ダウンヒル全日本チャンピオンの末政実緒がUCIマウンテンバイクワールドカップ韓国大会へ参戦する。2000年代に世界で活躍したMTBレジェンドが怪我を乗り越え、再び世界に挑戦する。



末政実緒

2025年にダウンヒル全日本選手権エリート女子に優勝し、日本チャンピオンとなった末政実緒。

25年前の2001年にダウンヒル世界選手権ジュニアクラスに優勝、2004年ダウンヒル世界選手権ではエリートクラスで2位。ワールドカップでも最高位3位(2009年)の経験をもつレジェンドの末政。しかし3年前には怪我により腕神経叢麻痺を患い、一時は腕が動かせない状態に。しかしリハビリを続けながらレースに復帰。昨年ついに全日本選手権に優勝した。

そんな末政実緒が再び世界の舞台、UCIマウンンバイクワールドカップへ再挑戦する。以下は本人の決意のメッセージだ。

末政実緒

2026年5月1日〜3日、韓国で開催される「WHOOP UCI Mountain Bike World Series」に、ダウンヒル全日本チャンピオンとして参戦いたします。

■ 怪我を「プラス」に変えるための挑戦
3年前、トレーニング中の怪我により「肩関節脱臼を伴う腕神経叢麻痺」を負いました。
一度は指先まで全く動かず 、日常生活さえままならない時期もありました。必ず怪我前に戻ると決め、リハビリとトレーニングを積み重ねてきた私にとって、レースへの復帰は「自分自身を取り戻す」ための大切な課程でした。
そのひとつの節目として挑んだ昨年の全日本選手権で優勝し、再び全日本チャンピオンの座に就けたことは、回復への確かな手応えとなりました。

■ 20年ぶりのアジア開催、その舞台へ
10代、20代はダウンヒルで世界を転戦し、30代はクロスカントリーをメインに活動してきました。ダウンヒルの世界選手権に最後に出場したのは2016年。それから月日が流れ、現在は母となり、環境も立場も変わりました。
そんな中、20数年ぶりにアジアでワールドカップが開催されることを知りました。そして今、全日本チャンピオンとして再び出場資格を有するという巡り合わせ。
「もっと良い走りがしたい。以前と変わらない感覚に戻りたい。」という想いはもちろんですが、この怪我という経験を、単なるマイナスの出来事で終わらせたくありません。自分をより前へと向かわせるきっかけにし、経験をプラスに変えていきたい。
その想いが、再び世界最高峰の舞台を目指し、自分を更新していくための大きな原動力となりました。「今の自分」だからこそできる走りを追求し、10年ぶりとなるダウンヒルの世界舞台に挑みます。

■ 挑戦のテーマ「Ride with me/一緒に走ろう」
今回の挑戦には、「Ride with me / 一緒に走ろう」という想いを込めています。
一人ではなく、支えてくださる皆さんと共に、この挑戦のプロセスを走り抜きたい。
一緒に走りませんか?

【末政実緒(Mio Suemasa)プロフィール】
1983年4月1日生まれ。
8歳からバイクトライアルを始め、1996、1997年に世界選手権シリーズチャンピオン。
1998年よりMTBダウンヒルに転向し、2000年〜2016年まで全日本チャンピオンに。
2001年世界選手権ダウンヒルジュニアクラス優勝。
2004年世界選手権ダウンヒルエリートクラス2位
ワールドカップ最高位3位(2009年)
2013年よりクロスカントリー競技も始め、2015、 2016、 2022年には全日本クロスカントリー
全日本チャンピオン。
2025年、怪我後全日本選手権に出場しダウンヒル優勝、クロスカントリー3位
現在は競技のみならず 、競技で培った経験を活かし、安全に楽しく走るためのライディングスクールなども行っている。
• 公式SNS:
• Instagram: manmamio
• Facebook: https://www.facebook.com/mioproject
「Ride with me/一緒に走ろう」に込めた想いの詳細や、挑戦の過程についても
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