,500円(税抜)。



キャットアイ QUICK
表示内容:走行速度、走行時間、走行距離、平均速度、最高速度、積算距離、時計
機能:ペースアロー、節電機能、オートスタート、積算距離入力
電源:(本体)リチウム電池 CR1616 x1、(センサー)リチウム電池 CR2032 x1
電池寿命:(本体)約1年、(センサー)積算距離で約10,000km
サイズ:(本体)93.5 x 54 x 36mm、(センサー)41.5 x 36 x 15mm
対応ハンドルサイズ:31.8mm、25〜26mm(ゴムスペーサー使用時)
重量:(本体)24g、(センサー)15g
価格:5,500円(税抜)

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