2017/10/28(土) - 09:10
フォーカスがラインアップするエンデュランスレーシングロード「CAYO」がフルモデルチェンジを果たし「IZALCO RACE」の名で新登場。基本的なフレーム形状は前作と同じながら、新たにBB86を採用することで剛性強化を図っている。
「German Engineered」の信念のもと、高い技術力と生産品質による高性能バイクを多数ラインアップするドイツのブランド、フォーカス。ロードレース、MTB、シクロクロスと各ジャンルにおいてプロチームをサポートする生粋のレーシングブランドである。近年はE-バイクの開発にも力を入れ、同社が発表したE-ロードバイクは今年のユーロバイクアワードにも輝いている。
そんなフォーカスの2018年ロードバイクラインアップにおいて、カラフルでポップな「FREESTYLE」カラーの登場(詳しくはこちら)と並び、大きなアップデートとなったのが今回紹介するニューモデル「IZALCO RACE」の登場である。エンデュランスロードとしてラインアップしていた「CAYO」の後継機に当たるモデルで、同社ピュアレーシングバイク「IZALCO MAX」と同じ名を冠することで、よりレーシーなイメージを際立たせる狙いがある。
これにより、同社初のカーボンロードとして2006年にデビューし、モデルチェンジを重ねながらも10年以上に渡って展開し続けたCAYOのモデル名は、2018年モデルでついにラインアップから消えることとなった。ただ、IZALCO RACEの基本的なフレーム設計は従来のCAYOのまま。同バイクが持っていたコンフォートな乗り心地とレーシングな性能を両立する走りを、このIZALCO RACEも受け継いだ1台となっている。
プロ選手が悪路のレースにて使用することもあったというほどの高い振動吸収性は、しなりを効かせたチューブ形状が大きく寄与するところだろう。薄く扁平させたシートステーやオフセットさせたリアエンド、絞るように細められたトップチューブなどが快適な乗り心地を生み出している。
一方で大口径チューブを使用したダウンチューブや、BB付近でボリュームを増すチェーンステーはフレームの剛性を高め、ライダーのパワーを逃さず推進力に変えるレーシングな性能に一役買っている。またCAYOではPF30だったBB部分が今作はシェル幅の広いBB86へと変更されており、よりパワー伝達性を向上させるアップデートも加わっている。
CAYOでも特徴的だった横に張り出したアグレッシブなヘッド部の造形はフロント周りの剛性を稼ぎ出し、ダンシングのしやすさや安定したハンドリングをもたらす。フォークはワンピース製法によりコラムまでフルカーボンとされ、バイクの軽量化にも貢献している。ヘッドバッジのように付けられたケーブルルーティング用のプレートは交換することで、機械式/電動式にそれぞれ対応する。
販売は完成車にて行われ、シマノULTEGRAモデルがGREEN/BLACKとBLACK/RED/WHITEの2色、シマノ105モデルがRED/WHITEとBATTLE GRAY/FREESTYLEの2色でそれぞれ展開される。またアルミフレームモデルの「IZALCO RACE AL」もシマノ105組みにてラインアップ。価格はそれぞれ338,000円(税抜)、259,000円(税抜)、168,000円(税抜)となる。取り扱いはグローブライド。
フォーカス IZALCO RACE ULTEGRA
フレーム:IZALCO RACEカーボンSL
コンポーネント:シマノULTEGRA(52×36T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB DELUXE アルミ
ホイール:マヴィック AKSIUM ELITE
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BB86
カラー:GREEN/BLACK、BLACK/RED/WHITE
価 格:338,000円(税抜)
フォーカス IZALCO RACE 105
フレーム:IZALCO RACEカーボンSL
コンポーネント:シマノ105(50×34T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB BASIC アルミ
ホイール:シマノ WH-R010
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BB86
カラー:RED/WHITE、BATTLE GRAY/FREESTYLE
価 格:259,000円(税抜)
フォーカス IZALCO RACE AL 105
フレーム:IZALCO RACE 6061トリプルバテッドアルミ
コンポーネント:シマノ105(50×34T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB BASIC アルミ
ホイール:ALEX ALX-210
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BSA
カラー:BLACK/FREESTYLE
価 格:168,000円(税抜)
「German Engineered」の信念のもと、高い技術力と生産品質による高性能バイクを多数ラインアップするドイツのブランド、フォーカス。ロードレース、MTB、シクロクロスと各ジャンルにおいてプロチームをサポートする生粋のレーシングブランドである。近年はE-バイクの開発にも力を入れ、同社が発表したE-ロードバイクは今年のユーロバイクアワードにも輝いている。
そんなフォーカスの2018年ロードバイクラインアップにおいて、カラフルでポップな「FREESTYLE」カラーの登場(詳しくはこちら)と並び、大きなアップデートとなったのが今回紹介するニューモデル「IZALCO RACE」の登場である。エンデュランスロードとしてラインアップしていた「CAYO」の後継機に当たるモデルで、同社ピュアレーシングバイク「IZALCO MAX」と同じ名を冠することで、よりレーシーなイメージを際立たせる狙いがある。
これにより、同社初のカーボンロードとして2006年にデビューし、モデルチェンジを重ねながらも10年以上に渡って展開し続けたCAYOのモデル名は、2018年モデルでついにラインアップから消えることとなった。ただ、IZALCO RACEの基本的なフレーム設計は従来のCAYOのまま。同バイクが持っていたコンフォートな乗り心地とレーシングな性能を両立する走りを、このIZALCO RACEも受け継いだ1台となっている。
プロ選手が悪路のレースにて使用することもあったというほどの高い振動吸収性は、しなりを効かせたチューブ形状が大きく寄与するところだろう。薄く扁平させたシートステーやオフセットさせたリアエンド、絞るように細められたトップチューブなどが快適な乗り心地を生み出している。
一方で大口径チューブを使用したダウンチューブや、BB付近でボリュームを増すチェーンステーはフレームの剛性を高め、ライダーのパワーを逃さず推進力に変えるレーシングな性能に一役買っている。またCAYOではPF30だったBB部分が今作はシェル幅の広いBB86へと変更されており、よりパワー伝達性を向上させるアップデートも加わっている。
CAYOでも特徴的だった横に張り出したアグレッシブなヘッド部の造形はフロント周りの剛性を稼ぎ出し、ダンシングのしやすさや安定したハンドリングをもたらす。フォークはワンピース製法によりコラムまでフルカーボンとされ、バイクの軽量化にも貢献している。ヘッドバッジのように付けられたケーブルルーティング用のプレートは交換することで、機械式/電動式にそれぞれ対応する。
販売は完成車にて行われ、シマノULTEGRAモデルがGREEN/BLACKとBLACK/RED/WHITEの2色、シマノ105モデルがRED/WHITEとBATTLE GRAY/FREESTYLEの2色でそれぞれ展開される。またアルミフレームモデルの「IZALCO RACE AL」もシマノ105組みにてラインアップ。価格はそれぞれ338,000円(税抜)、259,000円(税抜)、168,000円(税抜)となる。取り扱いはグローブライド。
フォーカス IZALCO RACE ULTEGRA
フレーム:IZALCO RACEカーボンSL
コンポーネント:シマノULTEGRA(52×36T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB DELUXE アルミ
ホイール:マヴィック AKSIUM ELITE
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BB86
カラー:GREEN/BLACK、BLACK/RED/WHITE
価 格:338,000円(税抜)
フォーカス IZALCO RACE 105
フレーム:IZALCO RACEカーボンSL
コンポーネント:シマノ105(50×34T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB BASIC アルミ
ホイール:シマノ WH-R010
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BB86
カラー:RED/WHITE、BATTLE GRAY/FREESTYLE
価 格:259,000円(税抜)
フォーカス IZALCO RACE AL 105
フレーム:IZALCO RACE 6061トリプルバテッドアルミ
コンポーネント:シマノ105(50×34T)
ハンドル、ステム、シートピラー:BBB BASIC アルミ
ホイール:ALEX ALX-210
タイヤ:コンチネンタル ULTRA SPORT Ⅱ(700×25C)
BB規格:BSA
カラー:BLACK/FREESTYLE
価 格:168,000円(税抜)
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