2017/11/18(土) - 08:59
フルクラムのフラッグシップカーボンホイール「SPEED」シリーズがマイナーチェンジを果たし新登場。ウェット時の制動性能を向上させる新たなブレーキトラックを採用するとともに、クリンチャーモデルは従来とは異なる編み方のカーボンを使用することでルックスも刷新されている。
高性能な製品ラインナップでプロ、アマチュア問わず多くのサイクリストに支持されるイタリアンホイールブランド、フルクラム。新城幸也を始めとするバーレーン・メリダの選手らや、国内で言えばキナンサイクリングチームも使用するカーボンホイールのフラッグシップモデル「SPEED」シリーズがマイナーチェンジを果たし登場している。
今回大きく改良されたのはブレーキトラックの部分。カーボンホイールというと一般的にウェットコンディション下で制動性能が著しく低下する問題があったが、今回新たにオール・コンディション・カーボン・コントロール(AC3)と呼ばれるテクノロジーを採用することで、ウェットでもドライとほぼ同様の制動性能を得られるようアップデートを施している。
このAC3はカーボンリムを製造する際に、ブレーキトラックにマイクロレーザーによる切れ込みを入れ、表面のレジンを取り除くとともにブレーキ面を粗く加工。それによりブレーキパッドが直接カーボンに接触し確実な制動を可能としている。またウェットコンディション下では、溝に沿ってブレーキ面から水分をはじき出すことで、制動力を向上させることに成功している。
ラボ試験の結果では、ドライの状態で前モデルより6%制動性能が向上しており、ウェットの状態では43%もの性能が向上したという。ウェットコンディションでもドライコンディションとほぼ同等の制動性能が得られる事が数値でも証明されており、より幅広いシーンで最高のパフォーマンスを発揮できるだろう。
クリンチャーモデルには従来のSPEED40Cに加え、55mmハイトのSPEED55Cも追加。リムのグラフィックや化粧カーボンに変更が加わることで装い新たに登場している。前モデルで特徴的だった真っ赤なロゴは今回グレーに変更され落ち着いたデザインに。表面には縦ツイルという新しい編み方のカーボンを採用することで、チューブラーモデルとは差別化されたルックスを獲得している。
チューブラーモデルの”T”とクリンチャーモデルの”C”ともに、リムハイトは55mmと40mmの2種類をラインアップし、いずれも24.2mm幅のワイドリムとなる。リムベッドにはスポークホールが一切ないデザインとなっており、剛性やメンテナンス性を向上させているのもポイントだろう。
ハブはモデルごとに差別化を図っており、チューブラーモデルはCULTベアリング、クリンチャーモデルはUSBベアリングを採用している。カップ&コーン式セラミックベアリングなためメンテナンスや調整もし易い設計だ。またリアホイールはフルクラム独自の「2:1スポークレシオ」組としているのは従来通りである。価格はSPEED 55T/SPEED 40Tが354,000円(税抜)、SPEED 55C/SPEED 40Cが336,000円(税抜)だ。
フルクラム SPEED 55T/SPEED 40T
リム形式:チューブラー
リム:フルカーボン/3Kカーボンフィニッシュ
ブレーキ面:3Kカーボン・AC3処理
リムハイト:55T/前後55mm、40T/前後40mm
リム幅:24.2mm
ハブ:カーボンボディ+アルミ製フランジ
ハブベアリング:CULT セラミック、カップ&コーン式
フリーボディ:HG11、カンパニョーロ
スポーク:フロント18本(ラジアル)/リア21本(2:1、左7本/右14本)
スポーク:ステンレス・スチール製、エアロ形状、ストレートプル仕様
ニップル:アルミ製
重 量:55T/1,280g、40T/1,213g
価 格:SPEED 40T 354,000円(税抜)
SPEED 55T 354,000円(税抜)
フルクラム SPEED 55C/SPEED 40C
リム形式:クリンチャー
リム:フルカーボン/3Kカーボンフィニッシュ
ブレーキ面:3Kカーボン・AC3処理
リムハイト:55T/前後55mm、40T/前後40mm
リム幅:24.2mm
ハブ:(F)カーボンボディ/(R)アルミボディ+アルミ製フランジ
ハブベアリング:CULT セラミック、カップ&コーン式
フリーボディ:HG11、カンパニョーロ
スポーク:フロント18本(ラジアル)/リア21本(2:1、左7本/右14本)
スポーク:ステンレス・スチール製、エアロ形状、ストレートプル仕様
ニップル:アルミ製
重 量:55C/1,470g、40C/1,420g
価 格:SPEED 40C 336,000円(税抜)
SPEED 55C 336,000円(税抜)
高性能な製品ラインナップでプロ、アマチュア問わず多くのサイクリストに支持されるイタリアンホイールブランド、フルクラム。新城幸也を始めとするバーレーン・メリダの選手らや、国内で言えばキナンサイクリングチームも使用するカーボンホイールのフラッグシップモデル「SPEED」シリーズがマイナーチェンジを果たし登場している。
今回大きく改良されたのはブレーキトラックの部分。カーボンホイールというと一般的にウェットコンディション下で制動性能が著しく低下する問題があったが、今回新たにオール・コンディション・カーボン・コントロール(AC3)と呼ばれるテクノロジーを採用することで、ウェットでもドライとほぼ同様の制動性能を得られるようアップデートを施している。
このAC3はカーボンリムを製造する際に、ブレーキトラックにマイクロレーザーによる切れ込みを入れ、表面のレジンを取り除くとともにブレーキ面を粗く加工。それによりブレーキパッドが直接カーボンに接触し確実な制動を可能としている。またウェットコンディション下では、溝に沿ってブレーキ面から水分をはじき出すことで、制動力を向上させることに成功している。
ラボ試験の結果では、ドライの状態で前モデルより6%制動性能が向上しており、ウェットの状態では43%もの性能が向上したという。ウェットコンディションでもドライコンディションとほぼ同等の制動性能が得られる事が数値でも証明されており、より幅広いシーンで最高のパフォーマンスを発揮できるだろう。
クリンチャーモデルには従来のSPEED40Cに加え、55mmハイトのSPEED55Cも追加。リムのグラフィックや化粧カーボンに変更が加わることで装い新たに登場している。前モデルで特徴的だった真っ赤なロゴは今回グレーに変更され落ち着いたデザインに。表面には縦ツイルという新しい編み方のカーボンを採用することで、チューブラーモデルとは差別化されたルックスを獲得している。
チューブラーモデルの”T”とクリンチャーモデルの”C”ともに、リムハイトは55mmと40mmの2種類をラインアップし、いずれも24.2mm幅のワイドリムとなる。リムベッドにはスポークホールが一切ないデザインとなっており、剛性やメンテナンス性を向上させているのもポイントだろう。
ハブはモデルごとに差別化を図っており、チューブラーモデルはCULTベアリング、クリンチャーモデルはUSBベアリングを採用している。カップ&コーン式セラミックベアリングなためメンテナンスや調整もし易い設計だ。またリアホイールはフルクラム独自の「2:1スポークレシオ」組としているのは従来通りである。価格はSPEED 55T/SPEED 40Tが354,000円(税抜)、SPEED 55C/SPEED 40Cが336,000円(税抜)だ。
フルクラム SPEED 55T/SPEED 40T
リム形式:チューブラー
リム:フルカーボン/3Kカーボンフィニッシュ
ブレーキ面:3Kカーボン・AC3処理
リムハイト:55T/前後55mm、40T/前後40mm
リム幅:24.2mm
ハブ:カーボンボディ+アルミ製フランジ
ハブベアリング:CULT セラミック、カップ&コーン式
フリーボディ:HG11、カンパニョーロ
スポーク:フロント18本(ラジアル)/リア21本(2:1、左7本/右14本)
スポーク:ステンレス・スチール製、エアロ形状、ストレートプル仕様
ニップル:アルミ製
重 量:55T/1,280g、40T/1,213g
価 格:SPEED 40T 354,000円(税抜)
SPEED 55T 354,000円(税抜)
フルクラム SPEED 55C/SPEED 40C
リム形式:クリンチャー
リム:フルカーボン/3Kカーボンフィニッシュ
ブレーキ面:3Kカーボン・AC3処理
リムハイト:55T/前後55mm、40T/前後40mm
リム幅:24.2mm
ハブ:(F)カーボンボディ/(R)アルミボディ+アルミ製フランジ
ハブベアリング:CULT セラミック、カップ&コーン式
フリーボディ:HG11、カンパニョーロ
スポーク:フロント18本(ラジアル)/リア21本(2:1、左7本/右14本)
スポーク:ステンレス・スチール製、エアロ形状、ストレートプル仕様
ニップル:アルミ製
重 量:55C/1,470g、40C/1,420g
価 格:SPEED 40C 336,000円(税抜)
SPEED 55C 336,000円(税抜)
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