2017/08/26(土) - 01:00
近谷涼が率いる富山県が団抜きで初の全国大会優勝。前田佳代乃は500mTTで35秒985の好記録で大会新。地元福井県勢は女子チームスプリント優勝、1kmと500mで2位、団抜き3位など活躍し来年の福井国体へ向けての強化が順調だ。
今年の都道府県対抗大会は福井で、トラックは福井競輪場(400m)で8月24、25日に行われた。都道府県大会は国民体育大会の前年同場所で行われることが多く、プレ国体とも呼ばれている。来年国体が行われる地元の福井県そして今年国体の行われる愛媛県が健闘した。高温多湿で強い日差しの初日、豪雨となった2日目と大会のようすをダイジェストでお届けしよう。
少年男子1kmタイムトライアル
黒瀬浩太郎(広島・崇徳高)が成年のタイムを上回る1分06秒352で優勝。黒瀬は1カ月前のインターハイスプリントの覇者。だ
1位 黒瀬浩太郎(崇徳高)1分06秒352
2位 北川大成(千原台高)1分07秒844
3位 中山優(松任高)1分08秒441
4位 岡田亮太(八王子桑志高)1分09秒107
5位 橋谷成海(栄北高)1分09秒181
6位 松浦翼(祐誠高)1分09秒548
7位 佐藤竜太(岐南工高)1分09秒601
8位 遠藤拓巳(石田高)1分09秒644
成年男子1kmタイムトライアル
直前までドイツへ遠征していた新村穣(茨城、CS Slinger)が1分06秒878で優勝。2018年は茨城県での国体だ。地元福井県の碇優太は健闘して2位に。
1位 新村穣(CS Slinger)1分06秒878
2位 碇優太(福井県体協)1分07秒049
3位 金田聡士(鳥取県車連)1分07秒102
4位 南儀拓海(日本大)1分07秒437
5位 野上竜太(CSY焼肉和香)1分07秒803
6位 長野耕治(今治市消防本部)1分08秒501
7位 末岡正充(株式会社ノダ)1分08秒912
8位 下井竜(三重県)1分09秒617
女子500mタイムトライアル
日本記録保持者の前田佳代乃(京都府車連)が35秒985の大会新で優勝。屋外バンクとして好タイムだ。2位の柳原真緒(福井県車連)は36秒461の好タイムを出した。柳原は競輪学校在学中で競技歴はまだ1年半と浅い。来年の福井国体へ向けて大きな戦力になる。
1位 前田佳代乃(京都府車連)35秒985 大会新
2位 柳原真緒(福井県車連)36秒461
3位 増田夕華(岐阜第一高)38秒449
4位 飯田風音(川越工高)38秒518
5位 岩元杏奈(都城工高)38秒967
6位 杉浦菜留(岡崎城西高)39秒282
7位 内野艶和(祐誠高)39秒603
8位 和地恵美(神奈川県)39秒815
少年男子ケイリン
決勝で並びが最後尾だった松本秀之助(九州学院高)は、ペーサー離脱後に前へ上がり、先行する山元大夢(内灘高)をバックストレートでかわすとそのまま先頭を譲らずに優勝した。
1位 松本秀之助(九州学院高)
2位 太田龍希(川越工高)
3位 佐藤威吹(紫波総合高)
4位 朝倉智仁(取手一高)
5位 平松和真(甲府工高)
6位 山元大夢(内灘高)
7位 下山綾亮(日出総合高)
8位 落合悠斗(作新学院高)
成年男子ケイリン
4人で争われた決勝は、3番手から前へ上がった堀江省吾(信州大)が小林清仁(日本航空電子工業)をわずかに抑えて優勝した。
1位 堀江省吾(信州大)
2位 小林清仁(日本航空電子工業)
3位 和泉尚吾(愛媛県)
4位 酒井幸一(日本大)
男子スプリント
決勝は予選10秒734で1位の一丸尚伍(太陽の家/ブリヂストンアンカー)と同11秒003で2位の保田浩輔(倉吉西高)の戦いに。1本目は先行する保田を追い込み、2本目は先行した一丸が取り優勝。一丸は1kmや団抜きを得意とするがスプリントでも才能を見せた。
1位 一丸尚伍(太陽の家/ブリヂストンアンカー)
2位 保田浩輔(倉吉西高)
3位 晝田宗一郎(岡山工高)
4位 山田雄大(川越工高)
5位 柴崎俊祐(松山工高・教)
6位 伊藤旭(九州学院高)
7位 高橋慶多(紫波総合高)
8位 川上隆義(作新学院高)
少年男子ポイントレース
大きな逃げはできずポイントは僅差の戦いに。フィニッシュの倍点を前にリーダーはおもに逃げで取った13点の兒島直樹(祐誠高)。最終周回で前方に位置した兒島をマークした松崎広太(取手一高)が鋭く抜け出し10点を追加し18点で優勝した。
1位 松崎広太(取手一高)18点
2位 兒島直樹(祐誠高)13点
3位 馬越裕之(榛生昇陽高)12点
4位 小笠原匠海(八王子桑志高)10点
5位 依田翔大(甲府工高)9点
6位 棚瀬義大(岐南工高)8点
7位 青島敬佑(静岡北高)5点
8位 佐々木俊哉(紫波総合高)5点
女子ポイントレース
序盤から中原恭恵(広島県)が着実に加点しリーダーに。終盤に太郎田水桜(東京成徳大高)と成海綾香(南大隅高)が逃げ続けフィニッシュも1着2着を取る。中原は落ち着いて集団の頭を獲り3着4点を加点し1点差で優勝した。
1位 中原恭恵(広島県)20点
2位 太郎田水桜(東京成徳大高)19点
3位 成海綾香(南大隅高)14点
4位 中川由理(川越工高)13点
5位 川嶋百香(日本競輪学校)11点
6位 新井美菜(川越工高)4点
7位 中冨尚子(千原台高)3点
8位 小口加奈絵(作新学院高)3点
男子4kmチームパーシュート
豪雨の中で行われた決勝で機関車近谷涼(三和シャッター工業/ブリヂストンアンカー)率いる富山県が予選タイムをさらに縮める4分19秒294で優勝。富山県としては同種目全国大会では初の優勝だ。年齢は違うが4人全員が同じ高校と大学の出身(在学)であり息の合ったところを見せた。
1位 富山県(近谷、大浦、南儀、林)4分19秒294
2位 岐阜県(佐藤、棚瀬、奥田、中村)4分22秒698(予選時)
3位 福井県(碇、廣瀬、枠元、齋藤)4分23秒218(予選時)
4位 茨城県(新村、小畑、朝倉、松崎)4分26秒644(予選時)
5位 鳥取県(金田、青木、保田、中原)4分28秒154
6位 京都府(谷内、四宮、小池、松山)4分30秒327
7位 宮崎県(前畠、石川、枝村、岩永)4分33秒026
8位 東京都(渡邉、片桐、小笠原、林)4分33秒947
男子チームスプリント
予選でトップタイムをマークした愛媛県が決勝でも安定した強さを見せ優勝した。10月の愛媛国体での活躍が期待される。
1位 愛媛県(長野、柴崎、和泉)1分17秒385(予選時)
2位 大分県(一丸、下山、荒巻)1分18秒078(予選時)
3位 岡山県(晝田、服部、野上)1分18秒329(予選時)
4位 広島県(黒瀬、川元、町田)1分19秒232(予選時)
5位 熊本県(北川、松本、伊藤)1分19秒418
6位 福岡県(後藤、上野、松浦)1分19秒951
7位 山梨県(依田、名取、平松)1分20秒054
8位 長野県(堀江、園原、中村)1分20秒132
女子チームスプリント
予選は1走柳原、2走中村で2位だったが、決勝では入れ替えて走り大きくタイムを更新して優勝した。中村と500mTTで2位の柳原とのコンビで福井国体での優勝を狙う。
1位 福井県(柳原、中村)58秒552
2位 福岡県(森、内野)59秒310(予選時)
3位 埼玉県(飯田、高橋)59秒690(予選時)
4位 宮崎県(岩元、松井)1分00秒216(予選時)
5位 熊本県(中冨、中村)1分00秒934
6位 愛知県(杉浦、高橋)1分02秒063
7位 岐阜県(増田、平尾)1分02秒101
8位 香川県(勝田、谷江)1分02秒823
photo&text:高木秀彰
今年の都道府県対抗大会は福井で、トラックは福井競輪場(400m)で8月24、25日に行われた。都道府県大会は国民体育大会の前年同場所で行われることが多く、プレ国体とも呼ばれている。来年国体が行われる地元の福井県そして今年国体の行われる愛媛県が健闘した。高温多湿で強い日差しの初日、豪雨となった2日目と大会のようすをダイジェストでお届けしよう。
少年男子1kmタイムトライアル
黒瀬浩太郎(広島・崇徳高)が成年のタイムを上回る1分06秒352で優勝。黒瀬は1カ月前のインターハイスプリントの覇者。だ
1位 黒瀬浩太郎(崇徳高)1分06秒352
2位 北川大成(千原台高)1分07秒844
3位 中山優(松任高)1分08秒441
4位 岡田亮太(八王子桑志高)1分09秒107
5位 橋谷成海(栄北高)1分09秒181
6位 松浦翼(祐誠高)1分09秒548
7位 佐藤竜太(岐南工高)1分09秒601
8位 遠藤拓巳(石田高)1分09秒644
成年男子1kmタイムトライアル
直前までドイツへ遠征していた新村穣(茨城、CS Slinger)が1分06秒878で優勝。2018年は茨城県での国体だ。地元福井県の碇優太は健闘して2位に。
1位 新村穣(CS Slinger)1分06秒878
2位 碇優太(福井県体協)1分07秒049
3位 金田聡士(鳥取県車連)1分07秒102
4位 南儀拓海(日本大)1分07秒437
5位 野上竜太(CSY焼肉和香)1分07秒803
6位 長野耕治(今治市消防本部)1分08秒501
7位 末岡正充(株式会社ノダ)1分08秒912
8位 下井竜(三重県)1分09秒617
女子500mタイムトライアル
日本記録保持者の前田佳代乃(京都府車連)が35秒985の大会新で優勝。屋外バンクとして好タイムだ。2位の柳原真緒(福井県車連)は36秒461の好タイムを出した。柳原は競輪学校在学中で競技歴はまだ1年半と浅い。来年の福井国体へ向けて大きな戦力になる。
1位 前田佳代乃(京都府車連)35秒985 大会新
2位 柳原真緒(福井県車連)36秒461
3位 増田夕華(岐阜第一高)38秒449
4位 飯田風音(川越工高)38秒518
5位 岩元杏奈(都城工高)38秒967
6位 杉浦菜留(岡崎城西高)39秒282
7位 内野艶和(祐誠高)39秒603
8位 和地恵美(神奈川県)39秒815
少年男子ケイリン
決勝で並びが最後尾だった松本秀之助(九州学院高)は、ペーサー離脱後に前へ上がり、先行する山元大夢(内灘高)をバックストレートでかわすとそのまま先頭を譲らずに優勝した。
1位 松本秀之助(九州学院高)
2位 太田龍希(川越工高)
3位 佐藤威吹(紫波総合高)
4位 朝倉智仁(取手一高)
5位 平松和真(甲府工高)
6位 山元大夢(内灘高)
7位 下山綾亮(日出総合高)
8位 落合悠斗(作新学院高)
成年男子ケイリン
4人で争われた決勝は、3番手から前へ上がった堀江省吾(信州大)が小林清仁(日本航空電子工業)をわずかに抑えて優勝した。
1位 堀江省吾(信州大)
2位 小林清仁(日本航空電子工業)
3位 和泉尚吾(愛媛県)
4位 酒井幸一(日本大)
男子スプリント
決勝は予選10秒734で1位の一丸尚伍(太陽の家/ブリヂストンアンカー)と同11秒003で2位の保田浩輔(倉吉西高)の戦いに。1本目は先行する保田を追い込み、2本目は先行した一丸が取り優勝。一丸は1kmや団抜きを得意とするがスプリントでも才能を見せた。
1位 一丸尚伍(太陽の家/ブリヂストンアンカー)
2位 保田浩輔(倉吉西高)
3位 晝田宗一郎(岡山工高)
4位 山田雄大(川越工高)
5位 柴崎俊祐(松山工高・教)
6位 伊藤旭(九州学院高)
7位 高橋慶多(紫波総合高)
8位 川上隆義(作新学院高)
少年男子ポイントレース
大きな逃げはできずポイントは僅差の戦いに。フィニッシュの倍点を前にリーダーはおもに逃げで取った13点の兒島直樹(祐誠高)。最終周回で前方に位置した兒島をマークした松崎広太(取手一高)が鋭く抜け出し10点を追加し18点で優勝した。
1位 松崎広太(取手一高)18点
2位 兒島直樹(祐誠高)13点
3位 馬越裕之(榛生昇陽高)12点
4位 小笠原匠海(八王子桑志高)10点
5位 依田翔大(甲府工高)9点
6位 棚瀬義大(岐南工高)8点
7位 青島敬佑(静岡北高)5点
8位 佐々木俊哉(紫波総合高)5点
女子ポイントレース
序盤から中原恭恵(広島県)が着実に加点しリーダーに。終盤に太郎田水桜(東京成徳大高)と成海綾香(南大隅高)が逃げ続けフィニッシュも1着2着を取る。中原は落ち着いて集団の頭を獲り3着4点を加点し1点差で優勝した。
1位 中原恭恵(広島県)20点
2位 太郎田水桜(東京成徳大高)19点
3位 成海綾香(南大隅高)14点
4位 中川由理(川越工高)13点
5位 川嶋百香(日本競輪学校)11点
6位 新井美菜(川越工高)4点
7位 中冨尚子(千原台高)3点
8位 小口加奈絵(作新学院高)3点
男子4kmチームパーシュート
豪雨の中で行われた決勝で機関車近谷涼(三和シャッター工業/ブリヂストンアンカー)率いる富山県が予選タイムをさらに縮める4分19秒294で優勝。富山県としては同種目全国大会では初の優勝だ。年齢は違うが4人全員が同じ高校と大学の出身(在学)であり息の合ったところを見せた。
1位 富山県(近谷、大浦、南儀、林)4分19秒294
2位 岐阜県(佐藤、棚瀬、奥田、中村)4分22秒698(予選時)
3位 福井県(碇、廣瀬、枠元、齋藤)4分23秒218(予選時)
4位 茨城県(新村、小畑、朝倉、松崎)4分26秒644(予選時)
5位 鳥取県(金田、青木、保田、中原)4分28秒154
6位 京都府(谷内、四宮、小池、松山)4分30秒327
7位 宮崎県(前畠、石川、枝村、岩永)4分33秒026
8位 東京都(渡邉、片桐、小笠原、林)4分33秒947
男子チームスプリント
予選でトップタイムをマークした愛媛県が決勝でも安定した強さを見せ優勝した。10月の愛媛国体での活躍が期待される。
1位 愛媛県(長野、柴崎、和泉)1分17秒385(予選時)
2位 大分県(一丸、下山、荒巻)1分18秒078(予選時)
3位 岡山県(晝田、服部、野上)1分18秒329(予選時)
4位 広島県(黒瀬、川元、町田)1分19秒232(予選時)
5位 熊本県(北川、松本、伊藤)1分19秒418
6位 福岡県(後藤、上野、松浦)1分19秒951
7位 山梨県(依田、名取、平松)1分20秒054
8位 長野県(堀江、園原、中村)1分20秒132
女子チームスプリント
予選は1走柳原、2走中村で2位だったが、決勝では入れ替えて走り大きくタイムを更新して優勝した。中村と500mTTで2位の柳原とのコンビで福井国体での優勝を狙う。
1位 福井県(柳原、中村)58秒552
2位 福岡県(森、内野)59秒310(予選時)
3位 埼玉県(飯田、高橋)59秒690(予選時)
4位 宮崎県(岩元、松井)1分00秒216(予選時)
5位 熊本県(中冨、中村)1分00秒934
6位 愛知県(杉浦、高橋)1分02秒063
7位 岐阜県(増田、平尾)1分02秒101
8位 香川県(勝田、谷江)1分02秒823
photo&text:高木秀彰
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