2017/10/23(月) - 09:03
キャノンデールのカーボンCXバイク「SUPER X」が、シクロクロスでは主流となった1×11速のスラムAPEXコンポーネントを搭載し新たなカラーで登場。アメリカのシクロクロスチャンピオン、スティーブン・ハイドも駆るリアルレースバイクを紹介しよう。
キャノンデール SUPER X APEX1 (c)キャノンデール・ジャパン
キャノンデールがラインアップするカーボンシクロクロスバイク「SUPER X」が、2018年モデルでは新スペック、新カラーになり登場。フレームにアップデートはないものの、シクロクロスのレース現場では主流となった1×11コンポーネントを新たにアセンブルすることで、レースレディな1台に仕上がっている。
SUPER Xはアメリカのシクロクロスチャンピオン、スティーブン・ハイドも使用するレーシングCXフレーム。バリステックカーボン構造やSAVEリアトライアングルなど同社のロードバイクと共通のテクノロジーとともに、AiオフセットドライブトレインやOutFrontステアリングジオメトリーといった同社のMTBに採用されるテクノロジーをも取り入れた、キャノンデールのノウハウが詰まったバイクである。
ショートチェーンステーによりシクロクロスバイクに必要なトラクション性能と回頭性を向上させている (c)キャノンデール・ジャパン
ヘッドチューブにあるケーブルガイドは交換が可能となっており、様々なケーブルルーティングに対応する (c)キャノンデール・ジャパン
シクロクロスバイクとして重要なトラクション性能確保のため、MTBの技術であるAiオフセットドライブトレインを採用。ドライブトレイン全体を外側へ6mm移動させることによりリアホイールセンターを短く設計することが可能になり、レースに必要な反応性と回頭性を確保している。
またOutFrontステアリングジオメトリーは、ヘッドチューブを寝かすことで走行時の安定性を高めつつ、ステアリングを近づけることで機敏なハンドリングを獲得している。これも同社のMTBに採用されているテクノロジーの1つだ。
リアトライアングルにはSUPERSIX EVOなどキャノンデールのロードバイクに採用されるSPEED SAVEテクノロジーを採用。しなりを活かす扁平形状のチューブを使用することで細かな振動を吸収し、快適性やトラクション性能の向上に一役買っている。フレームは同社の誇るバリステックカーボン構造を用いているため非常に軽量に仕上がっているのが特徴。シクロクロスレースで頻出する担ぎのシーンでも、車重の軽さはライバルに対しアドバンテージとなるはずだ。
FDマウントは取り外しが可能なためフロントシングルでもスッキリしたルックスとなる (c)キャノンデール・ジャパン
前後スルーアクスルを採用しているためハードブレーキでも抜群の制動力を発揮 (c)キャノンデール・ジャパン
ディスクブレーキはフラットマウントかつリア142x12mm、フロント100x12mmの前後スルーアクスルを採用。ハードブレーキングでもハブシャフトが負けること無く高い制動力を発揮してくれるだろう。ディスクローターは前後160mmとなる。
コンポ―ネントはスラムの1×11システムであるAPEX1を採用。フロントチェーンリングが40Tとなっており、リアスプロケットは11T-32Tが装備される。FDマウントは取り外し可能となっているため、1xドライブトレインでの運用でもスタイリッシュなルックスに仕上がっている。各種パーツはキャノンデール製品で組まれるほか、サドルはファブリックのScoopが合わせられる。
SUPER Xを駆るアメリカのシクロクロスチャンピオン、スティーブン・ハイド (c)キャノンデール・ジャパン
カラーも刷新されており、フレームはネイビーカラーにスカイブルーのロゴを配したシンプルなデザイン。フロントフォークやシートステー、チェーンステーには青色系の複雑な迷彩パターンもあしらわれ、ハイセンスな配色となっている。価格は350,000円(税抜)で、取り扱いはキャノンデール・ジャパンだ。
キャノンデール SUPER X APEX1
フレーム:SuperX, BallisTec Carbon, SPEED SAVE, BB30-83 Ai, 142x12 thru-axle
フォーク:SuperX, BallisTec Carbon, 1-1/8" to 1.5" steerer, 100x12mm thru-axle, 55mm offset
タイヤ:Schwalbe X-ONE 33c Tires
クランク:Cannondale Si w/ X-Sync OPI SpideRing
ディレイラー:SRAM Apex 1 Long cage
ブレーキ:SRAM Apex hydro disc, 160/160mm
サドル:Fabric Scoop Shallow Elite
サイズ:46、51、54、56、58
カラー:Slate w/ Jet Black and Aqua - Gloss - SLA (10)
価 格:350,000円(税抜)
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キャノンデールがラインアップするカーボンシクロクロスバイク「SUPER X」が、2018年モデルでは新スペック、新カラーになり登場。フレームにアップデートはないものの、シクロクロスのレース現場では主流となった1×11コンポーネントを新たにアセンブルすることで、レースレディな1台に仕上がっている。
SUPER Xはアメリカのシクロクロスチャンピオン、スティーブン・ハイドも使用するレーシングCXフレーム。バリステックカーボン構造やSAVEリアトライアングルなど同社のロードバイクと共通のテクノロジーとともに、AiオフセットドライブトレインやOutFrontステアリングジオメトリーといった同社のMTBに採用されるテクノロジーをも取り入れた、キャノンデールのノウハウが詰まったバイクである。
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シクロクロスバイクとして重要なトラクション性能確保のため、MTBの技術であるAiオフセットドライブトレインを採用。ドライブトレイン全体を外側へ6mm移動させることによりリアホイールセンターを短く設計することが可能になり、レースに必要な反応性と回頭性を確保している。
またOutFrontステアリングジオメトリーは、ヘッドチューブを寝かすことで走行時の安定性を高めつつ、ステアリングを近づけることで機敏なハンドリングを獲得している。これも同社のMTBに採用されているテクノロジーの1つだ。
リアトライアングルにはSUPERSIX EVOなどキャノンデールのロードバイクに採用されるSPEED SAVEテクノロジーを採用。しなりを活かす扁平形状のチューブを使用することで細かな振動を吸収し、快適性やトラクション性能の向上に一役買っている。フレームは同社の誇るバリステックカーボン構造を用いているため非常に軽量に仕上がっているのが特徴。シクロクロスレースで頻出する担ぎのシーンでも、車重の軽さはライバルに対しアドバンテージとなるはずだ。
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ディスクブレーキはフラットマウントかつリア142x12mm、フロント100x12mmの前後スルーアクスルを採用。ハードブレーキングでもハブシャフトが負けること無く高い制動力を発揮してくれるだろう。ディスクローターは前後160mmとなる。
コンポ―ネントはスラムの1×11システムであるAPEX1を採用。フロントチェーンリングが40Tとなっており、リアスプロケットは11T-32Tが装備される。FDマウントは取り外し可能となっているため、1xドライブトレインでの運用でもスタイリッシュなルックスに仕上がっている。各種パーツはキャノンデール製品で組まれるほか、サドルはファブリックのScoopが合わせられる。
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カラーも刷新されており、フレームはネイビーカラーにスカイブルーのロゴを配したシンプルなデザイン。フロントフォークやシートステー、チェーンステーには青色系の複雑な迷彩パターンもあしらわれ、ハイセンスな配色となっている。価格は350,000円(税抜)で、取り扱いはキャノンデール・ジャパンだ。
キャノンデール SUPER X APEX1
フレーム:SuperX, BallisTec Carbon, SPEED SAVE, BB30-83 Ai, 142x12 thru-axle
フォーク:SuperX, BallisTec Carbon, 1-1/8" to 1.5" steerer, 100x12mm thru-axle, 55mm offset
タイヤ:Schwalbe X-ONE 33c Tires
クランク:Cannondale Si w/ X-Sync OPI SpideRing
ディレイラー:SRAM Apex 1 Long cage
ブレーキ:SRAM Apex hydro disc, 160/160mm
サドル:Fabric Scoop Shallow Elite
サイズ:46、51、54、56、58
カラー:Slate w/ Jet Black and Aqua - Gloss - SLA (10)
価 格:350,000円(税抜)
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