2018/05/24(木) - 08:47
超高速で突き進んだ、山岳突入前のジロ第17ステージの選手コメント集。「先日のバッドデーで自信を失っていた」と言うエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)や、口を揃えて「今年のジロは目まぐるしい」と語る総合勢らの言葉を紹介します。
ステージ4勝目を挙げたエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
今日はサバ(サバティーニ)が完璧な働きをしてくれた。ラスト200mまで僕を向かい風から守ってくれて、そこから僕が加速。ヴァンポッペルが対抗してきたけれど、勝敗を分けたのは素晴らしいチームメイトの有無だったと思う。本当に今日は嬉しいよ。
イモラでバッドデーを迎えて自信を失っていたものの、3週間のステージレースの後半でも勝てることを改めて証明することができた。チームメイトとの連携も抜群で、大きな目標であるマリアチクラミーノに向けてまた一歩近づいたよ。今日は登りを得意とするベネットが僕を置いていくかもしれないと思っていたのでスタート前は緊張していた。今回のジロでひとまずシーズン前半戦を終了するので、日曜日にもう一度チャンスを掴みたいと思う。
7回目のトップ3、ステージ2位のサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
まずは先週のハードなステージを終えたのに僕をリードしてくれたチームメイトたちに感謝を。今日は絶え間なく生まれる強力な逃げをずっとチェックしてくれたし、最終的に完璧なポジションまで僕をリードアウトしてくれた。勝利には届かなかったので残念だ。
ステージ3位のニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、バーレーン・メリダ)
とてもキツいステージで3位に入ることができたので満足。今日のような展開に持ち込めたのは今日が初めて。残り300mまで僕を引き上げて、スプリントに参加させてくれたモホリッチに感謝したい。
マリアローザのサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)
今日はもっとイージーな1日だと想像していたけれど、もはやジロにイージーデイなんて無い。毎日が難しくなっていて、今日はとてもとても速いステージだった。誰もが逃げに乗りたがっていた。一旦逃げグループが形成されても、メンバーに納得しないチームが追いかけてフリダシに戻るの繰り返し。集団分裂が起きていたのは知っていたけれど、誰がとり残されたかまでは分かっていなかった。でも結局は集団一つのままフィニッシュしたね。明日からはトム・デュムランを始め、総合ライバルたちの動きに目を光らせて走るよ。一歩一歩ローマが近づいてきている。
総合2位のトム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)
今年のジロでは休める瞬間なんてほとんどないし、今日もそうだった。でも幸い状況は誰にも同じ。全くトラブルに見舞われず、安全にホテルにたどり着けたので良かったよ。
総合4位のクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)
最初から最後までアタックがかかり続けるジュニアカテゴリーのようなレースだった。一見平坦なステージでもこんな全力で突き進む展開になり得るのがジロ。(これからの山岳について)順位がこのままであったとしてもベストを尽くして走りたいと思っている。最終週でベストコンディションに上げていこうと思っていたし、今は実際に調子が良い。持てる力をフルに出し切った後、自分の総合成績がローマでどうなっているかを見ていきたいね。
逃げたルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)
明日から山岳ステージになってしまうので、その前にチャンスを掴みたかった。僕はスタートから最前線に陣取ってほとんどすべてのアタックをフォロー。でも集団スプリントに持ち込みたい2、3チームが絶対にリードを許してくれなかった。最終盤になってもステージ優勝のために粘り続けたけれど結果的に潰されてしまった。これが今年のジロ。逃げのチャンスなんて少しもありゃしない。
text:So.Isobe
ステージ4勝目を挙げたエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
今日はサバ(サバティーニ)が完璧な働きをしてくれた。ラスト200mまで僕を向かい風から守ってくれて、そこから僕が加速。ヴァンポッペルが対抗してきたけれど、勝敗を分けたのは素晴らしいチームメイトの有無だったと思う。本当に今日は嬉しいよ。
イモラでバッドデーを迎えて自信を失っていたものの、3週間のステージレースの後半でも勝てることを改めて証明することができた。チームメイトとの連携も抜群で、大きな目標であるマリアチクラミーノに向けてまた一歩近づいたよ。今日は登りを得意とするベネットが僕を置いていくかもしれないと思っていたのでスタート前は緊張していた。今回のジロでひとまずシーズン前半戦を終了するので、日曜日にもう一度チャンスを掴みたいと思う。
7回目のトップ3、ステージ2位のサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
まずは先週のハードなステージを終えたのに僕をリードしてくれたチームメイトたちに感謝を。今日は絶え間なく生まれる強力な逃げをずっとチェックしてくれたし、最終的に完璧なポジションまで僕をリードアウトしてくれた。勝利には届かなかったので残念だ。
ステージ3位のニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、バーレーン・メリダ)
とてもキツいステージで3位に入ることができたので満足。今日のような展開に持ち込めたのは今日が初めて。残り300mまで僕を引き上げて、スプリントに参加させてくれたモホリッチに感謝したい。
マリアローザのサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)
今日はもっとイージーな1日だと想像していたけれど、もはやジロにイージーデイなんて無い。毎日が難しくなっていて、今日はとてもとても速いステージだった。誰もが逃げに乗りたがっていた。一旦逃げグループが形成されても、メンバーに納得しないチームが追いかけてフリダシに戻るの繰り返し。集団分裂が起きていたのは知っていたけれど、誰がとり残されたかまでは分かっていなかった。でも結局は集団一つのままフィニッシュしたね。明日からはトム・デュムランを始め、総合ライバルたちの動きに目を光らせて走るよ。一歩一歩ローマが近づいてきている。
総合2位のトム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)
今年のジロでは休める瞬間なんてほとんどないし、今日もそうだった。でも幸い状況は誰にも同じ。全くトラブルに見舞われず、安全にホテルにたどり着けたので良かったよ。
総合4位のクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)
最初から最後までアタックがかかり続けるジュニアカテゴリーのようなレースだった。一見平坦なステージでもこんな全力で突き進む展開になり得るのがジロ。(これからの山岳について)順位がこのままであったとしてもベストを尽くして走りたいと思っている。最終週でベストコンディションに上げていこうと思っていたし、今は実際に調子が良い。持てる力をフルに出し切った後、自分の総合成績がローマでどうなっているかを見ていきたいね。
逃げたルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)
明日から山岳ステージになってしまうので、その前にチャンスを掴みたかった。僕はスタートから最前線に陣取ってほとんどすべてのアタックをフォロー。でも集団スプリントに持ち込みたい2、3チームが絶対にリードを許してくれなかった。最終盤になってもステージ優勝のために粘り続けたけれど結果的に潰されてしまった。これが今年のジロ。逃げのチャンスなんて少しもありゃしない。
text:So.Isobe
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