2017/08/23(水) - 09:28
今大会1回目の本格的な集団スプリントが繰り広げられたブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ。全グランツール区間優勝を果たしたマッテオ・トレンティンやマイヨロホを守ったクリストファー・フルーム、胃腸トラブルに苦しむアルベルト・コンタドールとラファル・マイカらのコメントを紹介します。
ステージ優勝を飾ったマッテオ・トレンティン(イタリア、クイックステップフロアーズ)
シーズン後半に向けて勢いをつけるためにも今日は勝ちたかった。ツール・ド・フランスを落車リタイアしてからというもの、このブエルタに目標をスイッチしてトレーニングに打ち込んだんだ。一昨日はスマートな作戦でイヴ・ランパールトを勝利に導き、今日は自分の出番だった。終盤はクイックステップフロアーズのメンバーが集団を支配してくれた。
ステージ優勝を目標に掲げて出場したこのブエルタで早めにその目標を達成できて良かったよ。チームメイトたちは常に100%の力で走っている。ここまで素晴らしい結果を残しているので、残りのステージでも引き続きファンタスティックな瞬間を分かち合えるような勝利を飾りたい。
来年はチームが変わるけど、グランツールでのステージ優勝は全てクイックステップフロアーズで果たしたもの。彼らと果たしたこれらの成績を本当に誇りに思う。
ステージ2位のフアンホセ・ロバト(スペイン、ロットNLユンボ)
スプリントにおいて重要なのは位置取り。ステージ2位という成績は残念だけど、同時に自分の調子には満足している。最終コーナーを抜けた時点でマッテオ・トレンティンと同じ位置にいた。先に彼にスプリントをさせて追撃すべきだった。まだチャンスは残されているので、再び勝負して今度は勝ちたい。このブエルタに向けてアンドラで高地トレーニングを行ってきたし、自信は揺るぎない。トレーニングの成果を早く出したいと思う。
安全にマイヨロホ初日を走りきったクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)
トリッキーなフィナーレだったので集団中切れでタイムを失うことを心配していた。タイムを失わないために、力を使ってでも集団の良いポジションで走ることが懸命だった。チームメイトのおかげでずっと集団前方をキープすることができたよ。振り返ると良い1日だったと思う。6年ぶりのレッドジャージ着用は素晴らしい気分で、とても誇らしかった。明日は明日の戦いが待っている。
総合3位のニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)
今日はステージをトラブルなく終えることが目標だった。まだ開幕してから数日しか経ってないけど、少しでもリカバリーすることが重要。1日を通してずっとチームメイトたちがティージェイ・ヴァンガーデレンと自分を守ってくれたし、トラブルなくテクニカルなフィニッシュを乗り切ることができた。明日は厳しいフィニッシュが待っている。再びティージェイと自分が総合ライバルたちと立ち向かうことになる。
ヤングライダー賞トップのアダム・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)
総合で良いポジションにつけているので、ここまでのレースには満足している。自分の調子は良いし、エステバン・チャベスも総合で10秒遅れの好位置。自分たちの誰かが総合表彰台に登れればこのブエルタは成功だと言える。まだまだマドリードまで先は長い。多くのカードを持っていることは他のチームに対して大きなアドバンテージになるよ。
敢闘賞を獲得したディエゴ・ルビオ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA)
ベストを尽くしたし、あれ以上逃げ続けることはできなかった。向かい風が吹く中を逃げ続けるのはとてもハードだったけど、2人で最大限メイン集団を苦しめることができたと思う。希望を失わずに戦い続けたけど、逃げは残り8km地点で終わってしまった。
トレンティンのために働いたボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)
コースプロフィールでは平坦に見えたけど実際には起伏があったし、常に向かい風が吹くハードなステージだった。クイックステップフロアーズは作戦に沿ってスプリントへ。ニキ・テルプストラと自分がまず先頭に立ってペースアップした。テクニカルコーナーを含むフィニッシュではマッテオ・トレンティンが強さを発揮できると思っていたよ。チームの信頼を得ている彼が完璧にミッションを完遂した。僕個人の調子は悪くないけど、昨日は暑さに苦しんでしまった。最初から総合成績は狙っていないのでタイムロスは気にしていない。
安全に走りきったアルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)
昨日は明らかに調子がおかしかった。胃腸のトラブルだったようで、ずっと気分が悪かった。もちろん望んでいた成績ではないけど、前を見て進んでいかないといけない。完全にリカバリーすることに集中し、残りのステージで何ができるのか見極めたい。
今日はトランジションデー(移動日)だったけど最後は危険なコーナーが連続するナーバスなものだった。幸い昨日よりもずっと調子が良くて、チームメイトの助けもあったので良いポジションをキープ。力を出し尽くすようなステージじゃなくて助かった。開幕時に感じていた良いフィーリングが早く戻ってくることを願っている。
この日もタイムを失ったラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)
昨日から胃腸トラブルに悩まされていて、今日はレース中に何も食べることができなかった。脚に全く力が入らず、ただただ苦痛の走りを強いられた。早く回復しないといけない。まずは明日のタフなステージを生き延びて、身体の回復を待ちながら様子を見たい。とにかく自分の総合争いは終わった。でもブエルタはまだ終わっていない。
ステージ優勝を飾ったマッテオ・トレンティン(イタリア、クイックステップフロアーズ)
シーズン後半に向けて勢いをつけるためにも今日は勝ちたかった。ツール・ド・フランスを落車リタイアしてからというもの、このブエルタに目標をスイッチしてトレーニングに打ち込んだんだ。一昨日はスマートな作戦でイヴ・ランパールトを勝利に導き、今日は自分の出番だった。終盤はクイックステップフロアーズのメンバーが集団を支配してくれた。
ステージ優勝を目標に掲げて出場したこのブエルタで早めにその目標を達成できて良かったよ。チームメイトたちは常に100%の力で走っている。ここまで素晴らしい結果を残しているので、残りのステージでも引き続きファンタスティックな瞬間を分かち合えるような勝利を飾りたい。
来年はチームが変わるけど、グランツールでのステージ優勝は全てクイックステップフロアーズで果たしたもの。彼らと果たしたこれらの成績を本当に誇りに思う。
ステージ2位のフアンホセ・ロバト(スペイン、ロットNLユンボ)
スプリントにおいて重要なのは位置取り。ステージ2位という成績は残念だけど、同時に自分の調子には満足している。最終コーナーを抜けた時点でマッテオ・トレンティンと同じ位置にいた。先に彼にスプリントをさせて追撃すべきだった。まだチャンスは残されているので、再び勝負して今度は勝ちたい。このブエルタに向けてアンドラで高地トレーニングを行ってきたし、自信は揺るぎない。トレーニングの成果を早く出したいと思う。
安全にマイヨロホ初日を走りきったクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)
トリッキーなフィナーレだったので集団中切れでタイムを失うことを心配していた。タイムを失わないために、力を使ってでも集団の良いポジションで走ることが懸命だった。チームメイトのおかげでずっと集団前方をキープすることができたよ。振り返ると良い1日だったと思う。6年ぶりのレッドジャージ着用は素晴らしい気分で、とても誇らしかった。明日は明日の戦いが待っている。
総合3位のニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)
今日はステージをトラブルなく終えることが目標だった。まだ開幕してから数日しか経ってないけど、少しでもリカバリーすることが重要。1日を通してずっとチームメイトたちがティージェイ・ヴァンガーデレンと自分を守ってくれたし、トラブルなくテクニカルなフィニッシュを乗り切ることができた。明日は厳しいフィニッシュが待っている。再びティージェイと自分が総合ライバルたちと立ち向かうことになる。
ヤングライダー賞トップのアダム・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)
総合で良いポジションにつけているので、ここまでのレースには満足している。自分の調子は良いし、エステバン・チャベスも総合で10秒遅れの好位置。自分たちの誰かが総合表彰台に登れればこのブエルタは成功だと言える。まだまだマドリードまで先は長い。多くのカードを持っていることは他のチームに対して大きなアドバンテージになるよ。
敢闘賞を獲得したディエゴ・ルビオ(スペイン、カハルーラル・セグロスRGA)
ベストを尽くしたし、あれ以上逃げ続けることはできなかった。向かい風が吹く中を逃げ続けるのはとてもハードだったけど、2人で最大限メイン集団を苦しめることができたと思う。希望を失わずに戦い続けたけど、逃げは残り8km地点で終わってしまった。
トレンティンのために働いたボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ)
コースプロフィールでは平坦に見えたけど実際には起伏があったし、常に向かい風が吹くハードなステージだった。クイックステップフロアーズは作戦に沿ってスプリントへ。ニキ・テルプストラと自分がまず先頭に立ってペースアップした。テクニカルコーナーを含むフィニッシュではマッテオ・トレンティンが強さを発揮できると思っていたよ。チームの信頼を得ている彼が完璧にミッションを完遂した。僕個人の調子は悪くないけど、昨日は暑さに苦しんでしまった。最初から総合成績は狙っていないのでタイムロスは気にしていない。
安全に走りきったアルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)
昨日は明らかに調子がおかしかった。胃腸のトラブルだったようで、ずっと気分が悪かった。もちろん望んでいた成績ではないけど、前を見て進んでいかないといけない。完全にリカバリーすることに集中し、残りのステージで何ができるのか見極めたい。
今日はトランジションデー(移動日)だったけど最後は危険なコーナーが連続するナーバスなものだった。幸い昨日よりもずっと調子が良くて、チームメイトの助けもあったので良いポジションをキープ。力を出し尽くすようなステージじゃなくて助かった。開幕時に感じていた良いフィーリングが早く戻ってくることを願っている。
この日もタイムを失ったラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)
昨日から胃腸トラブルに悩まされていて、今日はレース中に何も食べることができなかった。脚に全く力が入らず、ただただ苦痛の走りを強いられた。早く回復しないといけない。まずは明日のタフなステージを生き延びて、身体の回復を待ちながら様子を見たい。とにかく自分の総合争いは終わった。でもブエルタはまだ終わっていない。
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