2017/09/29(金) - 09:02
快適性を追求したシマノシューズのパフォーマンスライン「RP」シリーズが2018年モデルで刷新。新たにBOAフィッティングシステムを投入したトップグレード「RP9」を始めとする各種新モデルを紹介しよう。
シマノ RP9:快適性とパワー伝達性を両立するトップモデル
シマノシューズのレース向けコンペティションモデル「RC」シリーズに対し、より快適性を重視したパフォーマンスモデルとして展開される「RP」シリーズ。硬すぎないソール剛性や高いフィット感を備えたロングライド向けのシューズラインアップである。そのRPシリーズが、2018年モデルでは一挙4モデルにアップデートを施し登場している。
RPシリーズのトップモデル「RP9」は今回新たにBOAフィッティングシステムを投入しフルモデルチェンジを果たした。従来はRCシリーズのみに使われていたこのシステムを、RPシリーズにも採用しより細かなフィット感の調整が可能となっている。それに伴い、ラチェットバックルをフィッティングに採用していた前作からはルックスも大きく変化している。
フィッティングに使われるのは、締める方向にも緩める方向にも回転可能なBOAのIP1ダイヤル。ライド中も素早い微調整が可能なため、より最適なフィット感で走ることができるだろう。ルーティングワイヤーをアッパーの内側に配したのも特徴で、タンとの間に内蔵されるため外から見た際にスタイリッシュなルックスも獲得している。つま先側はベルクロにてフィッティングを行う仕様だ。
アッパーにはしなやかなマイクロファイバーを用いた合成皮革を使うことで、足馴染みを良くし高いフィット感を生み出す。加えて、通気性を高めるため表面には随所にパンチング加工も。ヒールカップが外付けで配され、かかと部のホールド感を強化しペダリングの安定性を追求。アウトソールには軽量カーボンを採用し高いパワー伝達性も実現している。
重量は片側224g(サイズ42)と、モデルチェンジにより約50gも軽量化を達成。ノーマルとワイド2種類の幅が用意され、ハーフサイズを含めた36~48までの多様なサイズが揃う。カラーはブラックの1色。
シマノ RP9
アッパー素材:マイクロファイバーシンセティックレザー
ソール素材:カーボンファイバー
ソール幅:ノーマル、ワイド
ソール剛性:10
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~48、39~43(ハーフサイズあり)
重 量:224g(サイズ42)
カラー:ブラック
価 格:32,000円(税抜)
シマノ RP5:BOAシステムによる高いフィット感をリーズナブルな価格で
セカンドモデルとなる「RP5」も上位モデル同様、BOAフィッティングシステムを採用。優れたフィット感を実現しつつも、価格を2万円以下に抑えることでコストパフォーマンスを高めた戦略モデルとなっている。シマノシューズの中で、BOAダイヤルを採用した最もリーズナブルなモデルとしても注目度は高いだろう。
フィッティングには、衝撃に強く砂塵などが入りにくい耐久性の高さが特徴的なBOAのL6ダイヤルを採用。
締め込む際は1mm単位で調整でき、ライド中も細かく増し締めが可能な他、上に引き上げるだけでリリースされるタイプのダイヤルとなる。ルーティングワイヤーは「RP9」同様アッパーの内側を通るため、見た目もスタイリッシュにまとまっている。なおつま先部分はベルクロにてフィッティングを行う。
アッパーは継ぎ目がない一体型のシームレスワンピース構造とされ、包み込むようなフィット感で長時間のロングライドでも快適性が持続する履き心地となっている。またシューズ内の通気性を確保するためアッパーからインソール、アウトソールにかけてエアフローが最適化された設計が盛り込まれ、より快適性を追求している。
アウトソールは軽量かつパワー伝達性に優れたカーボンソールを採用。上位モデルと比較して剛性は抑えられており、加えてヒール部分のパッドも幅広のタイプとすることで歩行時の安定性を確保しており、自転車を降りた後も使いやすい工夫が施されている。重量は片側275g(サイズ42)。ブラックとホワイトの2色展開で、サイズは36~48までを用意。なおワイドサイズの設定は無い。
シマノ RP5
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:カーボンファイバー補強ナイロン
ソール形状:ノーマル
ソール剛性:8
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~48
重 量:275g(サイズ42)
カラー:ブラック、ホワイト
価 格:18,500円(税抜)
シマノ RP3:定番のバックルタイプに新カラー追加
シマノシューズの定番スタイルで愛用者も多い、バックルタイプのフィッティング方式を採用する「RP3」。馴染み深いフィット感でロングライドや街乗りなどのちょっとしたサイクリングにも活躍するオールラウンドモデルだ。17年モデルではブラックとホワイトの2色展開だったが、今回新たにブラックベースにシマノカラーのブルーを配した新色が登場。全3カラーにて販売されることとなった。
フィッティングシステムは一番上をラチェットバックルで、その下の2つをベルクロで止めるスタイル。ベルクロ部分はそれぞれが左右にオフセットすることで適切な締めつけ感を生み出している。ラチェット部分も細かいノッチで調整可能になっているため、好みのフィット感を実現できるだろう。
アッパーはシンセティックレザーをベースに各所にメッシュ部分を配置することで通気性を確保し、アウトソールにもつま先と中央部分に大きくベンチレーションホールが開けられる。上位モデルに比べアッパーのメッシュ部分が大きく取られるため、シューズ内の通気性は高く足の蒸れを抑えてくれるデザインとなっている。
アウトソールはグラスファイバーコンポジットソールを採用。カーボンソールとは違い硬すぎない剛性感でビギナーにもマッチするのはもちろんのこと、足に優しい踏み心地はロングライドにも最適だ。ロードクリート用の3つ穴に加えMTBクリート用の2つ穴も設けられており、より柔軟な使い方が可能な一足となる。ワイドサイズも設定され、36~50までの多様なサイズが揃う。
シマノ RP3
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:グラスファイバーコンポジットナイロン
ソール形状:ノーマル、ワイド
ソール剛性:6
サイズ:36~50
重 量:285g(サイズ42)
カラー:ブラック、ホワイト、ブラック/ブルー
価 格:15,000円(税抜)
シマノ RP1:初めてのビンディングシューズにぴったりのエントリーモデル
フィッティングシステムに2本のベルクロを用いたシンプルな機構で、リーズナブルな価格を実現するロードシューズのエントリーモデル「RP1」。ビンディングシューズの入門モデルとして、ロードサイクリングを本格的に始めたいビギナーに最適な一足だ。前作SH-R065がモデルチェンジした製品となり、今作ではアッパーの構造にアップデートが図られている。
タンとアッパーが一体化したシマノ独自のサラウンドラップのような構造だった前作だが、今回一般的な別体式の形状へ変更されているのが特徴だ。ベルクロ2本で構成されるフィットシステムは締め付けすぎず最適なフィット感をもたらすことで快適な履き心地を演出。太めの大きなストラップは固定力も不安はないだろう。アッパーにはしなやかなシンセティックレザーを使用することで高いフィット感を実現している。
アッパーに全体にパンチング加工を施し、つま先部分にはメッシュ素材を配置。アウトソールにもつま先と土踏まずの部分にベンチレーションホールを備え、シューズ内の通気性を高める算段だ。アウトソールは軽量なグラスファイバーコンポジットナイロンソールで硬すぎないしなやかな踏み心地となっている。
SPD-SLとSPDの双方に対応しておりMTBペダルでの運用も出来るなど、利便性が高いのもポイントだろう。ヒールカップ部にはリフレクターを配置しているため、夜間の被視認性も向上している。カラーは単色のブラック1色で、シンプルなデザインはどんなウェアともマッチするだろう。サイズは36から46までを揃える。
シマノ RP1
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:グラスファイバーコンポジットナイロン
ソール形状:ノーマル
ソール剛性:6
サイズ:36~46
重 量:255g(サイズ42)
カラー:ブラック
価 格:10,000円(税抜)
シマノ RP9:快適性とパワー伝達性を両立するトップモデル
シマノシューズのレース向けコンペティションモデル「RC」シリーズに対し、より快適性を重視したパフォーマンスモデルとして展開される「RP」シリーズ。硬すぎないソール剛性や高いフィット感を備えたロングライド向けのシューズラインアップである。そのRPシリーズが、2018年モデルでは一挙4モデルにアップデートを施し登場している。
RPシリーズのトップモデル「RP9」は今回新たにBOAフィッティングシステムを投入しフルモデルチェンジを果たした。従来はRCシリーズのみに使われていたこのシステムを、RPシリーズにも採用しより細かなフィット感の調整が可能となっている。それに伴い、ラチェットバックルをフィッティングに採用していた前作からはルックスも大きく変化している。
フィッティングに使われるのは、締める方向にも緩める方向にも回転可能なBOAのIP1ダイヤル。ライド中も素早い微調整が可能なため、より最適なフィット感で走ることができるだろう。ルーティングワイヤーをアッパーの内側に配したのも特徴で、タンとの間に内蔵されるため外から見た際にスタイリッシュなルックスも獲得している。つま先側はベルクロにてフィッティングを行う仕様だ。
アッパーにはしなやかなマイクロファイバーを用いた合成皮革を使うことで、足馴染みを良くし高いフィット感を生み出す。加えて、通気性を高めるため表面には随所にパンチング加工も。ヒールカップが外付けで配され、かかと部のホールド感を強化しペダリングの安定性を追求。アウトソールには軽量カーボンを採用し高いパワー伝達性も実現している。
重量は片側224g(サイズ42)と、モデルチェンジにより約50gも軽量化を達成。ノーマルとワイド2種類の幅が用意され、ハーフサイズを含めた36~48までの多様なサイズが揃う。カラーはブラックの1色。
シマノ RP9
アッパー素材:マイクロファイバーシンセティックレザー
ソール素材:カーボンファイバー
ソール幅:ノーマル、ワイド
ソール剛性:10
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~48、39~43(ハーフサイズあり)
重 量:224g(サイズ42)
カラー:ブラック
価 格:32,000円(税抜)
シマノ RP5:BOAシステムによる高いフィット感をリーズナブルな価格で
セカンドモデルとなる「RP5」も上位モデル同様、BOAフィッティングシステムを採用。優れたフィット感を実現しつつも、価格を2万円以下に抑えることでコストパフォーマンスを高めた戦略モデルとなっている。シマノシューズの中で、BOAダイヤルを採用した最もリーズナブルなモデルとしても注目度は高いだろう。
フィッティングには、衝撃に強く砂塵などが入りにくい耐久性の高さが特徴的なBOAのL6ダイヤルを採用。
締め込む際は1mm単位で調整でき、ライド中も細かく増し締めが可能な他、上に引き上げるだけでリリースされるタイプのダイヤルとなる。ルーティングワイヤーは「RP9」同様アッパーの内側を通るため、見た目もスタイリッシュにまとまっている。なおつま先部分はベルクロにてフィッティングを行う。
アッパーは継ぎ目がない一体型のシームレスワンピース構造とされ、包み込むようなフィット感で長時間のロングライドでも快適性が持続する履き心地となっている。またシューズ内の通気性を確保するためアッパーからインソール、アウトソールにかけてエアフローが最適化された設計が盛り込まれ、より快適性を追求している。
アウトソールは軽量かつパワー伝達性に優れたカーボンソールを採用。上位モデルと比較して剛性は抑えられており、加えてヒール部分のパッドも幅広のタイプとすることで歩行時の安定性を確保しており、自転車を降りた後も使いやすい工夫が施されている。重量は片側275g(サイズ42)。ブラックとホワイトの2色展開で、サイズは36~48までを用意。なおワイドサイズの設定は無い。
シマノ RP5
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:カーボンファイバー補強ナイロン
ソール形状:ノーマル
ソール剛性:8
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~48
重 量:275g(サイズ42)
カラー:ブラック、ホワイト
価 格:18,500円(税抜)
シマノ RP3:定番のバックルタイプに新カラー追加
シマノシューズの定番スタイルで愛用者も多い、バックルタイプのフィッティング方式を採用する「RP3」。馴染み深いフィット感でロングライドや街乗りなどのちょっとしたサイクリングにも活躍するオールラウンドモデルだ。17年モデルではブラックとホワイトの2色展開だったが、今回新たにブラックベースにシマノカラーのブルーを配した新色が登場。全3カラーにて販売されることとなった。
フィッティングシステムは一番上をラチェットバックルで、その下の2つをベルクロで止めるスタイル。ベルクロ部分はそれぞれが左右にオフセットすることで適切な締めつけ感を生み出している。ラチェット部分も細かいノッチで調整可能になっているため、好みのフィット感を実現できるだろう。
アッパーはシンセティックレザーをベースに各所にメッシュ部分を配置することで通気性を確保し、アウトソールにもつま先と中央部分に大きくベンチレーションホールが開けられる。上位モデルに比べアッパーのメッシュ部分が大きく取られるため、シューズ内の通気性は高く足の蒸れを抑えてくれるデザインとなっている。
アウトソールはグラスファイバーコンポジットソールを採用。カーボンソールとは違い硬すぎない剛性感でビギナーにもマッチするのはもちろんのこと、足に優しい踏み心地はロングライドにも最適だ。ロードクリート用の3つ穴に加えMTBクリート用の2つ穴も設けられており、より柔軟な使い方が可能な一足となる。ワイドサイズも設定され、36~50までの多様なサイズが揃う。
シマノ RP3
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:グラスファイバーコンポジットナイロン
ソール形状:ノーマル、ワイド
ソール剛性:6
サイズ:36~50
重 量:285g(サイズ42)
カラー:ブラック、ホワイト、ブラック/ブルー
価 格:15,000円(税抜)
シマノ RP1:初めてのビンディングシューズにぴったりのエントリーモデル
フィッティングシステムに2本のベルクロを用いたシンプルな機構で、リーズナブルな価格を実現するロードシューズのエントリーモデル「RP1」。ビンディングシューズの入門モデルとして、ロードサイクリングを本格的に始めたいビギナーに最適な一足だ。前作SH-R065がモデルチェンジした製品となり、今作ではアッパーの構造にアップデートが図られている。
タンとアッパーが一体化したシマノ独自のサラウンドラップのような構造だった前作だが、今回一般的な別体式の形状へ変更されているのが特徴だ。ベルクロ2本で構成されるフィットシステムは締め付けすぎず最適なフィット感をもたらすことで快適な履き心地を演出。太めの大きなストラップは固定力も不安はないだろう。アッパーにはしなやかなシンセティックレザーを使用することで高いフィット感を実現している。
アッパーに全体にパンチング加工を施し、つま先部分にはメッシュ素材を配置。アウトソールにもつま先と土踏まずの部分にベンチレーションホールを備え、シューズ内の通気性を高める算段だ。アウトソールは軽量なグラスファイバーコンポジットナイロンソールで硬すぎないしなやかな踏み心地となっている。
SPD-SLとSPDの双方に対応しておりMTBペダルでの運用も出来るなど、利便性が高いのもポイントだろう。ヒールカップ部にはリフレクターを配置しているため、夜間の被視認性も向上している。カラーは単色のブラック1色で、シンプルなデザインはどんなウェアともマッチするだろう。サイズは36から46までを揃える。
シマノ RP1
アッパー素材:シンセティックレザー
ソール素材:グラスファイバーコンポジットナイロン
ソール形状:ノーマル
ソール剛性:6
サイズ:36~46
重 量:255g(サイズ42)
カラー:ブラック
価 格:10,000円(税抜)
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